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NBAの時代と人気

2014年01月06日
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みなさんこんばんは。

昨日海外ニュースサイト徘徊してたんですが、NBAの人気が思わしくないっぽいですね。

これは自分も薄々感じていましたが、大まかな理由は、

スーパースターの不在、スター選手ではなく、スーパースター

インターナショナルのスーパースターの不在、以前で言うノヴィツキーとか、ヤオとか。

そして、サラリーに関する問題、99年に続き近年のロックアウトがありましたね、NBAの全体のイメージダウンというのはやはりあったでしょう。

などあがっていたんですが、

実際最近NBAの試合をフルでまた見るようになって個人的に思ったのが、

どの選手も器用に全てのプレーをこなせるオールラウンドプレイヤーが増えたので、

かつてのような一人一人の個性が無い。

リーグ全体を見ても絶対的なセンターというのがやはり減りましたから、本来センターではないけどインサイドやってます、けど外も出来ます、そしてガードの選手も中やる人いないので、自分も中入りますっていう理由はあると思うのですが、みんなが同じプレー出来ちゃうと見ていて微妙かなというのが個人的な感想です。

それからやはり度重なるスター選手の怪我ですよね、今で言うと代表的なのがデリックローズ。

今はガードが輝く時代と言えますから、その時代にローズ、ロンド、ウエストブルックなどのスター選手が離脱するのは本当に痛いです。

それから、これはみなさんも感じていると思いますが、昔にはあった

このチームにはこの選手!!という顔がいない。

毎年頻繁にトレードが行われ、チームの顔も変わってしまうので、チームに対する愛着というのも沸きにくいのではないかと思います。

以前は、自分が一番見ていた90sですが、

インディアナペイサーズのレジーミラー!!

ニューヨークニックスのパトリックユーイング!

ヒューストンロケッツのアキームオラジュワン!!

シアトルスーパーソニックスのゲイリーペイトン!!ショーンケンプ!!

サンアントニオスパーズのデビッドロビンソン!!

ユタジャズのジョンストックトン、カールマローン!!

シカゴブルズのマイケルジョーダン!!スコッティピッペン!!

みたいな毎年変わらないチームの顔の存在がいたと思うんですよね。

そして、そこが変わらないから、毎年同じチームを応援しているという気がする。

そこが数年で入れ替わると、同じチームなんだけど違うチームを応援しているようで、応援するモチベーションというのも変わるのではないかなと感じます。

更に3年前にはリーグ一のスーパースターレブロンがキャブスを離れました。

これは例えるならマジックがレイカーズを去る、バードがボストンを去る、ジョーダンがブルズを去る、そのぐらいインパクトのある移籍だったと思います。

そして浮き上がった一番の問題が、

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リーグナンバー1のスーパースターがヒール役となってしまった。

かつては長い間ジョーダンがリーグの顔でしたが、ジョーダンは黒人ファンにはもちろん、白人ファンにも万遍なく愛されるプレイヤーでした。

二度目の引退までは、ブルズ一筋。弱小だったブルズを強豪に押し上げた、いかにもアメリカンが好むサクセスストーリー。

しかし、レブロンはそれとは対称的に勝てないと感じたキャブスを去り、強豪ヒートに移籍、そこで協力なサポートを得た上でのチャンピオン。

それがヒートそしてレブロン本人にとってどうだったかというと+だったのかもしれません、しかし、

実際アメリカだけに限らず、世界中に心の底からヒートファン、レブロンファンであるという方はどれ程いるのか。

90sのブルズはどうだったかと考えると、もう答えるまでもないですよね。

ちなみに個人的に私はアンチレブロンとかではありません、プレイヤーとして尊敬しますし、むしろある意味では可哀想だなとも思います、周囲の過度な期待が生んだマイナスイメージとも言えると思いますので。

NBAの人気低下は、ハッキリとこれだけが原因とは言えませんし、改善しようと思って改善出来るものでもないと思うので難しい所ですね。

私個人としては、NBAを見て学んで自分自身バスケプレイヤーとしての向上はもう目指してませんし、この年齢にもなるとNBA以外の事にも興味を持っている、そしてやらないといけない事もある、などなど昔と比べるとNBAから遠ざかる理由はあるんですが、

実際NBA自体も以前よりかは魅力は薄くなっているのかもしれません。

一生NBA好きであることには変わりありませんが、何かこう切ない。

みなさんは近年のNBAどう思いますでしょうか。

プレイオフ、ファイナルも以前は、どこが来るのかワクワク!!!!みたいなのがありましたが、今は案外どこが勝っても嬉しくもガッカリもないかもしれません…?見ていて面白い事には変わりないのですが。

ブルズ対ジャズの時のファイナルなんて、一戦ごとにうおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!でしたからね。いや何かもう言葉では表せない心境でした。

しかし、こうして自分も昔を思い出しながら語っている所を見ると、歳とったなぁと感じます。

なるべくなら、「今のNBAを見て最高なんてノンノン!!最近の若者は分かっとらんよ!!」とか言うジジイにはなりたくないんですが、それをしちゃってるかなと 笑

恐らく90sが最高で育った自分に80sをリアルで見ていた方は、

「ん、ブルズ?最高だったのは、マジック&バードの時代じゃよ!!」

と言う気はしますけどね 笑

いつの時代になっても、自分が夢中になった世代が一番最高、みんなそんなものかもしれません。

ちなみに自分はビンスカーターの大ファン、ビンスカーター以上に愛したプレイヤーはいないと心の底から言えますが、時代として最高だったと思うのは90sです。

何か、あの時代が自分にとっては正に、

This is NBA!!!!!!!!!!!!!!!

な感じだったんですよね。

2000年以降のNBAはとても華やかでクールになった。

しかし90sはあのNBAならではの渋さ、強烈なインパクトの中に、クールさがあった、そんなような感じでした。

表現が難しい 笑

それでは今日はこの辺で。

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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトを運営。大学から渡米し7年滞在後に帰国。2015年からツイッターでNBA情報発信を始める。レブロンと同い年の会社員。

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7 comments

  1. 90sにスーパースターが集まり過ぎたかな(笑)
    自分もやっぱり90sに心引かれ夢中になりました!
    でもやっぱりt-macなんだな(笑)

  2. 僕もやっぱりジョーダン世代です^ ^
    オリンピックのドリームチーム1
    ビデオでしか観た事はないマジックやバードがプレイする姿にも感動。
    今はNBAほとんど観てないけど、確かに皆器用で個性に乏しいという面は共感します。イメージですが笑
    一番記憶にあるのは…カートライトのフリースローかな笑

  3. まさに90sは自分もドンビシャ!ビショヌレ!
    そして、あの時代はコンビでの顔も多かったですね!
    ペイトン&ケンプ、ペニー&シャック、ストックトン&マローン…
    そして少し意味合いは違うけど、ジョーダン&ピッペン!
    また、ドレクスラーがブレイザーズからロケッツに移った際はかなりびびりましたし、全米が震撼し、ビショヌレでした(^o^)v
    今の選手はみんな器用すぎますね!
    職人気質の選手…減りましたね(>_<)
    時代の流れで、なんでもこなせる選手が求められてはいるんだろうけど、古き良き時代が懐かしいです♪
    そうか、これも歳をとったということか…
    最近は角度もイマイチだもんなぁ(T_T)

  4. >k-macさん
    90sは確かに固まりすぎたかもですね、自分も選手ならカーター一択です(笑)
    >黒伊佐錦さん
    初代ドリームチームの試合はリアルタイムではないですが全試合フルで見ました ^ ^
    マジックのパスからバードの3、ジョーダンのダンクなど大興奮でしたね、あのチームはスーパースターしかいなかったような印象です。
    今は昔でいう職人気質、代表的な所で言うとロドマンのような選手がいませんよね…
    >mtoさん
    ドレクスラーがロケッツ移ったのは正解だったかもですが、バークレーは逆に可哀想でしたね。
    昔は本当にどの試合、どのカードを見ても楽しかったイメージがあります。
    これからNBAがどう変わって行くか謎ですが、やはりいつの時代でも角度をキープさせてくれるような興奮は欲しいものです。

  5. 自分は1988年からNBAの虜になり、自分に絶対ムリなプレーをする(まあ誰のもマネ出来ませんが)カールマローン(まだ髪がある時代)のファンでつられてストックトンのファンでもありました。マローンはとにかくインサイドの強引なプレーでファールをもらい(恐らく毎シーズン、ファールをもらう回数は1位2位だったかな)ぶつぶつ言いながらフリースローでも点数を稼ぎまくってました。ストックトンのおかげで累計得点歴代2位ではないと思ってます。試合は止まりますのでRUN&GUNが好きな方には嫌われれます。でもそんな個性が強い選手が減ったのは事実ですね。
    何を言いたいか分からなくなりましたが、とにかく顔がいなくなったっていうのは確かにその通りですね〜

  6. あたし、ヒートだけど、実はレブロンはそれほど好きじゃないのよねーw、ヒートが初優勝したシーズンに、マイアミで観戦した時はレブロンいなかったわ、レイ・アレンも。 レイは好きよ! でもセルツも好きだから、レイがヒートに移籍してくる時は少し悲しかったわ~、ピアもKGもいなくなっちゃったし。。。 コービーやローズにはまだまだ活躍してほしいわ~。。。NBAに惹かれたのはやっぱブルズのマイコーだったわ~♪

  7. >ぴーこさん
    ストックトン&マローンはリアルタイムで見れたのはキャリア的にある意味全盛期だった97シーズンからでしたが、彼らのピックアンドロールは10年以上もお互いに続けてきたのもあって素晴らしいと思いましたね、分かっていても止められない。しかし、マローンはフリースロー時に毎度つぶやいましたが、何を言ってたのか謎ですね(笑)念仏みたいに何か唱えてました。
    >ごり美
    自分もレイカーズにしていたけど、実際の所超レイカーズファンってわけではないのよ。一チーム決めるならレイカーズかなってだけで、同チーム補正のおかげでドリームチームなのに一チームの選手固定ってどうなのって自分で思ってたわ(笑)
    ヒートが初優勝した時はもう既にウェイドが全盛期迎えてたと言えるわよね、何気にあの年のヒートはメンバー的に大好きよ。
    私も一番夢中になってみたのはマイコーね、もうマイコーは髪はないけど本当に神だったわ。あんな選手は二度と表れないわね、正に非の打ち所が無い選手、唯一あるとしたら髪だけど、その髪がない所がまた神なのよね〜♪

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