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デマーカスカズンズとレイジョンロンドの二本柱が大活躍、今キングスが熱い

2016年01月24日
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今シーズンはマブスからロンドが移籍し、ウエストの台風の目となっているキングス。

今日のキングスホームで行われたペイサーズ戦ではそのロンドが11点、10リバウンド、10アシストと2試合連続、今季6度目となるトリプルダブルを達成。更に今月に入ってから一試合平均30.9点(1位)13.8リバウンド(1位)と覚醒しているカズンズが自身キャリアハイとなる48得点を叩き出しチームの5連勝に貢献しました。
 

 
カズンズは29本のシュートアテンプトの内17本を沈めペイサーズディフェンスを全く寄せ付けずインサイドを完全に支配。
センターながら3ポイントも要所で放ち、正に止めようがないカズンズ、昨シーズンはコービーの代役としてのオールスター選出でしたが、今年は監督推薦で入りそうな勢いがあります。

そういえば今年に入って大爆発しているカズンズですが、もしかしたら先月末にキングスの公式Vineアカウントで投稿されましたあのレブロンジェームス少年の支援動画の影響があるのでは…なんて思ったり。嬉しそうでしたし(笑)

今日の勝利によりキングスはウエスタンカンファレンスの8位に昇格、プレイオフ圏内となりましたが、現在のチーム状況は非常に良く、足りない駒というのはさほど見られず、後はチームケミストリーを高めれば上位にも食い込めるのではないかという様子が伺えます。

何と言っても今シーズンから加入したロンドの存在は大きいでしょう、マブスではボストン時代の輝きが失われつつありましたが、キングスでは伸び伸びと本来の動きを取り戻していますし、PGとしての素質はもちろんトリプルダブルを量産している事からも攻守で活躍しているのが分かります、更にロンドは既にチームリーダーとしても確固たる地位を築き上げています。
 

それが分かるのが前の試合、21日に行われました対ホークス戦での第4クォーター最後の局面。


 
88対88、残り12.9秒でカズンズからバックドアでボールを受け取りクラッチレイアップを決めたロンド、そして残り1.9秒で迎えたホークスからのインバウンドの状況でのディフェンスが正に神懸かりでした。

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動画の4:55のシーン、そのままマークにつこうとしたカズンズに対しロンドは0度のコーナーへ下がれと指示、カズンズは言われるがまま無人のコーナーへ一人ステイする形となり、試合再開。

恐らくホークスがこのプレイで最優先としていたのが右45°でのスクリーンからの展開を囮に使ってミルサップに左0度でボールを渡しコーナー3。

しかしロンドはそれを既に読んでおり、カズンズを無人の0度に配置、ミルサップも予定通り0度コーナーにスライドしてきましたが、カズンズがいたことによりボールを受け取る事が出来ず、キングスも上手くスペースを潰す好ディフェンスでホークスは完全に混乱、そのまま試合終了を迎えたという結末でした。

ロンドは試合のビデオを熱心に見るのを習慣としているようで、相手選手の癖を掴んだり、動きを把握してどうしとめられるかを常にチェックしている事で有名なようです。

これはそのロンドの特性が非常によく現れたワンシーンで、このyoutubeの動画でもロンドのクレバーぶりに感嘆するコメントが多く投稿されています。

正にコート上の監督と呼ばれるポイントガードとしての役割を最高の形でこなしたロンド、カズンズも司令塔の指示通りとりあえずコーナーへ行くというのはロンドが既にチームメイトの信頼を得ている証拠ですよね。

そして彼のプレイスタイルは現代のPG像と異なり、3を多投したり自ら点を取りに行くというよりも、まずディフェンスを中心にファーストブレイクへとつなげるトランジションオフェンス、なおかつゲームメイキングに力を入れ、正にオールドスクールなPGを彷彿させる姿がとても新鮮です、時折魅せるアシストもここしかないというタイミングで、パスの出し方もあえてサイドスローにして角度をつけてディフェンスの間を通したり、バウンドパスにしたりと本当にクレバーでセンス溢れるポイントガードだと思います。
 

しかし実はそんなロンドですが、今月初めのマブス戦で物議を醸し出す行為がありました。

デロンウィリアムスが3の外でボールを受け取った際、ベンチから蹴りを入れるような仕草を見せたと一時は何かしらリーグからペナルティかとも騒がれる羽目に。


 
別アングルで見るとたまたま足を動かしたのが蹴りのように見えただけとも捉えられますが、


 
マブス時代にも同様の形でジョシュスミスが3を放つ際、後ろで足を振っている動作が確認されています。


 
いずれも相手プレイヤーがサイドライン際にはいる状況で足を振っているので、完全に当てるつもりはないにせよ意図的に足を出していると考えるのが自然な流れで、ひどいプレイヤーだ!との声も挙がっていましたが、持っている実力が相当なものだけにこういった行為、仮に誤解だとしても疑われる行為が無ければ…と思ってしまう所です。

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ロンドは素晴らしいプレイヤーであると同時にこういった若干ダーティな面も見え隠れしているのは事実でして、そこも彼の魅力の一つではあるのかもしれませんが、なるべくであればその辺りは謹んで、彼の良い面を全面に押し出して行って欲しい所ですね。

カズンズも若干問題児のレッテルを貼られている面はありますが、この二人がチームの柱として大きく成長すればキングスはより一層魅力溢れるチームになると思います。

これから今シーズン後半戦、キングスがどこまで勝ち星を伸ばして来るか大注目です。
 

で、

ここで締めとしたい所ですが、今日もダンクについて語らせて下さい、そう、ロンドのダンクです!

今シーズンはしばしばダンクシーンが見られるロンドですが、PGのダンクとしてはかなり迫力のある部類に入りますね。

対ニックス戦で見せたこちらのダンクは真上に伸び上がる跳躍、そして叩き込んだ後に360で降りて来るのもお洒落です(笑)

お次は先日のレイカーズ戦での片足跳びダンク、


 
ロンドは腕も長いので非常に伸びがあるダンクに見えますね、見た目も派手です。
 

こちらはロンドのキャリアTOP10ダンク動画、ボストン時代に見せているダンクも非常にスタイリッシュです。


 

そして最後にご紹介したいのは、ロンドが高校生時代に見せたこのダンク。

豪快なアリウープ、の後にディフェンスに肩車しちゃうふてぶてしさ(笑)これはディフェンスが怒るのも無理はありません、しかしこういう事が出来てしまうロンドはやはりスペシャルだなと思います、なかなかこういった事が出来る選手はいないですよ…
 

それでは最後にロンドの今シーズンのオフェンスハイライトを載せておきます、今シーズンは後何回彼のビハインドフェイクが見れますかね。

それでは。

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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトを運営。大学から渡米し7年滞在後に帰国。2015年からツイッターでNBA情報発信を始める。レブロンと同い年の会社員。

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