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レブロンがカールマローンを彷彿とさせるメイルマンダンクを披露

2016年01月13日
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待ちに待ったカイリーアービングが戦線に復帰し、8連勝と快進撃を続けているキャブスですが、その中心となっているのはやはりこの男レブロンジェームス。

シーズン序盤は低確率のアウトサイドに苦しめられましたが、シーズンが進むにつれて復調、先週の東地区週間MVPも獲得し悲願のキャブス優勝に向けて調子を上げて来ています。

本日のアウェイとなった対マブス戦でも27得点、10リバウンドのダブルダブルに加え、7アシストと流石のオールラウンドな活躍、4Q残り20秒ではインサイドに切れ込みハリス越しにクラッチダンクを決め見事試合をオーバータイムに持ち込み接戦を制しました。
 

 
以前から最強のオールラウンダーと言われ今シーズンもその能力をいかんなく発揮しているわけですが、ここ最近ではそれに加えレブロンらしい豪快なプレーも随所に見られています。
 


 
オープンコートで十八番のダブルパンプのリバース、そして2012年の祭典含め過去に数度披露しているレフトハンドのウィンドミルとオーソドックスなワンハンドトマホークに止まらず技も繰り出すハッスルぶり。

レブロンは先月の30日に31歳となる誕生日を迎えたわけですが、まだまだその身体能力は衰えるどころか止まる所を知らないパワフルさを見せつけていますね。

今日の試合でも最終4Qにボースハンドで同点ダンクを叩き込んだわけですが、1Qの終盤にはかつてジャズで活躍したカールマローンがよく見せていたメイルマンポーズでのダンクも披露してくれました。
 

 
マローンはNBA通算得点でジャバーに次ぐ堂々の2位の記録を持ち、現役時代毎試合確実にフープにボールを届けて行く様から「メイルマン(郵便配達人)」の異名を取り、時折フープにアタックする際は左手を後頭部に添え右手一本でダンクを叩き込むという通称「メイルマンダンク」を炸裂させていました。
 

 

ちなみにこのポーズの由来は正確なソースが掴めずハッキリとは私も把握しておりませんが、このポーズは彼のただの癖で終わらせず個人的に追求してみますと、恐らくメイルマンは郵便物が入った籠、もしくはバッグを抱え手紙を各家庭に届ける、その様に重ねて左手で頭の横に籠を抱え右手で郵便物を配達する感じのこのポーズになったのではないかと勝手に私ワールド内で想像させて頂いてます。

話戻りましてそのレブロンのダンクですが、左手がキレイに後頭部に回り、右腕が一直線にストレッチしてのトマホーク、お見事!と言いたい所ですが、
 
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マローンはほぼ真上に腕を伸ばしてるのに対して、レブロンはどちらかと言うとサイドに伸びているのでう〜ん78点かな、いやアナタ誰ですか感はさておき、マローンは元々かなり体型がガッシリとしてましたから、レブロンもそういう意味でこのポーズは似合ってますね。

そしてこのメイルマンダンク、マローンが度々披露するようになってから彼のトレードマークとなったのもあり、マローンがコートを去った後も時折そのポーズを真似てダンクを決める選手が現れるようになりました、レブロンもその内の一人というわけです。

実はレブロンは2008年にも一度同様のメイルマンダンクを披露していまして、このポーズでのダンクは何気に気に入っているのかもしれません。


 
レブロン以外ですと、2011年のダンクチャンピオン、ブレイクグリフィン。

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更に2シーズン前、ナゲッツのクインシーミラーも若干控えめではありますが決めていました。


 
そして恐らく一番の大舞台でメイルマンダンクを披露したのが、2012年のジェレミーエバンズでしょう。

NBAダンクコンテストに出場し決勝最後のダンクで自分が所属するジャズのレジェンド、マローンのジャージを着ながらケビンハートを跳び越えメイルマンポーズのダンクを決めました。

しかし結果的に優勝はしましたが、ダンクコンテストで披露する技としてはメイルマンポーズは難易度自体は其れ程高くなく、基本的に見栄えも映えて直接高得点につながるという技ではないので、もしやるならもうひとひねり欲しい所ではありました、ケビンハート跳び越えはハート自身が低身長なのでインパクトにやや欠けた感じしたね。
 

さて、そこで紹介させて頂きたいのが、ダンクコンテストで上手くメイルマンポーズを活かしインパクトを与えたこちらのダンクです、36秒辺りで見れます。

約2年程前にテキサスのダンカンビル高校で行われたアメリカン家族保険ダンクコンテストで優勝したグレイソンアレンのメイルマンウィンドミル、ボールを旋回させながら瞬時に左手を後頭部に回し見事ダンクを決める時点でメイルマンが完成しているという芸術的な一発です。観客の盛り上がりっぷりがこのダンクの魅力を表していますね、そして40秒の所のそのダンクを見た観客のリアクションが爆笑ものです(笑)
 

こうしてメイルマンダンクはNBAの枠を越えて様々なプレイヤーに模倣されているわけですが、このポーズはダンクの際の一つのスタイルとして確立されていると思うので、これからも度々見かける機会はありそうです。

今シーズン中にこれからレブロン以外のプレイヤーがメイルマンダンクを決める可能性は低いかとは思いますが、またいずれ誰かがスタイリッシュなメイルマンダンクを決めてくれる事を期待したいですね。

私個人的には、披露する技は強制的に全部ワンハンドで常にもう一方の手は後頭部添えのメイルマンダンク、それをいかにアレンジして高得点を叩き出すか競うメイルマンダンクコンテストなんてやったら大盛り上がりかは謎ですが、めちゃくちゃ面白い事になるだろうなぁと一人妄想の世界に浸らせて頂きながら今日の所はおやすみなさい。

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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトを運営。大学から渡米し7年滞在後に帰国。2015年からツイッターでNBA情報発信を始める。レブロンと同い年の会社員。

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