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宙を舞う唯一無二のダンカー – マイケルジョーダン

2015年06月28日
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以前、私はNBA史上最強のダンカーはビンスカーターだと断言しましたが、

とりあえずこちらをご覧頂きたい。

 

 

約二年前に行われたNBA Open Courtでのレジェンド達によるダンク対談なんですが、

「ダンクコンテストにおいて最高のダンカーは?」

という問いに対し、全員が次から次へとビンスカーターの名を挙げ、自身も現役時代コンテストに数度参加していたケニースミスが「コンテストはビンスカーター、ゲームタイムならドミニク(ウィルキンス)。」と発言、続くクリスウェバーも同じ意見、そしてシャックがビンスカーター、ゲームタイムはTMacが良いと、コンテストにおいては全員がビンスカーターが最強と唱える中、

唯一現GSWのHCであり、元ブルズでジョーダンと共に優勝を経験したスティーブカーが、

「マイケル(ジョーダン)、両方。」

と解答。

これに対しyoutubeのコメント欄では、

「スティーブカーは(ジョーダンと一緒にプレーしてたから)もう何でもかんでもジョーダン、ジョーダンの一点張りだね。」

と、言った発言が見られるなど、ジョーダンはプレイヤーとしては疑いの余地がない程に最強と認められてはいるものの、ダンカーとしてはNo.1というイメージは薄い模様。

そして私自身もジョーダンをNo.1ダンカーには挙げません、何をもってして「No.1」なのかはともかくビンスカーターがNo.1でFAです、少なくとも私の中では揺るぎようがありません。

が、しかし、ジョーダンが最高と言うスティーブカーの気持ちは分からなくもないというのが正直な感想ではあります。

というのも、ジョーダンは今まで頭角を現して来た数多くのダンカーの中で、唯一モーションを駆使して技に変化を与えられるダンカーだからです、そしてそれがまた究極的に美しい

つまり、No.1というよりも、オンリー1のダンカー。

私としてはジョーダンは、順位以前に完全に特別枠のダンカーなんですよね。

ジョーダンのダンク、特に若い頃のを見て頂くと分かると思うんですけど、彼のダンクは単純に

ウィンドミル

リバース

ダブルクラッチ

レーンアップ

と名付けられるものではなく、それこそ彼の代名詞となっている、

「エアー」

ジョーダンのダンクは、それこそ「エアージョーダン」という完全に他プレイヤーが繰り出す通常の技とは一線を画したものとして命名して良いと言える程確立されていました。

ウィンドミルにおいてもジョーダンは斜めに跳び上がり、身体を大きく傾けて叩き込んだり、

片手から両手に持ち替えながらボールを旋回させ、再びワンハンドリバースに切り替えたり、

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お次はワンハンドリバースでも空中で左手をクロスしながら、まるでダンスを踊るようなモーションから決めたり、自由自在に身体の向きを入れ替えたり、

何しろDr.Jが元祖であるフリースローラインから跳躍してダンクするレーンアップも、ジョーダンはそれこそ空中を正に歩いているかのような一度ボールを片手で下げた後叩き込むという彼ならではのエアーウォークへと変化を遂げていました。

そして、多くのダンクファンはあまり目をつけていませんが、ジョーダンがよく十八番としてコンテストでもゲームタイムでも披露していたゆりかご(Cradle)ダンク、手首にボールをホールドして空中で一度右にボールを振ってからダンクする技、これをゲームタイムでやっているプレイヤーはほとんどいません。

コンテストでは03年にデズモンドメイスンが決めたり、たまに見られますが、試合中で易々とこれをこなすのはジョーダン以外にいないのです。

ジョーダンのように、正に空中を浮遊しているような跳躍、更に究極的に美しいモーションを活かしてダンクに変化をもたらすプレイヤーというのはなかなかおりません。

そういう意味で、ジョーダンは本当にオンリー1、ダンカーとしても唯一無二の存在である、故にスティーブカーがコンテストでもゲームタイムでもNo.1に挙げるのもある意味不思議ではないと思います。

 

ジョーダンベストダンク集

私がNBAを本格的に見始めた頃、ハイライトでジョーダンのダンクをよく目にしていましたが、何か彼のダンクはスタイルがとても洗練されていて素人目からしても何か周りのプレイヤーと違う、と感じたのを覚えています。

そしてジョーダンは叩き込んだ時の手首の角度が本当に綺麗なのが印象的ですね、この手首の美しさはジャンプシュートの時にも感じます。

ちなみに、この対談の中でゲームタイムダンカーにはビンスカーターの名を挙げる方がいないですが、恐らくそれは彼らレジェンドは皆ビンスカーターがダンカーとして全盛期だった時代に同じコートに立ってないのが原因なのではないかなと思います、ドミニクのダンクがすごかったのは事実ですけどね、彼のティップダンクは驚異的だったとよく聞きますから、ケンプも同様。

youtubeのあらゆるダンク動画では、ビンスカーターがコンテストでもゲームタイムでも最強という意見が多いようです、そしてカーターの全盛期を間近で見ていたNBAプレイヤーも真っ先にカーターを挙げています。

カーターはゲームタイムでも空中でディフェンスを交わしてダンクしたり、あらゆる技を披露したり、アリウープでウィンドミルも軽くこなしますし、リーグ屈指のブロッカーの上からガンガン叩き込んでますから、自分もゲームタイムでもカーターが最強だなと思います。オリンピックですが、アレもありますしね。

余談ですが、ダブルクラッチにおいてはジョーダンがNo.1だと思います、ジョーダンのダブルクラッチはため息が出る程美しいです、それこそ当時サンズだったKJが「まるでバレリーナだよ。」と言うぐらいジョーダンの空中でのモーションは踊っているように見えますね。。。

ジョーダンキャリア TOP10 レイアップ

ジョーダンキャリアムーブ集

ジョーダンキャリア TOP50 プレイ

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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトを運営。大学から渡米し7年滞在後に帰国。2015年からツイッターでNBA情報発信を始める。レブロンと同い年の会社員。

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2 comments

  1. ジョーダンふおおおぉぉぉ!

  2. cata.

    ふおおおおぉぉぉぉぉ!!!!

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