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NBA選手達が語るコービーの練習の虫すぎるエピソード

2016年01月30日
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コービーが練習の虫である事は有名な話ではありますが、実際にコービーのその様子を見た or 聞いた他NBAプレイヤー達の中にはそのあまりの過激さに驚く者も少なくないようです。

今回はそんなコービーの徹底的すぎるエピソードをいくつかご紹介します。 まず現在クリッパーズで活躍中のジャマールクロフォードが人づてに聞いたらしい話。

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「コービーがある時一時間のシューティングをしていたって話を聞いたんだけど、それは3ポイントとかじゃなくて、中距離のショットだったらしいんだ。それがいかに退屈な事か分かるかい?一時間も一つのショットを打ち続けるのが?それは何かの謎掛けだと思うかい?信じられないよ。」

一つだけのショットに一時間もかけて練習する徹底ぶり、それはほとんどのプレイヤーにとっては信じられない物語のようですが、コービーにとってはただの習慣のようです。

 

そして次に、同じくクリッパーズのグリフィンが語った話です。

「コービーは長年共にトレーニングをしているティムグローバー(元ジョーダンの専属トレーナー)に、夏のコンディションを整えるために自転車を使ったトレーニングを取り入れたいと言ったんだ。グローバーはすぐリサーチをしてラスベガスにあるコースを探し、後に3つの自転車を借りて来た。一つはコービーに、一つは自分に、そしてもう一つはコービーのセキュリティガードに。そして練習初日の前夜彼らはヘッドランプをつけて走りに出かけたんだ。グローバーは午前2時にトレーニングを終えたと語った、そして午前7時30分にはジムでワークアウトに戻っていたんだ。」

逆にコンディション崩すんじゃないかと疑ってしまうレベルの話ですよね、練習初日の前夜とかじゃなくて既に練習日になってしまってます。

 

このエピソードは知っている方も多いかもしれませんが、シャックが語った一風変わったコービーの練習法。

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「コービーは練習が始まる3時間前にはコートに来ていたな、ほぼ毎日さ。そして彼のゲームの部分部分を確認していた。時々彼はボールを持たずに動きを練習していたんだ。ボールも持たずにコートに立って、カッティングしたり、何かをつぶやき始めたり、ドリブルやシュートの動きをしながら。それは妙な光景だったけど、彼のゲームにとって重要な練習だったのは確かだよ。」

自分の中でのイメージの通りに身体を動かす練習としては、ボールはむしろ無い方が動きそのものに意識を集中出来、効率的にトレーニング出来るのかもしれませんね。あらゆるムーブを駆使するコービーならではの練習法なのでしょう。

 

続いて元レイカーズのトニーガフニーがレイカーズ時代に体験した出来事。

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「レイカーズの他メンバーと自分はさほど違いはなかった、どれだけ早く練習に現れてもコービーが3人のトレーナーといて既に汗だくだった事を除いてね。もし10時30分から練習が始まるならコービーは6時にはジムにいるんだ、娘のナターリアとジアナを8時に学校に送って、また9時にはシュート練習に戻っている。誰もコービーが既に3-4時間もジムにいるなんて思わないよ。」

ウォームアップを通り越して激しいトレーニングになっているコービー、あくまでもチーム練習はチームとしての動きの確認やゲーム感を磨くためにあるもので、個人の技量は練習が始まる前に鍛え終わっておくという意識が徹底してるんでしょうね。バスケットボールプレイヤーとしての成長を考えると正に理に適ったタイムマネージメントだと思います。

 

そしてスポーツイラストレイテッド誌のジャックマッカラムが語った話。

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「コービーが練習後インタビューを受けた時の事だ、何か練習には決まった習慣があるのかいと聞かれた。

そして、「もちろんさ。」「スポットからスポットへ移動しながら、今日は400本決めて終わったよ。」と言った。

「なぜ分かるんだい?」」と聞かれると、

「なぜ分かるんだってのはどういう意味だい?数えてるんだから当然分かるさ。」

必ずここまでやって終わると目標を定めてそれをこなすまでは終わらない、常に自分にハードルを化してそれを乗り越えるという方法は普段の練習から精神も磨く事にもつながり理想的なトレーニング法ですね、ある程度やったら終わりでは集中力も乱れがちになってしまいます。

 

更にこちらはウェイドとボッシュがビックリした2008年のオリンピックチームでの出来事。

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「”俺たちはラスベガスにいて、トレーニングキャンプがスタートする初日に朝食に降りて来た時の事だった。”ボッシュは語った。”そしてコービーは膝に氷を当てながら彼のトレーナーとスタッフと部屋に入って来た。彼は既に練習着が汗で濡れていて、まだ朝8時だぜ?コビーはどっから現れたんだ?って感じだったよ。”

そしてウェイドは、”みんなまだ起きたばっかりで、あくびをしていた、でもコービーは既に3時間も起きていて、更にフルワークアウトをこなしていたんだ。”と付け足した。」

ちなみにコービーは高校時代は、朝5時にジムに来て7時まで練習をしていたようです、使える時間は全て練習に費やす生活と言えます。

コービーは元NBAプレイヤーの父を持ち、その才能&素質も相当なものだったと思いますが、そのコービーが極限まで努力した結果、今これだけの多くの人に讃えられるプレイヤーとなったわけですね。これはそのままバスケの神と呼ばれるジョーダンにも当てはまるでしょう。コービーは唯一ジョーダンが自分と同じぐらいの練習量をこなすと認めた選手であります。

 

最後にコービーのマインドがそのまま現れているNIKEのCMが昨年末に公開されたのでご紹介いたします、youtube上で和訳が出せますのでそのまま楽しめると思います。

 

子供達がお気に入りのNBA選手の名前を挙げて行き、実際誰が一番スゴいのか決めようって事でそれを判断すべく各選手の元を訪れていくストーリーなのですが、2分辺りでコービーが登場します。

コービーは子供達に特訓を課し、キツいと言う彼らに対し、

「8時間のトレーニング程度、一瞬の敗北に比べたらどうってことはない。」

と言い放ちます。

コービーの実生活を考えると非常に説得力のある台詞ですね。

 

数々の功績や記録、そしてプレイが伝説となっているコービーですが、その徹底した練習の虫っぷりも語り継がれていくことは間違いないでしょう。

今シーズンで引退を表明しているコービーですが、彼のマインドには引退がないので次の舞台でも過激にチャレンジしていくコービーの姿が拝めそうですね、楽しみです。

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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトを運営。大学から渡米し7年滞在後に帰国。2015年からツイッターでNBA情報発信を始める。レブロンと同い年の会社員。

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