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ウィザーズがベテランのCJ・マイルズを解雇、2way契約のアンジェス・パセチニクスと3年契約を締結

2020年01月13日
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怪我人が続出しているワシントン・ウィザーズで動きがあった。ウィザーズは手首の怪我により今季全休となったベテランのCJ・マイルズを解雇し、今季途中から2way契約として活躍しているラトビア出身のセンター、アンジェス・パセチニクスと3年契約を締結した。

現在32歳のCJ・マイルズは昨年の7月にメンフィス・グリズリーズのドワイト・ハワードとのトレードでウィザーズ入り。今季870万ドルの契約となっていたが、左足の怪我によりシーズン序盤を欠場、そして11月26日の対ナゲッツ戦で左手首を負傷しわずか10試合の出場、平均16.1分の出場で6.4得点(FG32.2%、3P31.4%、FT75%)と精彩を欠いていた。パセチニクスは12月18日の対シカゴ・ブルズ戦でNBAデビューを果たした216cmの24歳。トーマス・ブライアント、モリッツ・バグナーとセンター勢、そして八村塁とインサイドのプレイヤーが次々と怪我で離脱となったため、それまで2way契約であったガードのクリス・チオーザ(現在はブルックリン・ネッツで2way契約)を解雇し、パセチニクスがその空き枠で契約となっていた。

彼は2012年に母国ラトビアのVEFリーガでプロデビューし2015年までプレー。それから昨年までスペインのCBグラン・カナリアに所属。NBAは2017年のドラフト1巡目25位でオーランド・マジックから指名され、その後フィラデルフィア・76ersに将来の一巡目指名権&二巡目指名権とトレードされていた。しかし昨年の7月1日に76ersがドラフト権を放棄し、その3日後にウィザーズの一員としてサマーリーグチームに加入。そして10月16日にウィザーズとエグジビット10契約を結んだ後に解雇。ウィザーズ提携のGリーグチーム、キャピタルシティゴーゴーでトレーニングキャンプロスター入りし、怪我人が続出したというタイミングで再びウィザーズに2way契約で加入したという経緯がこれまであった。

パセチニクスはデビュー戦でいきなり27分33秒出場し、9得点・8リバウンドと上々の出だしを見せ、それからイアン・マヒンミに次ぐ2ndユニットのセンターとしてプレーしている。現在まで13試合に出場し、平均22.1分の出場で8.2得点(FG51.2%、FT59%)・6.2リバウンド・1.1アシストを記録。まだ線が細くコンタクトされながらのフィニッシュが弱い、外からのシュート力は乏しく、フリースローも苦手と欠点はもちろんあるが、現在リーグでワーストレベルであるリバウンドが強みかつ7フッターながら機動力に優れ、ウィザーズのトランジションバスケットに適応出来るビッグマンとしてまずまずの貢献を見せている。今月15日が2way契約選手を本契約にコンバート出来る最終期限だったが、13試合でその実力を証明出来た証だろう。

▼ アンジェス・パセチニクス 対ピストンズ戦 キャリアハイ17得点ハイライト ▼

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晴れて本契約を勝ち取った彼がこれからウィザーズでどこまで成長を見せて行くか、日本期待の星、八村塁と共に引き続き注目して行きたい。なお、パセチニクスの昇格により空いた2way契約には、今季ウィザーズで6試合をプレーし解雇されていたジョナサン・ウィリアムスが再び契約となるそうだ。

参考記事 : SLAM

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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトを運営。大学から渡米し7年滞在後に帰国。2015年からツイッターでNBA情報発信を始める。レブロンと同い年の会社員。

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