今年の3ポイントシュートアウトが熱い。
発表されるや否や不満の声が上がりまくったダンクコンテストとは対称的に、3ポイントの方は過去最高と言えるぐらい実力者が勢揃いとなった。
ゴールデンステイトウォーリアーズから、スプラッシュブラザーズのステフカリーとクレイトンプソン。
ヒューストンロケッツから現在得点王のジェームスハーデン。
王者スパーズから昨年の優勝者マルコベリネリ。
東の首位を走るアトランタホークスからカイルコーバー。
好調ポートランドトレイルブレイザーズからウェズリーマシューズ。
ロサンゼルスクリッパーズから、ベテランシューターJJレディック。
そして今季レブロン加入により注目を浴びているクリーブランドキャバリアーズから、一昨年の優勝者カイリーアービング。
うーむ、改めてこうして見ると本当に文句無しの人選であると言えよう。
個人的には今年で三度目の出場になるカリーを応援したい、が優勝予想するとしたらコーバー、10年前に出場した頃より進化した姿を見せて欲しい。
しかし、1985年から始まって今年で30周年を迎えるこのコンテストだが、ほぼ全てのプレイヤーがキレイなフォームでシュートを放てる今の時代になっても、86年にホッジスが叩き出した25点を上回る者が現れない(唯一08年にカポノがタイ記録)所を見ると、本当にこのアウトサイドシュートの精度を上げるという事は奥が深いものなのだと実感させられる。
私自身長年シューターとしてバスケをして来ているので、ある一定の領域に達すると極端にシュート力を上げるのが難しくなるのは理解しているが、恐らくこういった大舞台だとむしろシュート力よりも普段通り自分のリズムでシュートを打てる精神面が大事になってくるのかもしれない。
実力はもちろんかなりその日の調子や運(も実力の内だが)の要素が絡むこのコンテストで、ラリーバード、クレイグホッジスなどかつて3連覇を果たす事が出来たプレイヤー達は、シュート力以上に安定したメンタルが備わっていたという事がきっと大きな勝因だったのであろう。
今年はどのプレイヤーもシュート力に関しては拮抗しているが、果たしてどのプレイヤーが一番普段通りのリズムを保ち、素の自分をキープ出来るか、そこが勝負の分かれ目だと盛大に当たり前の事を言わせて頂いて今日の締めにしよう、うむ。
そんな感じで、今回は過去の3ポイントシュートアウトよりいくつか動画を貼っておくことにする。
まず1991年、当時ブルズに所属していたクレイグホッジスの19本連続パフォーマンス。
1988年、決勝で最後の最後にカラーボールを沈め一点差でエリスから逃げ切ったラリーバード、最後の一投を放った直後勝利宣言のポーズ。
2001年のレイアレン、後半10連続で沈め優勝。
歴代最低得点は何とあのバスケの神様マイケルジョーダンで5点。
86年のホッジスと並び歴代最高得点の25点を叩き出したカポノ。
欲を言えば、一度ぐらいカーターを3ポイントシュートアウトで見てみたかった。。。シューターとしての実績は十分なので尚更。
– 本日の一曲 –
「Jason Derulo – The Other Side – Jump Smokers Remix」
- ブログランキングに参加しています、記事に価値を感じましたら下のバナーを応援クリックお願いいたします。 -