先日ラスベガスにてJordan Brand #First To Flyイベントのダンクコンテストが行われました。
このイベントでは高校生によるコンテストとプロダンカーによるコンテストの二種類の競技が行われ、高校生部門ではフォレストヒル高校のラダリウスマーシャルが大暴れ。
ウィンドミルからのハニーディップに始まり、ダブルパンプリバース、メイルマンスタイルウィンドミル、人越え、更に人越えウィンドミル、ウィンドミルリバースとあらゆるウィンドミル&リバース系統のダンクを披露し身体能力の高さを見つけましたが、極めつけは反転し後ろ向きで二人を跳び越えながらのパンプリバース!!
そのまま足を伸ばして跳び越えようとしたのか、それとも開脚でフィニッシュに持って行こうとしたのかは分からず跳び越え方は中途半端になってしまいましたが、それを差し引いても文句無しの満点ダンク。
彼は中学一年時で360とウィンドミルを試合中にこなす程優れたアスレティック能力を持ち、しかも現在まだ高校一年を終えたばかりと、将来性豊かで既にメンフィス、ミシシッピステイト、オハイオステイト、テネシー大などからオファーが来ているそうです。
マクドナルドオールアメリカンのコンテストにもいずれ出場して全米にその名を轟かせて欲しいものですね。
さて、若さ溢れるダンクを堪能した所で、お次はプロダンカーのコンテストです。
今回参加したのは、リーペック、スムーブ、エアードッグ、リーミックス、ガイデュプイ、ジョナサンクラーク、ワーム、サーイザックとTFBメンバーを始め世界トップのダンカーが集結。
史上最高レベルと呼んでも過言ではない今回のバトルを制したのは、前回ベルリンでジョーダンキルガノンに敗退したリーペック。
BTL、540リバースを始め、人越えに2ボール、ウィンドミル、エルボーを複合し見事チャンピオンに輝きました。
しかしこうして観てますと、やはり高校生と比べ皆ジャンプそのものがフォームから確立されていて軽やかに跳べているのが分かりますね、ステップからダンクを行う一連の動作がやはり洗練されています。
中でもリーミックスやエアードッグは10年以上に渡ってダンクを追求していますが、叩き込み方まで流石の熟練度です。
特にリーミックスは今年34歳にしてまだ進化の途中と感じさせるダンク、そして肉体(1:28)を誇り、昨年の同イベントで優勝した高校生ダンカーのクウェイパーカーが得意とする360ワンハンドゆりかごもいとも簡単にこなしている辺りダンカーとしての素質の高さに驚かされます。
11年前にNCAAのコンテストに出場したリーミックス↓
後にストリートボールチームのYPAやプロバスケパフォーマンスチーム、ハーレムグローブトロッターズの一員としてダンクしてきてましたが、当時よりも今の方がスゴいというのは本当に凄まじいですね。
こちらは4年前にNYで行われたスプライトスラムダンクショーダウンツアーのダンクですが、まるでムチのような反動で叩きつけるスタイルがシャープさとパワーを一層際立たせています。
うーん、リーミックススゴいっていつの間にかリーペックからリーミックスとリー違いになってましたが、二人を始め相当ハイレベルなコンテストでした。
リーペックには次は是非ジョーダンキルガノンへのリベンジを果たして欲しいですね。
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