今季で19シーズン目を迎える現メンフィスグリズリーズ在籍のビンスカーター、39歳。
皆さんも大いにご存知であるだろう伝説のダンクマスターですが、この度インタビューで非常に興味深い質問を投げかけられておりました。
トレーニングキャンプで若手のアスレティックなプレイヤーが目立っている事に関して追求された問い、
「まだダンクコンテストで競争する事は可能だと思いますか?」
カーターは来年の1月に40歳を迎える、全盛期とは程遠い年齢にある引退もそう遠くないプレイヤーではありますが、未だにこんな質問を投げかけられるのは、やはり彼が只者ではないダンカーである証拠です。
昨季はリバースでのアリウープを炸裂させ、その洗練されたモーションから繰り出されるトマホークは未だ健在、現在のリーグでも決して見劣りすることのない凄腕ダンカーであるカーター。
そんな彼が出した答えは、、、
「可能だよ、勝てるかは分からないけど、少なくとも面白くする事は出来るだろうね。」
40間近のプレイヤーが言い放ったらジョークにも聞こえかねない発言ですが、カーターであれば話は別であります。
先ほどの動画内でも紹介されています通り、先日の14日には練習中に綺麗なウィンドミルを披露していますし、プレシーズンゲーム前のウォームアップでは十八番のリバース360も難なく決めています。
もし今ダンクコンテストに出場したとしても観客を沸かせるだけの技は用意できる自信があるのでしょう、私個人的には2000年のコンテストで披露した伝説のリバース360ウィンドミルが今も決める事が出来るのか否か、恐らく決める事自体は出来るでしょうが、今ならどれ程のクオリティーなのか、そこが大変気になる所ではあります。
今回の質問に関しては、2017年のコンテストに参加は可能か?というよりも、ただ単にもしコンテストに出たら競えるだけの力があると思うかどうかに対しての答えだと思うので、恐らく今季のコンテストに参加するという可能性はかなり低い事には変わりないでしょう。
しかし、もし本当にそれが実現するような事があれば、、、これ程楽しみなイベントというのも考えられないのも事実ですね。
ただ私としてはカーターは2000年にあまりにも完璧すぎるパフォーマンスを披露し、ダンクにおける伝説を築き上げたので、再び参加して高齢とはいえ勝てなかった場合のカーターの姿を見たく無い気持ちは物凄くあります。
それこそブルズ時代のジョーダン神話がウィザーズで復帰する事によって薄れてしまうような、そんな感覚ですね。
見たいかと言われたらそれはもう半端なく見たい、けど出て欲しいとは思わない。という、非常に複雑な心境です(笑)
こちらは昨季のダンクハイライト、彼が40手前のプレイヤーであるという事を忘れてしまいそうです。
カーターはまだまだプレイの意欲があるようですので、40を越えても変わらず豪快なダンクを決め続けて行って欲しいですね。
追記 : カーターがコンテスト参戦の可能性を否定しました、詳しくはコチラの記事を参照下さい。
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コービーもこの年だとダンクが少なくなってきているのにここまでダンクできるのは流石ですね。でも、あの頃の空中での絶対的支配権みたいなものが今はもうないと思うので僕的にもコンテストは出れないと思いますね笑
ダンクコンテストって若手プレイヤーが存在を示す大会だと思っています。昨年のゴードンのようにコンテスト後に多くの注目を集めるのは珍しくありません。
そういう意味でもカーターは出ないべきだと思います。