「あー忘れてた、この人変態なんだった、変態MVPなんだった。」
と思わざるを得ない圧巻のパフォーマンス。
本日のペリカンズ戦でウォリアーズのステファンカリーが己自身、コービー、そしてドニエルマーシャルが持つ一試合で12本の3ポイント記録を更新、何と13本の3ポイントを成功させチームを116-106の勝利に導きました。
– 本日のカリー –
13本というだけでも驚きですが、何より凄まじいのは先日のレイカーズ戦で0/10、3ポイント連続成功試合も途切れてしまうという大スランプを経験した次戦で自身最高と言える3ポイントパフォーマンス(13/17、76%という高確率)を見せた事。
その修正能力、負けん気の強さ、カリスマ性、これぞMVP。
今日の試合でもオフェンスをセットせず早打ちするシーンはあり、マークマンを目の前にクイックで打ったりと、シュートセレクション自体は物凄く良かったとは言い難い内容ではありましたが、もはやゾーンに入ったらお構いまし、前回の試合の影響で縮こまるのではなくむしろ果敢に3を狙って行った姿勢がカリーの凄さを再認識させてくれました。
そして何より成功本数もさることながら4Qの勝負所で一気に突き放す3本の3を決めたというのは大きいでしょう、ペリカンズの追い上げムードを断ち切って勝負を決めたのは正に大エースの姿そのものでした。
カリーは今日の試合で46得点をあげ一試合の平均得点は現在26.4、得点ランキング6位であるチームメイトのデュラントに次ぐ7位、更に得点ランキングTOP10の選手の中で3ポイント%は流石の45.1とトップの確率を誇っています。
KDの加入でスタッツが分散される影響もあり3季連続のMVPを推す声はあまり多くはないですが、シーズンはまだ始まったばかり。これからどんな驚愕パフォーマンスを見せてくれるのか、再びMVPレースに名乗りを上げるか、非常に見物です、昨季優勝を逃したとはいえやはり今のNBAで最もスター性に溢れ注目を集めているのは彼だと思いますので。
ちなみに既に2敗を喫しており開幕24連勝を飾った昨季に比べると苦戦を強いられている感のあるウォリアーズですが、BIG4要するオフェンスはやはり強力で現在キャブズを抑えチーム平均得点が112.9で堂々の一位となっています。
シーズンが経過し徐々に完成に近づいていくであろう変態スコアラーカリー率いる新生ウォリアーズ、その真の怖さを私たちはまだ知らないのかも、しれません…
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