NBAシーズンが待ち遠しい!
もぅ何て言うか、
な感じのみなさんこんばんは、ケロッグコンボで育ったと言っても過言ではない私です。
まぁ私もNBAシーズンが早く来てクレーなのが本音ではあるんですが、オフはオフで集中的にダンク動画見てられるので別にいいk(ry
というわけで、今日も相も変わらずダンクについて語ろうと思います、最新のNBAニュースですと?そんなもんは他ブログで見やがって下さい!!(謝)
さて、以前こちらの記事を通してダンクにおいてあまりみなさん注目されないけどかなり重要な要素と言える、
踏み切り足
について言及させて頂いたのは記憶に新しいと思います、多分。
跳び上がる際のステップを大きく分けさせて頂きますと、片足跳びと両足跳びに分類されるわけなんですが、とりあえず片足跳びは今回複雑に考えないとしまして、、、(片足跳びも奥は深いのですが)
両足跳びですと、
右→左からのステップで踏み切る場合と、
左→右からのステップで踏み切る場合の二種類がありますね。
いや、うん、で?って話なんですけど、コレって何気にちょっと不思議だなと思った経緯がありまして。
一度冷静に考えてみて欲しいのですが、通常右手でボールを扱う右利きであれば、跳ぶ時や投げる時の動作って必ず右足が先で左足が後になるはずなんですよ、つまり左足が前方に来る姿勢ですよね。
イメージ、もしくはその場でやってもらえれば分かると思いますが、右→左のステップで右手が後方に来るような体勢でないと手を一度引く動作がし辛くなりボールにパワーを伝え辛い格好になってしまいますよね。
バレーボールの選手でフェイントなどならまだしも、常に左→右のステップでアタックしている選手ってほとんど見かけませんし、野球のピッチャーでも右足を前に突き出して右で投球する選手もいません、ボクシングの選手も右利きであれば右足後ろの左足前がスタンダードです。
なので、ダンクに行く際に常に左→右で踏み切ってダンクに行く右利きプレイヤーは特殊だと思っていたんですが、案外私が所属していたチームにも結構な割合で左→右で跳ぶ選手がいたんですよ。
なぜそっちメインで跳ぶのかなとそれなりに疑問に感じていたんですが、自分なりに考えた結果自己完結に至ったのでそれを説明します。
その秘密は、バスケットボールそのものにあるのかなと。
バスケを始めた方はまず例外無くみんなが喜んで練習するプレイがありますよね、これが正にバスケの醍醐味と言っても過言ではない、
シュート。
それもレイアップではなく、セットシュートです。
この動作における足の配置というのが、基本的に左足後ろの右足前、コレなんです。
このセットシュートという動作はひねったり力を溜めるというよりも、単純に「正確に真っ直ぐボールを前方に跳ばす」事が出来ればOKですので、当然打つ右手と右足のラインが進行方向に揃うようにするのがベストなんですね。
正に力を必要とするよりも、純粋にターゲットを狙うための姿勢です、これは狙うための動作も含まれるものの、力も必要とするバレーのアタックや野球の投球とは異なり、むしろ片手でハンドガンを打つ動作やダーツを投げる動作と同じと捉えられるでしょう。
更にバスケのセットシュートにおいては、そこにジャンプする動作(つまりジャンプシュート)が加わりますから、必然的にバスケットボールプレイヤーは、この
左足→右足の順で踏み切ってジャンプする動作を多用する事になるのです。
つまり、バスケを始めた頃からこの左→右足で踏み切ってジャンプしてシュートを打つ動作を繰り返す事により、この左→右の両足跳びの熟練度が高まり、ボールを持っていても持っていなくても右→左ではなく、左→右で踏み切る方がやりやすくなった結果、右利きであってもダンクの際に左→右の両足跳びで踏み切るプレイヤーが多い理由だという結論に私は辿り着いたわけです!!よし、これを元に論文を発表するしかない!ノーベルs
昔ですね、母が参加していたママさんバレーに一緒に通っていた時期があったんですよ。
そこで、そのチームに一人元女子バスケ部だった方がいまして、E美ちゃんとしましょう、そのE美ちゃんのステップが左→右だったんです。
で、何とも打ち辛そうな感じで、その方が母に「バスケはステップがバレーと逆だから難しい」と言ってたわけです。
そして母は私に「E美ちゃんバスケのステップとバレーは逆って言ってたけど、アンタは普通に跳んでるよねぇ」とそんなE美ちゃんの横でバコンバコンスパイクしまくってる私、元々左→右ステップだとヘタレの典型的な右→左ジャンパーだったので、ちょっと何言ってるか分からない状態で、周りがママさんであるのをいい事にやりたい放題してた私は後にブロックの練習専門役に抜擢されました。
しかしまぁ左→右ステップだと右手のみのワンハンドの場合、特に力を必要とする動作はし辛い&ボディバランスも整えにくいと私個人的には感じていますが、NBAを代表するダンカーで左→右ステップを主とするプレイヤーは余裕で右手でボカスカ叩き込んでますから、やはり要は慣れなんでしょうね、何よりあのウィンドミルのパイオニアかつパワーダンカーで知られるドミニクが典型的な右利き&左→右ステップダンカーですからね。
DOMINIQUE WILKINS TOP 20 (DUNK)
右利きの方は字を書くとき、右に引いていくように書きますが、左利きの方は右に押して書いていかなければなりません、そう考えるとめちゃくちゃ書き辛そうと思いますが、案外左利きの方は普通に書いてるんですよね、唯一手が汚れてしまうのが難点ぐらいで、それと同じようなものかもしれません。
ちなみに右→左ステップでの右片手ダンクは、一度ディフェンスに身体を預けて右手を後方に置き易いのでブロックされ辛いダンクになるかと思うのですが、左→右ステップのダンクだと既にゴールに近い位置にボールがあるので逆に素早くダンクが出来、これはこれで利点があるのかなと思います。
そして、通常両足跳びで360度回転のダンクをする場合ですと、右利きであれば左→右ステップから時計と反対回りに回転するのが普通なので、元々左→右のステップが得意なプレイヤーは大半が360を得意とします、どうしても右→左ステップが身体に染み付いている方はTMacやカーターのように時計回りに回転する通称リバース360と呼ばれるダンクとなります、これは恐らくダンクをする際に身体の正面ではなく、背中側がフープに向くためリバースとなるのでしょう、逆に右→左ステップで時計回りに回転しても左手のワンハンドで叩き込んだらこれは通常の360と呼ばれます。
と、いろいろ語った所で、ザッと二種の両足跳びごとのダンカー分類図をご紹介させて頂くことにしましょう。
左→右ステップ |
ドミニクウィルキンス スパッドウェッブ ジェイソンリチャードソン デズモンドメイスン ビクターオラディポ JRスミス デリックローズ テレンスロス |
右→左ステップ |
ビンスカーター マイケルジョーダン ジェラルドグリーン ネイトロビンソン ドワイトハワード ポールジョージ スティーブフランシス トレイシーマグレディー ブレイクグリフィン デアンドレジョーダン |
どっちも使う系 |
コービーブライアント ショーンケンプ レブロンジェームス ドウェインウェイド ラッセルウエストブルック ザックラビーン |
左→右、右→左ステップの欄に記載したプレイヤー達は、両足ステップで跳ぶ場合ほとんどそのステップを使用します、ここでは各ステップの代表として二名ずつ動画を貼ります。
左→右ステップダンカー、ドミニク&JRICH。
続きまして、右→左ステップダンカー、ジョーダン&カーター。
そして両方を使いこなすダンカーに関してですが、コービーとケンプは両方のステップで跳べるだけでなく更に技もこなしますから、正にダンクにおいてステップの天才と言えるでしょう、コービーはかつてフープ下をくぐりぬけながらのウィンドミルをよく十八番として見せてくれてましたが、アレもコービーが左→右のステップが熟練しているからこそ成せる技でしたね。
レブロンは片足跳びがメインではありますが、両足跳びでは両方のステップをこなし、かつて左→右では360、右→左ではウィンドミルも披露していました、ウェイドも両方のステップでトマホークを叩き込む事が出来るダンカーです。
次に、両方のステップをフレキシブルに使いこなしダイナマイトダンクを決めまくる現代を代表するダンカーと言えば、ラッセルウエストブルック、もうステップにおいては本当にラッセルフレキシブルックと呼びたいぐらい素晴らしいです、彼のハイライトを見れば分かると思いますが、左→右、右→左、共に満遍なく決めています、それがまた全てど迫力。
最後に昨年のコンテスト優勝者、ラビーン。彼もレブロン同様片足跳びがメインではありますが、両足跳びにおいても両方のステップで高い跳躍が可能です、試合中では来シーズンもコンスタントに両足跳びダンクを見せてくれそうですね。
私個人としては、ダンク一発の衝撃という点でカーターやジョーダン、ドミニクを尊敬するのはもちろんですが、それに加えて左→右、右→左の両方を満遍なく使うダンカーにももの凄く魅力を感じますね、それがいかに難しい事が知っているだけに。
みなさんも是非これからダンカーを見る際に彼らのステップに注目してみて下さい。また違ったダンクの魅力を感じられるかもしれませんよ♪
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