本日キャブズのホーム、クイックンローンズアリーナで行われた対ポートランドトレイルブレイザーズ戦にて、ケビンラブが史上稀に見るインザゾーンパフォーマンスを披露しました。
何と第1クォーターのみで34得点、フィールドゴールは3ポイント8本を含む11本を決めブレイザーズの1Q合計得点の31点を一人で上回る大爆発。
– ケビンラブ、第1クォーターで34点 –
ラブは試合開始早々ノビツキーばりの片足フェイダウェイを決めると、続けてアービングとのピック&ポップから3をイン、ここからケビンラブショーが開演します。
左45度、右コーナー、そしてトップ、続けて右45度とあらゆる角度から3を沈め開始4分半で早々と20点を突破、その後再び3を2本、更にタフなミドルやフリースロー4本を確実に決め、自身のキャブズ移籍後一試合最多得点タイとなる34点を第1クォーターのみで叩き出しました。
Kevin Love caught fire from behind the arc and dropped 34 (!) points in the first quarter.
We repeat: ONLY the first quarter. pic.twitter.com/Ru7KwbHu8T
— ESPN (@espn) 2016年11月24日
ちなみにこの第1クォーターにおける34得点はNBA新記録、更に単1クォーター34点は、2015シーズンに現ウォリアーズのクレイトンプソンが記録した37点に次ぐ史上2位の高得点、そしてキャブズのフランチャイズとしてはレブロンが記録していた25点を上回り歴代最高得点となります。
– 単1クォーターの歴代最高得点者 –
クレイトンプソン | 37点 | 2015シーズン | 第3クォーター |
ケビンラブ | 34点 | 2017シーズン | 第1クォーター |
ジョージガービン | 33点 | 1978シーズン | 第2クォーター |
カーメロアンソニー | 33点 | 2008シーズン | 第3クォーター |
デビッドトンプソン | 32点 | 1978シーズン | 第1クォーター |
第2クォーター以降はラブに対するブレイザーズディフェンスが改善され、フィールドゴール1/6に抑えられましたが最終的に40点の大台に到達、彼が優れたシューターである事は十分すぎる程証明されました。
ラブの大活躍もありキャブズは137-125でブレイザーズを下し見事11勝目、現在イーストで首位独走状態となりつつあります。
ラブはキャブズ移籍後の過去2シーズンでいずれも平均得点は16.4、16.0とエースを張っていたウルブズ時代に比べ数字を落としていましたが、今シーズンは13試合を終えた時点で平均21.8得点。
その上FG%、3P%、FT%全てにおいてキャブズ移籍後最高の数字を残しており、更にバウンドも10.8と平均ダブルダブルの素晴らしい活躍を見せています。
キャブズ移籍後はレブロン&アービングの陰に隠れがちになりトレードの噂も飛び出したりしましたが、今シーズンは己の居場所を見つけ伸び伸びとプレー出来ている印象があります。
キャブズ二連覇の鍵を握っていると過言ではないラブ、移籍3年目となりチームケミストリーがより高まる今季はまだまだ信じられない活躍を見せてくれそうです。
それでは最後にラブがウルブズ時代に叩き出したキャリアハイとなる51点(3ポイント7本)&14リバウンド試合の動画を貼っておきます。
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