イースタンカンファレンスセミファイナル第1戦、キャブス対ブルズ。
その試合後、敗戦となったキャブスのリーダーレブロンは言った。
「次の試合はもっとアグレッシブになるよ。」
その言葉に嘘は無かった、この日ヘッドバンドを着用したレブロンは29本のショットアテンプト中13本を沈め33得点、リバウンドも8本、アシスト5本と、リーグ屈指のオールラウンダーの姿を取り戻し、106-91の勝利に大いに貢献した。
ヘッドバンドを着用したレブロンは、一戦目でヘッドバンドをつけた事が無いケビンラブとニックス時代に一度頭のバンテージを固定するためにヘッドバンドをつけた事があるJRスミスが欠場している中、自分がどうプレイをすれば良いかと再確認したのだろう、ヘッドバンドを着用した今日のレブロンは序盤から自らフープにアタックして行く姿が多く見られた、一戦目では2本のみだったフリースローも二戦目では9本の試投数を得た。
キャブスはヘッドバンドを着用したエースレブロンに続き、もう一人のヘッドバンドをつけていないエースカイリーアービングも21点、他同じくノーヘッドバンドのジェイムスジョーンズが17点、そしてヘッドバンドをつけようとしてもひっかかって上手く着用出来なさそうなシャンパートも要所で3を決めるなど15点の活躍、終始リードを保ったキャブスがシリーズを1-1のタイに戻した。
ブルズのヘッドバンドをつけていない上に怪我をする前のショートヘアーが名残惜しい気が個人的にしているエース、デリックローズは好調だった一戦目とは対称的に6-20の14得点に終わり、ヘッドバンドを着用したレブロンに対して、「今日のヘッドバンドを着用したレブロンは出だしからハードにプレーしていた、レーンをアタックして試合のペースをつかんでいった。とても良いプレーだったよ。」と誉め称えるしかなかった。
ヘッドバンドを着用したレブロンにマッチアップしたヘッドバンドをつけてはいないが「マジでいいプレーするようになったで賞」略して「MIP」を授賞したバトラーは、レブロンを着用したヘッドバンドの本気モードに対して、「自分もヘッドバンドを着用しようかと思う」とは言っていないが、「彼をガードするのは至難の業だがとにかくハードにプレイするしかない」とコメントした。
注目の第3戦は、ブルズの本拠地ユナイテッドセンターで行われる。
ヘッドバンドを着用してくるであろうレブロンに対して、ヘッドバンドをつけていないブルズの選手達がどう対応してくるのか、またしても(頭皮から)目が離せない一戦になりそうだ。
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