「今日の試合はキャブスが勝つ、きっと勝って、ホームで盛大に優勝を祝うんだ!!今必死で戦っているキャブロンのように、自分も仕事を精一杯頑張って行グダーラ!!!」
と頑に信じて仕事に取りかかっていたんですが、昼休みにスマホ開いて
「104-91、オゥフッ!!」
と、そのままブリッジかましそうになるぐらい仰け反った私の日常はさておき、2-2のタイで迎えた注目のNBAファイナル第5戦は、ホームのウォーリアーズが終盤で粘るキャブスを突き放し、フランチャイズ史上40年ぶりとなるNBAチャンピオンに王手をかける結果となった。
両チーム共にスターティングラインナップを変えて来るか注目が集まったこの一戦、キャブスは第4戦と同じモズコフ&トンプソンのビッグマンを据えたラインナップ、対するウォーリアーズも第4戦同様ボガットを外しイグダーラを加えたスモールラインナップでスタートした。
まず前回と同じくウォーリアーズの速い展開がゲームを動かす、カリーからトンプソンへのファーストブレイクで先制したウォーリアーズは、続けてカリーのレイアップ、イグダーラからグリーンへのつなぎでダンクとキャブスのディフェンスをかき回す。
キャブスはピック&ロールのローテーションミスが目立ち、8-2と一気にリードを奪われてしまうが、第1Qも半分を過ぎようとした所でブラットHCはモズコフを下げ、ガードのJRスミスを加えたスモールラインナップで対抗を試みる。
第4戦までアイスコールド状態だったJRスミスのアウトサイドだが、この試合は出だしから連続3を沈めレブロンと共にキャブスの追い上げを演出し、第1Qを22-22のタイで終えた。
第2Qに入るとレブロンに一気にエンジンがかかる、得点、リバウンド、アシストと怪物レブロン君の本領発揮が始まり、ウォーリアーズに7点差をつける。
しかしウォーリアーズの怪物君も黙ってはいない、カリーが連続3で一気にキャブスのリードを消してしまう。
第2Qは中盤からシーソーゲームが続き、残り1分を切った所でマイクミラーが3を決めキャブスがリードするが、バーンズがレブロンのファールを誘うフォローアップダンクで3点を稼ぎ、最終的に51-50とウォーリアーズが1点リードで折り返した。
レブロンは前半だけで20点、8リバウンド、8アシストとトリプルダブルに近い活躍を見せ、この試合のキーマンとされていたJRスミスも3ポイント3本を含む14点と貢献した。
第3Q、両チーム共にディフェンスを崩せずFGがなかなか決まらないまま終盤を迎えるが、ここで均衡を破ったのがカリーだ。残り3分でリードを奪う3を決め、これにイグダーラ、バルボサが続く。
終始リードが入れ替わる展開だったが、キャブスが6点を追う形で最終の第4Qに突入した。
点差を詰めておきたいキャブスはレブロン、シャンパートの3で一気に同点に追いつくが、ウォーリアーズもすかさずカリーが3を返しリードを許さない。
レブロンも負けじと3を返すが、カリーもまた3で返す、怪物エース同士が火花を散らしリードを奪い合う。
だが、ウォーリアーズには1Qで37点を挙げたもう一人の怪物がいた、トンプソンが3で追撃しキャブスを引き放す。
更にイグダーラが3、バスケットカウントとチーム全体で点を重ねるウォーリアーズとは対称的にキャブスは完全にレブロン頼みとなってしまい、じりじりと点差を離され、残り3分を切った時点でその差は10点にまで広がった。
104-91、終盤で一気にラストスパートをかける事に成功したウォーリアーズが3勝目をあげ、NBAチャンピオンまで後一勝と迫った。
孤軍奮闘を続けるレブロン
驚異的なスタッツを記録している今シリーズのレブロンは、この日も40点、14リバウンド、11アシストと二度目のトリプルダブルでチームを牽引した。
レブロン一辺倒になるチーム事情が生んでいるとも言える脅威のスタッツだが、この数字を持ってしても勝利には十分ではないとすると、当然の事ながらサポーティングキャストの活躍が必須である。
ただチーム全体余力がある序盤は全員が満遍なく活躍しているキャブスだが、第4戦に続きこの試合も疲労が重なる終盤で激しく失速してしまったのを考えると、もはやレブロンにこれ以上の爆発を求めざるを得ない状況になっているのかもしれない。
後一戦、いや二戦、最後に奇跡的なレブロンの奮起を人々は願っている。
ベンチウォーマーとなったモズコフ
第4戦までキャリアハイとなる28点を挙げるなど今シリーズ大活躍していたモズコフだが、この試合はプレイタイムがほとんど無かった。
ウォーリアーズのスモールラインナップに対抗するロスターで終始臨んだキャブス、確かにトランジションゲームには対応出来たかに見えたが、それとは引き換えにインサイドでトンプソンが一人孤立する形となってしまった。
作戦としては一長一短があるのはある種当然の事かもしれないが、リバウンドを含めたインサイドの支配力という点でモズコフがいればまた違った展開にはなったのかもしれない、不調で外されたのならまだしも好調だっただけに今日の起用法に首をかしげる者は多いだろう。
ちなみにボガットはこの日一度も試合に出る事は無かった。
カリーの復調とJRスミス&シャンパートの不調
シリーズを通して調子を上げて来たカリーだが、この試合は要所でキラー3を決め今シリーズ初の30点越えとなる37得点をあげた。
キャブスが競っていた試合はいずれもカリーのシュートが落ちていたが、カリーが本調子となるとキャブスもよりJRスミス、シャンパートの活躍が必要不可欠となってくる。
今日はスミスが序盤立て続けに3を決めたが、最終的に4/14と調子が良いとは言い切れない出来だった。
プチレブロン的イグダーラの活躍
毎試合好プレイを見せているイグダーラはこの日も14点、8リバウンド、7アシスト、3スティールと攻守で大活躍。
フリースローが2/11と散々ではあったが、要所での3、バスケットカウントとチームに勢いをつける役割をこなした。
ウォーリアーズはイグダーラを初め、バルボサ、リビングストン、グリーン、バーンズ、リーとサポーティングキャストが代わる代わる活躍している。
キャブスもレブロン以外のプレイヤーが目立たない事には勝ち星を挙げる事は難しい。
キャブスのホーム、クイックンローンズアリーナに戻って行われる第6戦、ホームとは言えキャブスにとって厳しい状況である事には変わりないが、
何と言ってもキャブスには世界最高のプレイヤー、レブロンジェームスがいる。
まだ何が起こるかは分からない。
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ドモ^ ^ Carter2さんの文章は惹き込まれますね☆ 読んでる内にレブロンファンになってしまいました(^^;; 明日は会社休んで応援したいと思います^ ^ ではまた覗きに来ます( ・`ω・´)キリッ
ケンタさんこんばんは!文章は、、、スタイル的に好き嫌い別れそうな感じがしますが、本能で書いてしまいますね(笑)自分も明日程会社休みたい日はないです(泣)何とかキャブスが勝って第7戦にもつれ込むことを期待したいですね!!いつでもチラ見歓迎です♪