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今季絶好調のデマーカスカズンズが左アキレス腱を断裂、残りシーズン全休が確定

2018年01月27日
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オールスタースターターにも選出されていたペリカンズのデマーカスカズンズが本日行われた対ロケッツ戦で左アキレス腱を断裂、残りのシーズン全休が確定した。

カズンズは試合終了残り15秒でリバウンドからバスケットカウントを決めフリースローを得たが、ミスをしたフリースローを自ら拾おうと飛び込んだ際左足を負傷した。コートに倒れ込んだ後、再び自力で立ち上がる事は出来ずチームメイトの肩を借りながらコートを後にした。

前半にファールトラブルに陥ったものの最終的に15点、13リバウンド、11アシストのトリプルダブルを記録していたカズンズ、チームは強豪ロケッツに辛勝し今季初となる4連勝を飾ったがあまりにも大きな代償を払うことになってしまった。

ペリカンズのヘッドコーチであるアルビンジェントリーは今季目覚ましい活躍を見せていたカズンズを賞賛しながらも悔しさを滲ませた。

「彼にとって本当に辛い事だ。彼が今までしてきた事、そして今季私たちにもたらそうとしていたもの、更にコート内外に関わらず全ての面で己を向上させようとしていた事は本当に素晴らしいものだった。あれほど向上心を持ったプレイヤーにこんな事が起こるのは残念でしかない。」

 

カズンズはここ3試合で2度目となるトリプルダブルを達成。そして今季の主要スタッツの平均は25.2得点、12.9リバウンド、5.4アシストとオールラウンドな活躍を見せており、過去50シーズンにおいて25点、10リバウンド、5アシスト以上を記録したプレイヤーはわずか4人。そのいずれもが同シーズンのMVPを受賞している。

 

先日の対ブルズ戦では44得点、24リバウンド、10アシストとモンスタースタッツでのトリプルダブルを達成した。40/20/10を過去に達成したのはウィルトチェンバレン、カリームアブドゥルジャバー、エルジンベイラー、オスカーロバーソンの4名のみ。

▼デマーカスカズンズ 対ブルズ戦ハイライト Jan 22, 2018▼

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ペリカンズはここ8試合で7勝を挙げ現在27勝21敗で西の6位となっているが、カズンズの離脱はとてつもなく大きいものとなるだろう。プレイオフ進出も現実味を帯びているだけに悔やまれる。

カズンズと並びチームの柱であるアンソニーデイビスは、チームが機能し始めてきていたこのタイミングでの不運に肩を落としつつもチームリーダーとしてポジティブなコメントを残した。

「俺たちは全てが噛み合い出していた所だったんだ。タフな状況だ。でも俺たちは前に進まないといけない。前を見続け、勝利の道筋を見つけるしかないんだ。」

こちらはデイビスがカズンズに送った励ましのツイートだ。

「俺の親友!目を背けたい所だけど、君はきっとより強くなって戻ってくるね。俺たちは君のためにもそれまで粘ってみせるからね!! ペリカンズ ブラザーズ」

 

そしてオールスターでカズンズを指名していたレブロンを初め、キングス時代にチームメイトだったアイザイアトーマスなど今回の悲報を知った多くのNBAプレイヤーが言葉を送った。

ESPNのエイドリアンウォジナロウスキー氏によると、復帰には6〜10ヶ月程かかると見られており既に今季全休は確定している。カズンズは今季リバウンド、アシスト、スティール、そして3ポイント成功数でキャリアハイを記録しており、今季終了後に新たにマックスサラリー契約を結ぶとも見られていたが今回の怪我が果たしてどう影響することになるか。

いずれにせよ彼は素晴らしいポテンシャルを秘めたリーグを代表する選手、早い回復と完全復活を願って止まない。

参考記事 : ESPN

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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトを運営。大学から渡米し7年滞在後に帰国。2015年からツイッターでNBA情報発信を始める。レブロンと同い年の会社員。

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