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360ダブルアップ – 白人ダンカーの進化

2014年11月21日
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こんばんは、眠かったんですけど一瞬目が覚めました。

誰かやりそうと思ってましたが、360のダブルアップ(ボール持って直立してる人を跳び越えながらボールをキャッチしてそのまま股下通してダンク、スペルがdubble upとdouble upの二つが混在していてどっちが正しいのかは謎)をキレーに決めてる動画がHoopmixtapeのyoutubeチャンネルにあがってました。

「Jordan Kilganon 360 Eastbay OVER Person」

F**ckingの所にピー音入ってますが、これだけ興奮するのも理解出来るお見事な一発ですね。

youtube上のコメントで「これはすげぇ忍者キックだ」と書かれてましたが、確かに良い足の振りしてます、うん。

そしてこのジョーダンキルガノン、かなりの高難易度技として名高い720もとても簡単そうに決めています。

しかし2006年にAND1のAir Up Thereが初めて成功させた720ですが、それまで二回転なんて無理、幻のダンクと思われていたはずが、今では普通に成功者続出、人間の身体能力の進化とは末恐ろしいものですね。

↓二回転元祖、ダンク技の歴史が動いた瞬間

私が初めてこのAUTの720を見た時は本当に我が目を疑いました、ただ純粋にこれは可能だったのかと。

何て言うか案外みんな無理だと思ってるものって、誰かしらがやっちゃうと「出来るんだ」と人々の意識が変わり、実際出来てしまう人が続出したりする事ってありますよね。

その流れからすると今回の360の人越えもみんなやるようになってくる気がします、いやはや97年にNBAでダンクコンテストが一時廃止され、「何かもうダンク技はだいたい出きっちゃったよね、マンネリだよね」とか思われていたのが懐かしいです。

ちなみに見て分かる通りこの動画に出てるダンカーは白人ですが、白人は跳べねーと思われていた時代ももう遠い過去になってきてますよね。

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96年に当時クリッパーズ所属の白人であったブレントバリーがフリースローラインから踏み切るダンク(Dr.JがABAの1976年のダンクコンテストで初披露、その後80年代に入りジョーダンが十八番としてコンテストで見せるようになり伝説となった、和製英語ではレーンアップと呼ばれている)を決めた時は、白人なのにスゲー感が溢れてましたが、今では「白人なのに」感はほとんど無いでしょう。

ダンク技に関しても黒人特有の身体能力から生み出される高さ&滞空時間がないと無理ゲー、なんて事もなく、白人ダンカーもほとんどの高難易度の技を披露する時代になりました。
そしてその代表的なダンカーが、ポーランド出身のダンカー、リーペックです。

普通にTFBのメンバーと競い合ってコンテストで優勝したりしてます。

リーペックの2014年トップ10ダンク↓

こちらは先ほど載せたキルガノンとリーペックの”White Men Can’t Jump” Dunk Contest(笑)

「Rafal Lipek & Jordan Kilganon At The “White Men Can’t Jump” Dunk Contest!」

こういうのを見てますと、「アジア人だから跳べない」とか「日本人だから跳べない」という風潮も徐々に薄れていくんだろうなと思います。

日本人のダンカーもどんどんyoutubeに動画をあげる時代が来るのを期待したいものです。

動画だけ貼ってすぐ寝ようと思ったら、いつの間にか長くなってしまいました。

それでは。

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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトを運営。大学から渡米し7年滞在後に帰国。2015年からツイッターでNBA情報発信を始める。レブロンと同い年の会社員。

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One comment

  1. 日本のjもダンクだとそんな有名じゃないですけどバレーのスパイクの最高点は世界トップレベルだそうで跳躍力なら行けるんでしょうね

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