レイカーズの新体制がついに整った。
レイカーズはフリーエージェントのマイケル・ビーズリーと単年350万ドルで契約に合意、これでレイカーズのロスターは15名全枠が埋まることとなった。
LeBron’s newest weapon 👀 pic.twitter.com/gnM1cCvLHV
— Bleacher Report (@BleacherReport) 2018年7月20日
ビーズリーは2008年のドラフト2位指名と高い評価を受けていたが、素行不良などの問題もあり1チームで長く活躍する事が出来ず、一時中国でもプレーした経歴を持つプレイヤーだ。2016年にはCBAでMVPに輝く活躍を見せると、NBA復帰後のヒューストン・ロケッツでは20試合に出場し平均18.2分の出場ながら12.8得点を挙げる活躍を見せた。翌シーズンはミルウォーキー・バックスで56試合に出場し、昨シーズンはニューヨーク・ニックスで74試合に出場した内30試合でスターターを務め、一試合平均13.2得点・5.6リバウンド、フィールドゴール成功率は50.7%、3ポイントも39.5%と復活をアピール。特にエースのクリスタプス・ポルジンギスが怪我で離脱後は貴重なスコアラーとしてチームに貢献した。
▼マイケル・ビーズリー 2017-2018シーズン ハイライト▼
ビーズリーはヒート時代にレブロンと共にプレーしており、レブロンもビーズリーの才能を認め彼のゲームをリスペクトしていると伝えられている。中でも外でもコンスタントに点が稼げる彼の存在はレイカーズでもベンチからのオフェンス起爆剤として大きな助けとなるだろう。
ちなみにビーズリーがかなりの個性派プレイヤーということもあり、今回の契約が発表されるや否や今季のレイカーズはMEME(ミーム、ネット上で広がっていくネタ)チームだと言われ始めた。新加入したメンバーがレブロン・ジェームズを筆頭に、ラジョン・ロンド、ランス・スティーブンソン、ジャベール・マギー、そしてマイケル・ビーズリー、この面々を見るとそう言われても仕方がないかもしれない。しかしこのメンバーは裏を返せば神経が図太いとも言えるため、打倒ウォリアーズを掲げる上でかなり有効的なロスターとも取れる。球団社長のマジック・ジョンソンも「我々はウォリアーズを恐れていない、そして精神的にタフなチームとなった」と発言していたが、この布陣を揃えたとなると非常に説得力がある。おそらく彼らは圧倒的な強さを誇る王者ウォリアーズにも全く動じないはずだ。斜め上からの布陣で望む新生レイカーズ、新加入の多くが単年契約であるためまずは今季どこまで戦えるか、それを見定めるシーズンとなるだろう。
The Lakers are the new meme dream team. 😂😅 pic.twitter.com/rctYmSP7Lf
— LakeShow (@LA__LakeShow) 2018年7月20日
よく試合中に珍プレーを起こすことに定評のあるジャベール・マギーはこの新チームに可能性を見出しており、開幕に向けてやる気十分だ。
JaVale McGee says it how it is. 🗣 pic.twitter.com/oY841OFDxT
— LakeShow (@LA__LakeShow) 2018年7月21日
「このチームは凄いぜ。ロッカールームにはたくさんの個性が溢れることになるが、全てはうまくまとまると思っているし、史上最高に楽しいチームの一つになるよ。」
史上最高に楽しいチームの一つ、それを否定出来るものはおそらくいないだろう。
この個性派勢に加えレイカーズのヤングコア達がどう融合するのか、今季のレイカーズは間違いなく面白いバスケットを見せてくれるはずだ。
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