ちょっと興味深い動画を見つけたので、ご紹介いたします。和訳つけましたので重ねてどうぞ。
「The time Kobe Bryant asked a 10-year-old girl for life advice」
「コービーブライアントのお話。
私が10歳だった頃、私と母は週末にちょっとした旅行に出かけたの。
その時私は大のニックスファンだったわ、90sは強かったからすごく楽しみだった。
実はその前夜に私は試合をテレビで観戦しながら寝てしまったの。
インターネットは無かったし、ケータイも無かった、
唯一試合結果を見れるのは新聞だけだったわ。
でもそれすらも持ってなかった。
そして電車の中で母は眠ってしまったのね。
私は座りながら暇だわーと考えてたんだけど、
8つぐらい離れた席だったかしら、二人の男の人が座っているのが見えたの。
二人とも新聞を持っているのが分かったわ、なぜなら彼らはとても大きかったから。
彼らの後頭部越しに新聞が見えて、
私は彼らにスポーツ欄を貸してもらおうと思った。
私はまだ10歳だったら緊張したわ、母も寝てたし、ちょっとアブナい行動だったかもね。
私は彼らがアスリートだと分かったわ、だって大きかったから。
だから、私もアスリートよと言えば大丈夫だと思ってる自分がいたの。
私は彼らの所に歩いて行き、確か、、、手をつついたんだわ。
で、「すいません、スポーツ欄を貸して頂けませんか〜?」と話しかけたら、
左側に座っていた男の人が「何でスポーツ欄が見たいの?」と問いかけて来たわ。
私は「バスケットボールプレイヤーだから」と答えたの。
彼は笑っていたわ、だって私はその時まだやせこけた10歳の女の子だもん。
そしたら彼は新聞をザッとめくって私にスポーツ欄を渡してくれた。
私はありがとうと言って立ち去ろうとしたんだけど、彼は「ちょっと待ってくれ、一つ聞いてもいいかな?」って言って来たの。
私は、いいわよって言ったら彼は
「コービーブライアントって知ってるかい?」って聞いて来たわ。
私は誰か分からなかったから、何となく恥ずかしくなったのを覚えてる。
続けて彼は、
「ちょっとそこに座りなよ、隣の彼が聞きたい事があるんだ。」
って言ったわ、そして私はコービーの隣に座ったの。
コービーは半分窓にもたれかかれながら、半分はこっちを見ているような感じだった。
私は首を振りながら、何が起こっているんだろうって考えてたわ。
するとコービーは、
「全ての高校生は直接プロになるよりも、カレッジに行くべきかな」
って聞いて来たの。
彼は気取った感じでも自信がある感じでもなくて、どうしたら良いか分からない少年のようだったわ。
私は結構ませた少女だったから、すぐに彼にレクチャーし始めたわ。
「みんな大学に行くべきよ、それは将来やキャリアのためにとても大事な事だわ、もしNBAで成功しなかったらどうするの〜」って言ったら、コービーはこう返したの、
「実は明日LAレイカーズとサインするかどうか決めないといけないんだ」。
私はそれでも大学に行くべきよって言った。
彼は私から新聞を受け取って、サインしてあげようって申し出たわ。
これがそのコピー、
「エイミーへ、お幸せに、コービーブライアント 33番(高校時代の背番号)」って。
私は校庭にそれを持って行って、同い年の友達全員に見せたわ、すごーいって。
もう今から20年ぐらい前の話で、たまたま起こった出来事だけど、この出来事は私の人生の中で一番クールな出来事だったわ、私は今中学校の先生で生徒にこの話をすると「もっとコービーの話してー」ってくいついてくるのよ。
コービー、ありがとう。」
レイカーズ入りを熱望していたと言われるコービーですが、ホーネッツで13位で指名された後レイカーズにトレードされたものの、レイカーズと正式に契約を結ぶ直前まで大学に行くべきか迷っていたんでしょうかね。
コービーは根がとても真面目な正確なのでバスケを愛し最優先にしたい気持ちは相当なものの、やはり学業含めたカレッジライフも重要視していたのでしょう。
しかし10歳の子に聞いてみるというのは何か彼なりの考えがあったのか、非常に興味深いですよね、最終的に彼女のアドバイスの逆を取ったわけですが、もしかしたらレイカーズ入りを決断する事になった理由の一つにこの10歳の子が大学入りを勧めたという事が何かしら関係しているかもしれませんね、、、本人のみぞ知る、ですが。
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すごく興味深い記事ですね。
私の中でコービーは、自身の道を信じてまっすぐに貫き通す人物でした。
もちろんその通りに彼はキャリアを積み上げてますが、やはり人間なんですね。
どうも、スターであるということに目を向けてしまいがちです。
もんてまんさん初めまして、コメントありがとうございます!
私もこの動画を見た時は結構意外でしたね、もんてまんさんの言う通りコービー程のレジェンドと言えどやはり一人の人間である事に変わりはないですね。
人並みに悩むし、人並みに不安にもなるのでしょう、しかしそれを表では見せる事なく常に強気でいるのが流石コービーですよね。
コービーは私がNBA見始めたシーズンにデビューしたのでかなり思い入れがあります、引退は遠く無いと思いますが少しでも長く彼のプレーを見ていたいものです。