昨日ゴールデンステイト・ウォリアーズのホーム、チェイス・センターで対ミルウォーキー・バックス戦が行われたが、その試合後のあるシーンがSNSを賑わせた。
それは現在怪我のため欠場中であるウォリアーズのステフィン・カリーが相手チームのエースであるヤニス・アデトクンボに対し、
「Let’s do it. Come on, man(やってやろうぜ、来いよ)」
と発言しているように見えるツーショットだった。明らかに何かに誘っている様子だが、ヤニスは来シーズン後に完全フリーエージェントとなり、ウォリアーズへの移籍も密かに噂されている事もあって、カリーがヤニスをチームに引き入れようとしているのでは?と捉えられたのだ。
“Come to the Dubs.” – Steph, probably 😂 pic.twitter.com/PZRc8179JZ
— Warriors on NBCS (@NBCSWarriors) January 9, 2020
これを見たNBAファンの間では、
「本当にそうなったらまたとんでもないチームになってしまう」
という発言をする者もいたが、実際の所はバスケットボールの世界においては全く心配がない出来事だった。
カリーはこの件に関して、Yahoo Sports’ のクリス・ヘインズ記者に真実を伝えた。彼はヤニスにオンラインゲームのPUBGで一緒にチームを組もうと提案していたのだ。カリーは彼のゲームタグをヤニスに渡し、もしチームを組んだら上手く行くと伝えたそうだ。「やってやろうぜ、来いよ」はヤニスにオンラインゲームのプレーを促す発言だったというわけだ。
ウォリアーズファン以外はホッと一安心だ。もし彼らがバスケットボールの世界でチームを組んだら本当にアンストッパブルなチームになってしまう。ヤニスのドライブから外でカリーが待ち受ける、考えただけで恐ろしい。
ちなみに現在欠場中のカリーだが、昨年10月末に骨折して以来2度の手術をした左手の回復具合は良好のようで、今日ウォリアーズインサイダーのモンテ・プール氏からカリーの左手も使ったシューティング動画が公開されていた。
He’s been at it for almost an hour now. Stephen Curry shooting like he’ll be ready to play today. Plan is to reevaluate in 2-3 weeks. pic.twitter.com/Dn5N4ZekQP
— Monte Poole (@MontePooleNBCS) January 9, 2020
「(練習を始めて)もう一時間程になる。ステフィン・カリーはまるで今日出場できてしまうかのようにシューティングをこなしている。2〜3週間後に再診断だ。」
今季のNBAも大いに盛り上がっているが、何か物足りない気がするのはきっとこのカリー、そしてスプラッシュブラザーズ相方のクレイ・トンプソンも不在という現状があるからだろう。ちなみにカリーの復帰時期はオールスターブレイク後と見られているようだ。
今季はヤニスも3ポイントを武器にして大暴れしているが、正確無比な史上最高シューターの3ポイントがやはり待ち切れない。
参考記事 : Yahoo! Sports
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