新型コロナウイルスのパンデミックによりシーズンが中断しているNBA、現在各選手不要な外出を控えるように指示を受けているのもあり自宅からSNSを使っての活動が盛り上がっている。
そんな中、ドウェイン・ウェイドと彼の妻ガブリエル・ユニオン、そしてウェイドの親友であるカーメロ・アンソニーがインスタグラム上でライブ配信を行ったが、そのライブ中に話されたある出来事が話題を呼んでいる。
二人はこれまでのキャリアを振り返り様々な話題について触れ、その中で彼らの共通の親友であるレブロン・ジェームズとの間に友情が深まる貴重な体験があった事を明かした。
それは2015年にバハマで休暇を楽しんでいた時に起こった。(かの有名なバナナボートの写真が撮られたのもこの休暇中だ)
カーメロはその旅行にも同行していたウェイドの妻、ガブリエルにその話題を語るよう勧められたが、「思い出しただけで今でも汗が噴き出す」と返答。そして語り出した。
カーメロ「俺たちはバハマでボートから海に飛び出した。そして洞穴まで皆で泳いで行き、中を覗いてから出て来たんだ。その後皆ボートに戻っていった。あれは俺が悪かったんだ。俺は最後まで残りバラクーダ(魚)を見ながら泳いだり楽しんでいた。そして顔を上げると、いつの間にか俺はボートとは反対方向に流されていた。」
ウェイド「俺達はお前の姿が見えなかったからな。」
カーメロ「だろうな。風も強かったし、あらゆる事が頭をよぎったんだ。正直そうだった。
そして俺がボートを見上げていたら、レブロンがまるでマクガイバー(テレビドラマの主人公)のようにボートからジャンプするのが見えた。海に飛び込んだんだ。そして彼は俺を片腕一本で連れ戻してくれた。もう片方の腕だけで泳いだんだ。俺を片腕一本で運んだ。」
ウェイド「マジで、これは俺も今まで話して来ていたんだけど、レブロンはコート上であらゆるスゴい事をやって見せるけど、オフコートではカーメロの命を救っていたんだぜってね。」
カーメロ「彼が命を救ってくれた。レブロン本当にありがとう、君があの時俺を救ってくれたんだ。」
親友の危機を感じすぐさま救出に向かう心、そしてその救出を可能にした肉体、コート上、コート外に関わらず、レブロン・ジェームズがスーパーヒーローである事に疑いの余地はない。
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レブロンはその時に髪を犠牲にしたんだな。