2004年NCAAダンクコンテスト王者のマイリー・ボウデン AKA リーミックスがとんでもないダンクを見せてくれた。
シャックことシャキール・オニールが主催となり、審査員にはポール・ピアース、リチャード・ジェファーソンらのNBAプレイヤーも迎えて行われたベニスバスケットボールリーグのダンクコンテスト。登場ダンカーは、クリス・ステイプルズ、ジョー・バラード、バイオニック・ブルックス、ダニエル・カベヤ、そしてボウデンの6名。腕自慢のダンカーが集ったが、ボウデンが見せた一発がイベントをシャットダウンしてしまった。
▼ Reemix Shuts it DOWN! ▼
5:18からのダンクだが、ボール保持役を椅子の上に立たせ、その上を開脚で跳び越えながらのダンク。まるでトランポリンを使ったようなとんでもない高さだ。この動画のコメント欄でも、「5:20の所で動画を一時停止させた」と言う者が続出した。審査員全員の点数は映っていないが間違いなく満点だろう。
ちなみに彼は2年前に一時ピストンズと契約を交わした(直後解雇)229cmのママドゥ・ジェイを跳び越えながらダンクを決めていた(彼自身は185cm)。背番号5のジャージを着て開いた口が塞がらない様子を見せているのは、現オクラホマシティ・サンダー所属の凄腕ダンカー、テレンス・ファーガソンだ。
▼ 229cm越えダンク ▼
そして、その凄まじい跳躍力と並び驚きなのが、彼が現在35歳(9月には36歳)という事実。14年前にNCAAでダンク王者に輝いてから更に進化し続け、今でも全盛期と言えるだけの跳躍力を見せているのは驚愕の一言だ。
▼ NCAAダンクコンテスト 2004 ▼
今回の動画を公開しているダンカデミクスも、
「2004年のNCAAダンクコンテストでのパフォーマンスを覚えている、どうやってこの年齢で更に高いレベルを見せているんだ!?俺のヒーローだ!」
というコメントに対し、
「全く意味が分からない!」
と返信、彼の超人ぶりを讃えている。また今回のコンテストで競い合ったステイプルズも、「彼はこの星の人間ではない。」と呆れた表情を見せている。
NBAでは現在レブロン・ジェームズが33歳にして超人的な活躍を見せているが、今回のボウデンを見ていても「人間はある程度の年齢になれば身体能力が衰える」という常識が幻想なのではないかと思ってしまう。少なくとも正しいトレーニングと健康&食事管理を行えば人間は長く高いレベルを維持出来るという事を証明していると言えるだろう。それにしても瞬発力が命であるジャンプにおいて一向に衰えないというのは本当に驚愕だ。
現在もあらゆるダンクコンテストに参加しているボウデン、おそらく40歳になってもとんでもないダンクを披露しているのは想像に容易いだろう。
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