彼は果たして人間なのだろうか、本日行われたブレイザーズ対キャバリアーズ戦でレブロンジェームズがキャリア最高と言える程のモンスタースラムを炸裂させた。
それはゲーム序盤、第1クォーター開始5分を経過しようというところで起こった。レブロンはコーバーのスクリーンを横切りウイングからフープへ突進、ペイントエリアで待ち構えていた211cmのヌルキッチがブロックに跳んだがその遥か頭上から弾丸のようなスピードでボールを叩きつけた。
▼全アングルから見るレブロンの驚愕スラム▼
アウェイながら決まった瞬間場内は騒然、キャブズベンチは興奮の坩堝と化した。
この一撃はパワー、スピード、そして高さ、総合的に評価して彼のキャリア最高のポスタライズダンクと言う声も非常に多い。そして私もその意見に賛同している一人である。
もはや我が目を疑わずにはいられない跳躍力だ。
ちなみに今季のダンクオブザイヤー候補筆頭には先月バックスのヤニスアデトクンボが繰り出したティムハーダウェイJr.を跳び越えながらのワンハンドアリウープが挙げられていた。
▼ヤニスアデトクンボ 人越えアリウープ▼
そしてそれに匹敵する一本は飛び出さないだろうと思われていたが、今回レブロンが見せたこの一本はヤニスのダンクを凌駕するものになるかもしれない。まずダンクオブザイヤー最有力候補の一つである事は間違いないだろう。
NBAデビュー以来リーグ屈指のスラムダンカーとしても知られて来ているレブロンだが、それは今季も変わっていない。先日の対サンズ戦では十八番の片足跳びウィンドミルを久しぶりに見せてくれていた。そしてそのダンクは過去に披露したものと比べても遜色がない。
▼ヒート時代とのウィンドミル比較動画(どちらもサンズホーム)▼
更に今季はダンクに限らずハンドリングやアシスト、ブロック、そしてクラッチショットなどでも信じられないプレーを頻発しているレブロン。今シーズンでキャリア15年目を迎えたわけだが、そのプレーから衰えは微塵も感じられない。むしろ33歳にしてその身体能力も進化しているのではないかと疑う程の強烈なパフォーマンスを披露している。NBA公式から公開された今季のTOP10プレーでは、今季の〜オブザイヤー系の賞を全て一人で総なめにしてしまうのではと思ってしまうぐらいハイクオリティーの妙技が目白押しだ。
▼レブロンジェームズ 今季BESTプレーTOP10ランキング▼
先日今季14度目のトリプルダブルを達成し1シーズンにおけるトリプルダブル数でキャリアハイを更新したが、インタビューではなぜここまで高いパフォーマンスを維持出来るのか問われた所、
「俺は高級ワインみたいなものなのさ、時を重ねるにつれてより良くなっていくんだ。」
と回答していた。
常に今が全盛期であるレブロンジェームズ、もはや超人と言える彼にとって一般常識などは全く意味を為さないのだろう。
▼レブロンジェームズ 2017-2018シーズン BESTダンクハイライト▼
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