先日スターターPGを務めるカイリーアービングがトレードをリクエストしたと報道があり激震が走ったキャブズにまたしても大ニュース。昨シーズンに8年間在籍したブルズを離れニックスに移籍した2011シーズンMVPのデリックローズがキャブズへ移籍しました、本日身体検査を終え契約合意に至ったようです。
Breaking: Derrick Rose has signed a 1-year, $2.1 million deal with the Cavs, per @ChrisBHaynes and @WindhorstESPN. pic.twitter.com/wOJ9WxS6Em
— SportsCenter (@SportsCenter) 2017年7月24日
その気になる契約は1年210万ドル、ベテランミニマムでの契約となり昨シーズンの年棒がPGとしては全体5位から今季は55位へ急降下。
After taking a 90% salary cut, Derrick Rose is currently the 55th highest-paid point guard signed for next season. pic.twitter.com/tg8JpVLo8R
— ESPN Stats & Info (@ESPNStatsInfo) 2017年7月25日
今オフにはバックスと契約が噂され、先日にはレイカーズともミーティングを行い行き先が決まらないままだったローズですが、このタイミングでキャブズと契約。先日からのアービングの移籍騒動により早急にPG枠を埋めたのではとも言われています。
実際の所現在のローズがアービングの穴を埋めるのは不可能である事は事実ですが、元MVPの実力を持ち現在でもリーグ屈指のスラッシャーであるローズをこの激安年棒で獲得出来た事は少なくともチームにとってマイナスではないでしょう。キャブズはレブロンを主体としたオフェンスにおいてキックアウトから得点が取れるシューターが揃ってこそ機能すると言われていますが、アウトサイドを得意としないローズがそのスタイルにフィットするかは謎、しかし昨シーズンニックスで怪我以降最も高いアベレージとなる18得点&47.1%のフィールドゴール%を記録している事からもペネトレイト&ミッドレンジからはコンスタントに得点を重ねてくれる事が期待されます。そして6thマンPGとしては現在FAであるデロンウィリアムスよりも貢献出来る可能性が高いというのが大方の見方です。
もしアービングが移籍しローズがスターターのPGとなるとキャブズにとっては厳しいシーズンとなるかもしれませんが、ベンチからの起爆剤となれば素晴らしい活躍が見込める事でしょう。
ちなみにローズのキャブズ入りには賛否両論の状態ですが、彼が入団の意思を固めたのにはレブロンと話し合ったのが大きな要因と言われています。この移籍の話が上がってからレブロンはローズとコミュニケーションを取っていたようで、本日契約の合意が報道された際には薔薇の絵文字を並べたツイートで移籍を歓迎していました。
🌹 🌹 🌹🌹🌹 Let’s Rock G!!
— LeBron James (@KingJames) 2017年7月24日
今回ベテランミニマムでキャブズ入りとなったローズですが、彼が最も望んでいるであろうモノは勝利、そしてその先にある優勝。怪我以前より身体能力は衰えたとはいえ今でもそのクイックネスは指折り、類稀なるスキルも健在、それを今季クリーブランドの舞台で大いに証明して欲しいです。
▼デリックローズ 2016-2017シーズン オフェンスハイライト▼
最後にこちらは以前製作したブルズ時代のデリックローズミックスです。
▼デリックローズ シカゴブルズ ミックス▼
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