いよいよ今週末に控えたNBAオールスター&前夜祭のオールスターサタデー、そしてダンクコンテスト。
この季節になるとダンクの話題も盛り上がって来るわけですが、この度NBAの公式アカウントから史上最高のダンカーと名高いビンスカーターのハイライトが公開されました。
その内容は、カーターがダンカーとして全盛期だったと言える、正にダンクで猛威を振るいまくっていたキャリア初期のラプターズ時代の好プレイハイライト。 大半はダンクとなりますが、この動画を見ただけでなぜ彼が数多くのダンカーを差し置いてNO.1と呼ばれるのか、その由縁がよく理解出来ると思います。
それでは早速見て頂きましょう、その度肝を抜かれる驚愕のダンク集。
最初の部分でクレイグセイガーが、
「いつも何かを見せてくれるカーターですが、今晩も見せてくれました。ちょっとバックボードを見上げて欲しいのですが、11&ハーフフィートの所に3つの指跡があります。アレは彼の左手のもので、同時に右手でバックボード上のクォーターを取って来た時のものです。そしてシクサーズベンチを見ながら、「気をつけろよ。」と言いました。」
と解説しています、実際本当であるかは映像がないので確かめようがないですが、其れ程の伝説が生まれるぐらいのポテンシャルを秘めていたという事でしょう。
約4分半に渡って連発されるダンクの数々、並のダンカーであれば飽きを感じて来るかもしれませんが、カーターのダンクであればずっと見ていられます。
そして公式映像ならではのレアアングルのダンクが素晴らしいですね、この今回の動画で初めて見たアングルのダンクも多いです。
以前過去記事でカーターがなぜNBA史上最高のダンカーと呼ばれるのか熱く語りましたが、このダンクハイライトを見ていますと果たしてコレ以上のダンク動画が存在するのかと首を傾げます。力強さ、高さ、速さ、柔軟性、ボディバランス、創造性、モーションの美しさ、全く非の打ち所がありません。
youtubeのコメントでも、コレ程素晴らしいダンク動画は見た事が無いという意見が多いですし、ダンク専門チャンネルのDunkademicsも、
「これは史上最高のビデオだ…非現実的だ。」
とコメントを残しています、カーターのダンクは正に他と一線を画している究極のアートなのだと思います。
カーターがラプターズを去ってから10数年経つわけですが、その輝きは失われる所か現代のどのダンカーよりも洗練され、更に今もグリズリーズで現役としてダンクを度々披露している、彼以上のダンクレジェンドというのはパッと想像がつかないのが正直な所です。
ちなみにカーターは来年もプレイする意欲があるようで、40歳になっても現役ダンカーとして羽ばたいてくれている事を心から願います。
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