どうやら我々は再び今季中にカーメロ・アンソニーの勇姿を拝む事が出来そうだ。
ヒューストン・ロケッツからの退団が発表されたカーメロは現在もロケッツのメンバーであるが、間も無くウェイブもしくはトレードでチームを離れると伝えられている。そのカーメロについて、ESPNの名記者であるエイドリアン・ウォジナロウスキー氏は同じく現在ESPNのフロントオフィスインサイダーを務めるボビー・マークス氏とのポッドキャストでコメントを発し、カーメロのNBAでの現役継続を断言した。
「ヒューストンがカーメロ・アンソニーをまだ手放していないのは財務上の理由が関係している。カーメロは今季中にリーグに戻る、私はそれを全く疑っていない。全くだ。彼にはまだ仕事が舞い込むだろう。その役割がどれほど重要なものか?それはまだ分からないが、次は彼にとって正しいチームとなると見ている。それはきっと納得の行く移籍先になる。」
現時点ではカーメロにとっての選択肢はかなり限られたものとなっている。しかし、ロサンゼルス・レイカーズ、マイアミ・ヒート、ポートランド・トレイルブレイザーズがカーメロがロケッツを離れると公表された際に興味を示したと伝えられている。
カーメロは現在優勝のためだけにプレーをしている、ロケッツでもサンダー時代には拒む発言をしていたベンチロールを受け入れていた。それはつまり自我よりもチームへの貢献を第一と考えているという事であり、他チームにとっては受け入れやすい状況と言える。今季スタートダッシュを見せたブレイザーズは最も良いチャンスを彼に与えられる環境が整っている。そしてレイカーズにはカーメロと同期であり長年の相棒であるレブロン・ジェームズがいるため、これまでオールスターや五輪などでチームメイトとしてプレー経験がある彼がカーメロの良さを引き出せるとも見られている。そしてヒートは得点力不足であることからトップスコアリングオプションとしての活躍が見込めるだろう。今季限りでの引退を表明している同期のドウェイン・ウェイドとこれまた相棒タッグを組む事も出来る。ちなみにウェイドはカーメロがロケッツで欠場続きとなった際に、彼を擁護するツイートをしていた。
Trying to make my guy @carmeloanthony the fall guy huh!? Man y’all need to stop. That’s the easy way out instead of addressing what the real problem.
— DWade (@DwyaneWade) 2018年11月12日
「俺の相棒を連敗の原因にしようとしているのか!?そんなことはもう止めるんだ。本当の問題を見つけずに短絡的な答えを出そうとしているようなものだ。」
続けて「メロの価値はそんなものではない」というツイートを強調する指差し絵文字のツイートを投下。
— DWade (@DwyaneWade) 2018年11月12日
そしてレブロンも「事実」というハッシュタグを添え、そのウェイドのツイートを繰り返していた。
#FACTS 👇🏾 https://t.co/dds5FqoGt1
— LeBron James (@KingJames) 2018年11月12日
カーメロにとって最も優勝の可能性が高いと言えば、この3チームならおそらくブレイザーズだろう。しかしこれまでの彼のキャリアを見てきていればレイカーズ、もしくはヒートで同期の相棒と共にプレーする光景を望む者も少なくないかもしれない。
いずれにせよ再びNBAで彼のプレーが拝める事になるのはファンにとって朗報だ。どのチームになるのかは不明だが、その時が来るのを楽しみに待つ事にしたい。
▼現在ニューヨークのジムでワークアウトに励んでいるカーメロ▼
Melo’s back in the gym with @Cbrickley603 in NYC💪🏽💪🏽💪🏽#StayMe7o #FreeMelo pic.twitter.com/0Tenuo3Dr0
— Steven Tsakanikas (@SteveTsak) 2018年11月27日
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