今年ジョージ・ワシントン大学を卒業した渡邊雄太選手がNBAサマーリーグで躍動している。
先月行われたNBAドラフトでは惜しくも60位までに指名される事はなかったが、間も無くしてサマーリーグでブルックリン・ネッツでのプレーが決定。今日まで二試合が行われたが、己の良さを存分にアピールし開幕ロスター入りに向け好発進中だ。
昨日行われた対マジック戦では第1クォーター途中から出場、ベンチからネッツの11人中4番目に多い20分出場し、8得点(FG3/9、3FG2/6)・4リバウンド・2アシスト・2ブロックを記録。
▼渡邊雄太 対マジック戦ハイライト▼
オフェンスリバウンドが3本、そして先月のドラフトで6位指名されていた7フッターのモハメド・バンバをブロックと攻守でインパクトを残した。
そして本日の対サンダー戦では、ベンチからチームトップとなる27分出場し、フリースロー6/6を含む13得点・5リバウンド・4ブロック・2スティールと活躍。
▼渡邊雄太 対サンダー戦ハイライト▼
試合は90-76の敗戦となったが、+/-においてチーム唯一の+となる8を記録。オフェンスでは果敢にフープにアタックしファールを誘発、3も沈めレンジの広さをアピール、そして得意のディフェンスではイージーショットを許さず毎度シュートのタイミングに合わせハンドチェックを行う好守備を披露。更に試合は一時30点差をつけられるブローアウトの展開となったが集中力を切らさずにブロックを連発、オフェンスでもフリースローを確実に沈め追い上げに貢献した。
今日の活躍を受けてネッツはツイッターの公式アカウントで彼を紹介、試合終了後に個人で取り上げられたのは彼のみだ。またインスタグラムでもストーリー上で表示された試合結果画像には彼の画像が使用されていた。
Not bad. @wacchi1013
13p | 5r | 4b | 2s pic.twitter.com/W7OFRTjUaQ
— Brooklyn Nets (@BrooklynNets) 2018年7月8日
こちらは現地でNBAライターをしている宮地陽子さんのツイートだが、早くもその活躍ぶりが話題となっているようだ。
きょうはネッツの番記者なとアメリカの記者からも英語で取材を受ける渡邊選手。あちこちで記事になりそうです。 pic.twitter.com/t9LIfPztXy
— Yoko Miyaji (@yokomiyaji) 2018年7月8日
ちなみにドラフト前のワークアウトでは、ネッツ、ウィザーズ、ホークス、サンダー、ペイサーズ、サンズ、ウォリアーズ、シクサーズの8チームでプレー、NBA.comでは彼の特集記事も掲載されていた。
Yuta Watanabe, a long and athletic guard from @GW_MBB, is trying to become just the second Japanese-born player to play in the NBA.@Wheat_Hotchkiss chronicles @wacchi1013‘s journey and the attention he’s receiving in his native country: https://t.co/MawjuLwygK
— Indiana Pacers (@Pacers) 2018年6月13日
大学最終年にはA10カンファレンスの最優秀守備選手賞に輝いているディフェンス、206cmの長身でありながら優れた機動力、そしてドライブを得意としながらアウトサイドも持ち合わせるオールラウンダースイングマン、その才能と実力は確実に注目を集めている。数々の経験を重ね着実にNBAプレイヤーの夢へと近づいている渡邊選手、NBAの舞台で「Yuta Watanabe!」の実況が聞ける日が待ち遠しい。
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