過去3年に渡ってファイナルで死闘を繰り広げているウォリアーズとキャブズ、そのウォリアーズにキャブズのスーパースターレブロンジェームズが移籍の可能性有りという仰天ニュースがESPNのクリスヘインズ氏により報道された。
現時点でウォリアーズからレブロン獲得に動くという兆候があるわけではないが、もしウォリアーズが今オフシーズンにマックス契約を用意出来るのであればレブロンがミーティングに応じると報じられている。
LeBron would “listen” to the Warriors this offseason if they could create a max salary slot, per @ChrisBHaynes https://t.co/wddrgijeqE pic.twitter.com/kU6v81zcrI
— Bleacher Report (@BleacherReport) 2018年2月1日
レブロンは来季が契約最終年となるが最後の一年はプレイヤーオプション付きであるため、このオフにプレイヤーオプションを行使せずキャリア3度目の無制限フリーエージェントとなると見られている。もちろんキャブズと再契約する可能性も十分に有り得る。
キャブズにとってレブロンは巨大な存在であるが、彼とチームオーナーのダンギルバート、そしてフロントオフィスとの不仲がレブロン移籍の現実味をより引き上げていると見られており、ウォリアーズの勝利へ貪欲かつ強固な組織は全てのベテランプレイヤーにとって魅力的である、それはレブロンにとっても例外とは言い切れない。
レブロンと彼のビジネスチームはもし仮に地元チームであるクリーブランドを再び離れるのであればより高い希望を要求するだろう、そしてとてつもなくアグレッシブなGMであるウォリアーズのボブマイヤーズ、オーナーシップグループ、コーチのスティーブカーはその縮図と言える。
ウォリアーズがレブロンを獲得するにはサイン&トレードのシナリオが最も現実的と見られており、ESPNのケビンペルトン氏によるとクレイトンプソンとアンドレイグダーラをキャブズに放出する事でオファーがスタート出来ると考えられているようだ。
またその実現にあたって一昨季サンダーから電撃移籍したケビンデュラントにプレイヤーオプションを行使させ更なる年棒の減額(デュラントは優勝メンバーを確保するため昨オフにサラリー昇級を辞退し再契約を結んだ)、そしてショーンリビングストンをキャップスペース確保のために放出する必要性に迫られる可能性がある。そしてベンチプレイヤーはリーグ最小額の構成となると予想されている。
ちなみにウォリアーズのペイロールは1億3500万ドル(日本円にして約150億円)とリーグで最も高額となっている。
NBAナンバー1と言われる大スターのレブロンジェームズがチャンピオン&ライバルチームのウォリアーズに移籍、もちろん夢物語と思うのが当然だろう。現在のロスターで圧倒的な強さを誇っているウォリアーズがリーグ最高の実力者とは言え今年34歳となるベテランを相当なリスクを取って獲得に動くとは考え難い。そしてレブロンにとってもウォリアーズに移籍となれば彼のレガシーに大きな傷がつく事は決して避けられない事実だ。
だがしかし、それと同時に “100%有り得ない” とは言い切れないのが今のNBAなのかもしれない。
Would this be the greatest team ever? pic.twitter.com/IuMHyj2xBz
— Bleacher Report (@BleacherReport) 2018年2月1日
レイカーズ移籍説も変わらず根強いが、果たしてレブロンがオフシーズンにどんな決断を下すのか、その一挙手一投足に注目が集まっている。
参考記事 : ESPN
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