ニックスから放出されるのは秒読みと言われながらなかなかトレードの話がまとまらなかったカーメロアンソニー、先月ロケッツへの移籍話が持ち上がってから音沙汰がない状態でしたが、カーメロの内部関係者は来週の月曜日までに移籍が決まると見ているとNew York Daily NewsのFrank Isola記者が伝えました。
Carmelo Anthony is “cautiously optimistic” that a deal with Rockets will be made by Monday, per @FisolaNYDN https://t.co/5Z94rsXAtp pic.twitter.com/38kQLP39os
— Bleacher Report (@BleacherReport) 2017年9月20日
来週の月曜はニックスのトレーニングキャンプ初日、そしてカーメロ側はそれまでにロケッツ行きの話がまとまると楽観視しているようです。
これまでカーメロは移籍先がロケッツであればトレード拒否条項を破棄すると宣言しており、ニックス側もロケッツへのトレードを模索していましたが、ロケッツはカーメロを加入させるとなるとどうしても3年60Mの契約を抱えているライアンアンダーソンを放出せざるを得なくなる、しかしニックス側はその受け入れを拒否しているため第三、第四のチームを絡めないとトレードが成り立たないという状態でした。
その後ニックスがカーメロに残るよう説得し、カーメロも前向きになっていたとの報道がありましたが、再びここに来て移籍の方向へと話が進んだ様子。
現時点では肝心の第三、もしくは第四となるチームが確定はしていないようで、もし2チーム間だけでのトレードとなった場合はこの5日間でニックスがライアンアンダーソンを受け入れるか、もしくはロケッツが若手アセット+ドラフト指名権を追加して折れるか、この二択となります。
しかしそれが起こる可能性は決して高いとは言えず、今回もトレードが流れカーメロが再びニックスの一員としてシーズンスタートとなる可能性はありますが、既にニックスでのプレーのモチベーションが著しく下がっている彼にとっては何とも後味の悪いゲームとなるでしょう。そこはニックス側ももちろん理解しており、更に若手を中心に再建するプランを立てていますから、何とか手を打ってキャンプまでにこの問題を解決するのではないか、という流れのようです。
ちなみに6月末に以前からカーメロと確執があった球団社長のフィルジャクソンが解雇されましたが、もし彼が今もニックスにいたらカーメロのトレードは既に行われていただろうとの声が強く、カーメロと犬猿の仲であった彼が去った事により逆にカーメロの移籍がどっちつかずになってしまったとの見方もされているようです。
現在カーメロはロケッツでハーデン、そしてこのオフに新加入したCP3と新生BIG3を結成し優勝を狙う事に意欲的で、既に彼同様彼の妻も気持ちはロケッツへ移っているとの事。
そして先日のピックアップゲームでは、一足先にそのBIG3が実現。
このオフにはフードを被りながらワークアウトする動画を公開し、フードを被ったメロ、通称”フーディーメロ”として人気を博したカーメロアンソニー。
彼がフーディーでのワークアウトの成果を披露するのはロケッツか、それともニックスか。引き続き動向が注目されます。
SOURCE : BleacherReport & theScore
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