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カーメロ・アンソニーがロケッツを去る事が確定、GMのダリル・モーリーが正式に発表

2018年11月16日
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ヒューストン・ロケッツはカーメロ・アンソニーとの決別を選んだ、ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー氏が伝えた。

そして後にロケッツのGM、ダリル・モーリーからも正式に発表がされた。

「チーム内での慎重な議論の結果、ロケッツはカーメロ・アンソニーと別れる事となる。現在我々はその決議に向かっている所だ。カーメロはこれまでロケッツの一員として素晴らしいアプローチをしてくれた、マイク・ダントーニ監督が求めた全ての役割を受け入れた。だがカーメロと契約する事を選んだ際に描いた形は実現しなかった、それ故にこれ以外の選択は彼にとって不公平になり得るため次に進む事が最善だと考えた。」

現時点では今すぐカーメロがウェイバーになる事はないそうで、しばらくロスターの一員ではあるが、チームと再合流する事はこの先ないと伝えられた。カーメロはこの夏に契約をしたため12月15日までのトレード制限がある。その後トレードされる可能性もあり、ウェイブとなるか否かはこの後の状況を見ながらチームが判断するという流れだ。カーメロは本日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦を含め直近の4試合を欠場している。

カーメロの獲得に興味を示しているチームには、フィラデルフィア・セブンティシクサーズやマイアミ・ヒート、ポートランド・トレイルブレイザーズなどがあがってはいるが、全盛期を過ぎ現在34歳である彼のNBAでのプレーは保証されていない。ウィジナロウスキー氏によると、プリエルトリコのナショナルチームがカーメロにオファーを出しているそうだ。カーメロは父がプエルトリコ人のハーフである。

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ちなみにカーメロがこの短期間でロケッツを去る事になった原因だが、チームに上手くフィットしなかったのはもちろんあるが(ある程度予想出来る範囲だったとも思うが)、それ以外の理由としては、24歳(なんと本日誕生日!)のドラフト外ルーキーかつ好守備を見せているパワーフォワード、ゲイリー・クラークがフィットし伸びしろもあるため彼に出場時間を与えたいためと言われている。もしカーメロを差し置いて彼が出場し続けるとなると、これまで長くチームの顔として活躍して来たカーメロとしては複雑な心境になるだろう。双方にとって望ましい結果には繋がらないと見るのは理解出来る。またロケッツは開幕から負けが先行していたため、昨季限りでチームを離れた守備専門アシスタントコーチのジェフ・バズデリックを再び雇用。彼はデンバー・ナゲッツで監督を務めていた時に当時チームのエースであったカーメロと仲が優れなかったと言われており、彼がチームに合流したのとほぼ同じタイミングでカーメロが欠場となったのも今回の早すぎる決別に関係しているのではと囁かれている。その後ロケッツが順調に勝ち星を上乗せしているが、今試合に出る事が出来ていないカーメロにとってはなんとも辛い状況となってしまっている。

カーメロは今季ロケッツで10試合に出場(内2試合がスターター)、一試合平均29.4分の出場時間で13.4得点(フィールドゴール40.5%、3ポイント32.8%、フリースロー68.2%)・5.4リバウンドをあげていた。カーメロを必要とするチームが獲得に名乗りをあげるかは分からないが、多くのNBAファンはまだまだ彼の勇姿を拝みたいと願っているはずだ。

参考記事 : Sports Illustrated

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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトを運営。大学から渡米し7年滞在後に帰国。2015年からツイッターでNBA情報発信を始める。レブロンと同い年の会社員。

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