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ビンス・カーターがホークスとの単年契約に合意、NBAキャリア21シーズン目を迎える

2018年07月26日
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現在41歳、リーグ最高齢プレイヤーのビンス・カーターがアトランタ・ホークスと単年240万ドルのベテランミニマムで契約合意したとESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が伝えた。

ホークスは期待のルーキー、トレイ・ヤングや昨季平均二桁得点をあげる活躍を見せたジョン・コリンズらを含めた若手のメンター役としての貢献をカーターに期待しているようだ。ちなみにヤングはカーターがNBAでドラフトされた日にはまだこの世に生を受けていなかった。

 

カーターにとって若手の教育役はもはや慣れたもので、昨季は若手が主体であるサクラメント・キングスにおいてチームリーダーとしてロッカールームでも存在感を示していたと伝えられている。

そしてカーターは、これ程長くプレーして来ていても未だにバスケットボールのゲームに対する愛は冷めていないとコメントした。

「このゲームを愛しているから出来る限り長くプレー出来るよう、より一層ハードにトレーニングしているんだ。それはお金の問題ではない、もちろん自分の貢献に見合った報酬は求めたいものだろう。それは理解している、しかしそれが全てではないんだ。自分は追加のトレーニングを自分に課す、どんな状況にも対応できるよう、ゲームをプレーするために、そして競争するためにね。」

その言葉通り、カーターは今でも要所でのベンチスコアラーとして活躍が出来ている。彼は昨季一試合平均17.7分の出場時間で5.4得点、フィールドゴール成功率40.3%、そして3ポイントは34.5%を記録していた。

ちなみにカーターは今季でNBA21シーズン目に突入する事になるが、これは同1998年のドラフトでNBA入りしたダラス・マーベリックスのダーク・ノビツキー(同チームで21シーズンは彼のみ)と並びNBA史上最長タイ記録となる。これまで21シーズンをプレーしたのは、ロバート・パリッシュ、ケビン・ウィリス、ケビン・ガーネットの三名のみの快挙だ。

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また、このニュースを知ったラプターズ時代のチームメイトかつ従兄弟である殿堂入りプレイヤーのトレイシー・マグレディーは、カーターが成し遂げた偉業を手放しで称賛した。

「ビンスが21年目を迎える事は凄まじい。これだけ長くプレーしながら体型を維持し、ゲームをプレーしたいという願望を持ち続けることはとてつもなく困難な事だ。」

きっとマグレディーは自身が怪我によりキャリアを全うする事が出来なかったため、その凄さを人一倍実感しているのだろう。

 

ここ2年は単年契約でチームを転々とし、今季で自身8チーム目を迎えた41歳の大ベテラン、ビンス・カーター。昨季中には「あと2年だ、それで終える」というコメントも発していたが、一カーターファンとしてまだまだ彼のプレーを見続けていたい。

▼ビンス・カーター 2017-2018シーズン ハイライト▼

参考記事 : Bleacher Report

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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトを運営。大学から渡米し7年滞在後に帰国。2015年からツイッターでNBA情報発信を始める。レブロンと同い年の会社員。

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