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感動不可避。開校した学校への思い、レイカーズでのキャリア、家族などについて語ったレブロン・ジェームズのインタビューを和訳しました。

2018年08月08日
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先日自身の故郷であるアクロンに経済難を抱える子供達の学校を設立したレブロン・ジェームズ、その学校を舞台に行われたインタビューを和訳しました。

内容はその学校についての思い、新天地となるロサンゼルス・レイカーズでのキャリア、移籍までの過程、チーム事情について、そして彼の愛する家族などについてですが、全て通して聞いた所「これは和訳マスト。」と思わざるを得ない感動話だったので、記事として公開いたしました。

インタビュアーは、ESPNの有名なスポーツ記者でありレブロンとも親しいレイチェル・ニコルズ。彼女だからこそストレートに突っ込んだ質問が出来ている感があり、人々が気になっているであろう質問をしっかり投げかけていて非常に聞き応えのあるやり取りでした。

インタビューが20分あるので、そこそこのボリュームがありますが、読み始めたらサクッと進むと思います。

それではどうぞ。

▼レブロン・ジェームズ インタビュー▼

 

レイチェル「これがレイカーズ移籍後の初インタビューとさっき廊下で誰かが言ってましたけど、正直それが耳に付きました。レイカーズのフォワード、レブロン・ジェームズ。この表現を聞く時どんな心境になりますか?」

レブロン「まだ妙な感じはありますが、とても良い気分です。それは良いですね。そして(レイカーズの新シーズンが)楽しみですよ。」

レイチェル「私達は今ここオハイオ、アクロンであなたが開校した学校にいるわけですが、あなたはこれまでオハイオ、クリーブランド、そしてキャバリアーズがあなたにとってどれ程の意味を持っていたかを語ってきていました。今回の決断はどれ程困難なものでした?」

レブロン「今ほろ苦い思いはありますね。彼ら子供達、そしてこのコミュニティーに囲まれながら今こうして自分が開いた学校で座っているわけで。それと同時に逆側(ロサンゼルス)に移籍して、レイカーズの一員となりました。常に故郷、もしくは数年を過ごした組織を離れるという決断を下す事は困難です。初めて去る時も辛かったですね。そしてマイアミを去った時、再び今回クリーブランドと、とても辛いものでした。しかし、この決断は自分と家族にとって最善のものだったわけです。私は双方(レブロンとキャブズ)が納得していると思っていますし、これまで共に過ごした時や思い出に感謝をしています。」

レイチェル「あなたは今回過去のフリーエージェンシーの時と比べると早い段階で決断をしましたが、それはその心境に早く落ち着いていた事の表れですか?」

レブロン「その通りです。私は今自分が何を求めているかを知っています。自分が何が好きか、そして家族が今回大きな役割を担いました。劇的に描かれた結論などは必要なく、ただその決断に真っ直ぐ向かっただけです。」

レイチェル「今正に私達はこの学校にいます。これはあなたの財団とアクロン地区の公立学校の協働の元生まれたものです。公立の学校…」

レブロン「公立学校です。」

レイチェル「…困難を抱える子供達のための。あなたはこれまで3度NBA王者に輝き、4度MVPを受賞しています。そしてあなたはこの学校を本日開校する事がこれらのどの出来事よりも素晴らしい瞬間だと言えるそうですが、NBAファイナル第7戦(ウォリアーズを最終第7戦で破り涙した2016のファイナル)の映像を私は見ています。そう断言できますか?」

▼NBAファイナル2016 第7戦、涙するレブロン▼

レブロン「もちろんです。それが真意です。今ここにこうして座る事が出来て、言葉を失ってしまうような心境です。今ここにいるのは初めてのことです。その廊下を歩いて、ここまで運転する間は私がかつて歩いた道を見回して、幼い頃にやっていたいくつかのお店は今も開いています。また私の素晴らしい財団と共に今ここにいる事が出来ているわけですが、まずミシェル・キャンベルを讃えたいです。彼女はこの件の全てにおいて右腕として働いてくれました。そしてこれらの活動をさせてくれたアクロンの公立学校のシステムにも感謝ですね。

私はこの瞬間を忘れる事は決してないでしょう。そして願わくば彼ら、今日ここに入学する240名の子供達にとっても、忘れられない時となれば良いですね。」

レイチェル「この学校はあなたの経験を元に様々な特色を取り入れています。あなたが求めていたもの、あなたが彼らと同じ年齢の時に求めていたであろうもの。彼らと同じ少年の一人というのは一体どんな心境でしたか?そして当時何が可能で、何が不可能だと考えていましたか?」

レブロン「当時は常に統計を気にしていたので何が可能かなんて分からなかったですね。貧困の町で、それらの数字は常に壁となってしまいます。本当に何が出来るかなんて分からなかったんです。その時私に起こったのは、私が信じる事が出来る何人かの指導者、リトルリーグのコーチ、そして先生達と出会えたという事です。そして彼らが私の夢が実現可能だという事を信じる助けとなってくれたんです。

私達は240人の子供達とスタートします。120人が3年生、そして120人が4年生です。そしてこの年齢の時がある意味始まりの時だと私は信じています。それが私にとってのスタートだったからです。私は4年生の時に80日間学校を欠席しました。その翌年に私はウォーカー一家と出会い、彼らが援助のシステムを提供してくれたんです。また何人かのバスケットボールとフットボールのリトルリーグコーチにも出会いました、そしてその翌年私は一日も欠席する事がなかったのです。この出来事が子供達にとって助けとなり、彼らの支えになると伝えられると感じた時のように思います。これこそ彼らが究極の意味で求めているものだと思うのです、本当に自分たちの事を気にかけてくれる存在を求めているのだと。それが私達がここで成し遂げようとしている事です。」

レイチェル「人々がその数字を聞く時に、一体どんな状況だったのか想像が出来ない気がします。第一に、学校を80日間休むなんて、学校は180日しかないはずですからね。それが一つと、その年はあなたとあなたの母に持ち家がなかった時ですよね。あなた達は場所を転々としていた、しかし寝床を提供し、食事も与えてくれる人々に支えられた。その時少年だったあなたはどんな気持ちでしたか?」

レブロン「それは挑戦的なものでした。精神的に挑戦と言えたでしょうね。小学校3年生、8歳や7歳、小学校4年生、そのぐらいの年齢の子が責任を負っている事を時々考えます。もしくはストレスを抱える。8歳や9歳ぐらいの子でストレスを抱えて良い子なんて存在しません。そして私はその子供達の一人でした。ですから、今現在彼らが何に立ち向かっているのか私にはよく分かるのです。私は町の反対側の学校に通っていました、しかし住まいは逆側なのです。学校に通う手段さえなかったのです。車はありませんし、市営バスは私の住まいまでは来てくれませんでした。しかし妙な事に、私が学校に顔を見せる事が出来ると、先生達は常に私の母に「彼は最高の生徒の一人です、もっとたくさん学校に来てくれる事を望みます。」と言っていました。そして私達はその時それを叶える事が出来なかった。だから、私はたくさんの子供達が抱えている困難をよく理解しているのです。」

レイチェル「あなたはこの言葉をよく言いますね。「自分もその統計通りになっていたかもしれない」と。しかしあなたはそうならなかった、なぜなら、あなたの言う通りバスケットボールが上手だったから。周りの人々はバスケを通してあなたに興味を持ち、サポートをした。もしあなたがもっと身長が低かったら(バスケの才能がないと思われる存在だったら)どうなっていたと思いますか?」

レブロン「それについて説明をすると、多くの人々は自分がバスケが上手だったから援助をされたと言う話を聞いていますね。でも私は5年生までバスケはしていなかったのです。組織の中でのバスケは5年生までしていませんでした。私が援助を受け始めた時、そう3年生、4年生の頃ですね。5年生になる頃にウォーカー一家と出会い、その年が自分が初めてリトルリーグのフットボールをプレーした時でした。そしてバスケの前にリトルリーグのフットボールをプレーしていたんです。そこから指導が始まり、フランク・ウォーカーからブルース・ウォーカーへ、ウィリー・アールと呼ばれた男ですね。そして私はドリュー・ジョイスコーチに出会いました。そうしてリストは続いていきます。もし私がこれらの一家と人々に出会っていなかったら、今人々が知るバスケットボールプレイヤーとしての自分は存在していません。しかしより重要な事は、このコミュニティーに恩を返そうとする私が存在していないという事です。私は私を導いてくれ、支えてくれた彼らを讃え、心から感謝します。」

レイチェル「多くの子供達はそれらの家族、コーチのような存在に恵まれていません。あなたはとても早い段階でアクロンの子供達の助けるになると言う決断を下しました、スポーツが得意ではない子供達も含めて。そしてあなたの財団は個人指導、援助などの多くのプログラミングを行なっています。ここで問いたいのですが、如何にして学校へと辿り着いたのですか?私達は今こうしてその学校にいるわけですが。」

レブロン「如何にして学校に辿り着いたか?それは今まさに私達全員が導き出そうとしているものですね。誰でも5マイルの自転車乗りの頃があったと思うのですが、自転車マラソンを通して成長して来ました。そして自転車マラソンからバスケットボールプレイヤーへと成長したわけですが、それは私達の財団の成長にも続いていきます。如何にしてより良く、更により良くなって行けるか、そこに天井はありません。私がバスケのゲームにおいてもどこまで進化し続けられるか、天井はないのです。そして私達が財団として学校を設立する所まで来たように、このコミュニティーをどれ程成長させる事が出来るかにおいても上限はないのです。今こうしてここに学校があるのです。これは特別認可の学校ではありません、私立の学校でもありません。私の故郷に設立された実在する学校なのです。これは本当に素晴らしい事です。」

レイチェル「とんでもない事です。」

レブロン「えぇ、本当にそうです。」

レイチェル「この学校について目を通すと、学業に関する全ての面はもちろんですが、それに加えて目を引いた事があります。それは子供達が長期間に渡る学校での生活(2022年には1年生から8年生まで対応)、そしてより長い通学日を設けられている事です。彼らは午後5時まで学校にいる事が出来て、このサポートシステムの恩恵を受けられますが、世界でも珍しい事です。また食べ物もそうです。もし子供達がお腹を空かせていたら、学業に支障が出ます。そこであなた達は彼らに朝食、昼食、そしておやつを提供する。これはどれ程重要な事なのでしょうか?」

レブロン「まず第一に私が思うことは、食をしっかり満たす事により頭脳を研ぎ澄ませる事が出来ます。私が子供だった頃の集中力というものは… 少しは注意を惹きつけられますが、なんとか集中するよう仕向ける必要がありました。子供達に食べ物、朝食、昼食、おやつを与えるのはもちろん、彼らをサポート化に置き、私達のガイダンスを伝え、目標を与え、彼らがストレスと感じずに心地よくいられる基準を用意するのです。そして全員は家族だと感じる事が出来ます。それこそが我々が生み出したいものなのです。私達は家族としての環境を生み出したい、それはただの仕事場というものではないのです。それを仕事のように捉えると疲れてしまうこともあります、それに飽きてしまうのです。私達は良い時も悪い時も家族の元にいたい、そのサポートシステムの元にありたい、そう思える家族のような環境を生み出したいのです。これが我々がここで望む事なのです。」

レイチェル「今年の早い時期に、あなたは “黙ってドリブルしてなさい” と指示されました。(トランプ大統領を批判したレブロンは米メディアの某キャスターに、バスケットボールプレイヤーは余計な口を出さずバスケだけしていろと忠告された件)もしあなたがその意見を聞き入れていたら、私達は300人の子供達がいるこの学校にこうしている事は出来ていませんでした。振り返るとそれらのコメントはあなたが大統領に反対したからでした。あなたが今回のような活動をするに加え、大統領を批判してまで自らの声をあげ、子供達の為に尽くそうとするのはなぜなのですか?」

レブロン「私には私の意見があります。私の発言の場があるのです。そして私にはたくさんの子供達がいますが、彼らに限らず大人達も導きを求め、彼らの声が届かない時にも、それをリードしてくれる者を探しているのです。何かが正義に反している、何かが間違っている、そして何かが私達を人種や国の違いで分断しようとしている、そんな事がある時こそ私の声が届き、大きな意味を持ちます。スポーツにおいては特にそうです。私はスポーツに生きています。スポーツなしでは、私達は皆ここにいる事はありません。レイチェル、今あなたにこうして話していることもないでしょう。あなたも私にインビューはしていません。スポーツは、人種を無効にするのです。全ての人種が一つのゴールに向かい団結し戦うのです、それが勝利であり楽しむ事であり仲間意識を持つことでもあります。そして誰かが、どこかの団体が、スポーツという私達のプラットフォームを用いて人々を分断しようとする… スポーツは私が求めた全てを与えてくれたのです。そんな事は許しません。私の声を使って、若者や人々に導きを与え、私は皆んなを大切に思っていると知ってもらい、そして彼らの声になる。それは私にとっての情熱になるのです。なぜならスポーツは人々を団結させる事において究極だからです。そのために私はここにいるのです。」

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レイチェル「前回のようにあなたが次の大統領選で投票可能になると予期しても良いでしょうか?(笑)」

レブロン「えぇ、既にスーツも着て、眼鏡もかけていますからね。(笑)」

レイチェル「アスリートが立候補ですね。あなたがこの学校で行う事は公共政策のようなものですね。」

レブロン「そうですね。しかし私はしばらくコーチ業に専念しようと思います。AAUですね。二つのトーナメント、二つのナショナルチャンピオンシップ、私は現状にとても満足しています。」

レイチェル「あなたのもう一つの仕事について尋ねさせて下さい。そのバスケットボールプレイヤーとしてのあなたについて。あなたは今回とても大きな変化をもたらしました、そして歴史あるレイカーズのフランチャイズの助けとなりたいと、その重みについて語っていました。幼い頃にビッグネームであるレイカーズ、カウボーイズ、ヤンキースなどのチームに憧れた… あなたにとってそのフランチャイズを再び優勝出来るレベルに引き上げる事はとてもエキサイティングなゴールです。しかし、あなたはなぜ優勝により近いチームに行かず、そちらを優先したのですか?これらは二つの異なる目的と言えますが。」

レブロン「私はベン(シモンズ)とジョエル(エンビード)、もしくは(ジェームズ)ハーデンとクリス(ポール)と共にラインナップを組む事も熟考していました。ただ私のキャリアの現時点において、私にとって究極のものとは… マイアミに移籍した時と似ています。人々は私がその時スーパーチームに加わったと見ていますが、確かマイアミはその前年47勝35敗の成績でした。そして私はそこに移籍した、今回のレイカーズの成績を見てください。私はそのチームがしばらく辿り着けていない所へ上る助けとなる挑戦が好きなのです。見ての通り、レイカーズはここ数年プレイオフには進んでいません。しかしレイカーズという組織は歴史あるフランチャイズで過去に偉大なるプレイヤー達がいます。カウボーイズを見てください、ペイトリオッツを見てください、マンチェスター・ユナイテッドを見てください、そしてボストン・セルティックスを… それらは歴史あるフランチャイズです。そして私にとってその一部となれる事は、バスケットボールの歴史を辿る上で私だけでなく、私達家族にとっても素晴らしい出来事となります。」

レイチェル「そのロスターを見ると、あなたはチームで唯一のオールスターです。あなたはレイカーズにこう言えたはずではないですか、”俺が加入するから、カワイ・レナードも獲得してくれないか” と。なぜそうしなかったのですか?」

レブロン「それは私はレイカーズが抱える若いプレイヤー達が大好きだからです。そして私が強制的にそうさせようとする事はありません。私はロブ(ペリンカ)とマジック(ジョンソン)、そしてジーニー(バス)がこの組織が向かうべき改革という素晴らしい仕事をしてくれていると信じています。私は彼らがチームにとって何が最善かよく知っていて、その流れと共に再びチャンピオンシップへと駆け上がるフランチャイズに戻るためのピースとなりたいのです。」

レイチェル「あなたと共に加入することが出来たはずのプレイヤーが一人いますね。ポール・ジョージです。彼がサンダー残留を決める前、どんな会話を交わしていたのですか?」

レブロン「ポールとはそれほど多くの事を語っていません。そして彼は彼にとって最善の選択をしたと思っています。そしてそれこそが全員がプレイヤーとしてするべき事だと思います。彼らは自身にとって、そして彼らの家族にとって最高の選択をするべきです。誰かの手によってプレッシャーをかけられるべきではないのです。もし誰か一緒にプレーしたいと思える選手がいて、その機会があるならそうすれば良いのです。我々全員が彼が自身、そして家族にとって最高の選択をしたと分かると思いますよ。」

レイチェル「レイカーズは他のフリーエージェント達と契約をしていますが、その動きは眉をひそめる状況と言えます。シャクティン・ア・フールのMVPがいて、手首につける時計を足首に巻くプレイヤー、そして相手選手の耳に息を吹きかけるのを好むプレイヤーがいます、あなたもそれを受けましたね。なぜ人々はこのロスターに対し懐疑的になる必要がないのでしょう?」

レブロン「なぜなら私達は皆バスケットボールをプレーする事を愛しているからです。それが彼らが毎日行なっている事です。私は(その姿勢が)大好きです、そしてペリンカとマジックもそう思っています。だからこそ彼らも契約を交わしたのですからね。ランス(スティーブンソン)とジャベール(マギー)、そしてビーズ(マイケル・ビーズリー)と(ラジョン)ロンド、彼らは毎日、起きてはすぐにバスケの事を考えています。他の事は全て二の次なんです。我々は全てのチャレンジを楽しみにしていますし、言ってしまえば私の名前が関わる所では常に眉をひそめられますから、そんなに驚くことでもないですよ。」

レイチェル「彼らの多くは単年契約ですが、レイカーズは来夏に向けて柔軟性を確保したいと語っていました。その時にはたくさんの大物フリーエージェント達の名が挙がるでしょう。そしてあなたは今季中に34歳となります。あなたにとって残り少ない全盛期が再建の年とも言える状況であると思いますが、それについてどう感じていますか?」

レブロン「私はそのような見方をしてはいないんです。なぜなら全盛期がすぐ終わるとは感じていませんから。それもまた統計上の数字と言えるでしょう、そして私はこれまでの人生で常にそうした見方に打ち勝って来ています。私の子供達と共にいるとますます若さを感じられますよ。そして私は再建の年とも思っていません。私達は人々が予期していない事をする機会を得ています。私達は “また再建の年だ、彼らは十分な戦力ではない。“ という意見は大好きですね、それが私達をより駆り立ててくれますからね。」

レイチェル「人々が “レイカーズが何位に食い込めるか分からない” こう言っている理由としては、西カンファレンスがとてもタフな状況であるというのが挙げられます。ここ数年では最もレベルが高いと見られています。あなたはこれまで西でプレーした事はありません。”OK、今週4度目の4時間フライトだ。”といった、東では経験しなかった事などを考えたりもしましたか?そして “もし2月になっても勝率が思わしくなかったら” とチームが強くなる前に厳しい時期を過ごす事になるという事も頭をよぎったりしていますか?」

レブロン「えぇ、もちろんです。それらの全てはマインドセットの一部分です。若いグループが共にプレーするのであれば、時間も必要になるでしょう。一体どうなってるんだと思われる時期も迎えると思います。そして人間とはそういうものです。私はそれを理解しています。しかし私はこれまでそうした経験を積んで来ていますから、シーズンを通してたくさんのアップダウンを見て来ました。一つだけ絶対に見失ってはいけないのは、真のゴールが何か、という事です。それは毎日我々がなれる最高のレベルであり続ける事です。それが王者の習慣を育て上げます、私は我々が既にチャンピオンチームだと言っているわけではありません。王者の習慣を身につける、そこに到達すれば我々は確かな土台を築くことが出来るでしょう。私達には素晴らしい若き核が揃っています。素晴らしいベテランもいます。そこに素晴らしいシステムがあり、更に重要なのは素晴らしい組織があるという事。ですので、きっと大丈夫ですよ。」

レイチェル「あなたは彼らに4年契約という長い期間で尽くす姿勢を見せました。この4年間であなたがファイナルの舞台に立つ自信はどれ程ありますか?また優勝を勝ち取る事が出来ますか?」

レブロン「それがゴールです。」

レイチェル「それは質問の答えになっていませんよ。(笑)」

レブロン「聞いて下さい。私は王者になるために毎日計画を立て、トレーニングをし、マインドを定めています。そしてマジック、ジーニー、ロブ、彼らも同じように信じています。ですので、同じゴールを思い描いている者と共にあるのであれば、その結果を受け入れられます。」

レイチェル「なるほど、それがあなたのプロフェッショナルとしての遺産というわけですね。しかしあなた個人の遺産は、もちろん別の話です。それは家族ですね。この学校もそうでしょう。あなたは先ほどAAUのコーチングキャリアについて話してくれました。私達はこれまで息子と共にいるあなたを見て来ています。自分の息子がバスケットボールプレイヤーとして成長し、あなたの息子であるプレッシャーを受けて来ているのを見届けるのはどういった心境なのでしょう?」

レブロン「それは我々全員にとってチャレンジとなっています。でも、楽しいものですよ。私は歓迎しています。彼(息子)もまた私が乗り越えなければいけなかった事を感じる機会を得ているわけですからね。」

レイチェル「えぇ、でも彼はレブロン・ジェームズJr.と呼ばれています。」

レブロン「私達の子供達はそう言った事を気にかけません、本当に素晴らしい子達なんです。私の家の近所では、誰も彼をレブロンとは呼びません。ジュニアと呼ぶ事もありません。私達は彼をブロニーと呼ぶのです。そして彼は毎日目を覚ますと、”俺は弟と妹を守ってやらなければならない。そして立派な男であるんだ。” と言っています。我々、父と母を誇らせてくれるのです。彼はなんでもこなしてしまいますよ。ですので、彼が毎日どんどん成長していき、また彼が望む(バスケの)ゲームをプレーしているのを見るのは本当に至福です。私が彼にして欲しいプレーではありません。彼は純粋にバスケをプレーするのが好きで、チームメイトとも喜びを共有しています。そして彼は正しいプレーをしています。それが私を幸せにしてくれるのです。」

レイチェル「もちろんあなたは息子さん達に影響を与えますが、それはこの学校の子供達も同様です。たくさんの子供達がアクロンにはいます。彼らがこの過程を終えたら、それはあなたにとって何を意味しますか?」

レブロン「そうですね、いずれ統計が出て、彼らの名前があがり、今から数年後にはたくさんの子供達が羽ばたいて行きます。大学へ行き、自ら起業をし、もしくはこのコミュニティーに戻って来て… そのような流れが生まれれば、我々はとても誇りに思うでしょう。なぜならそれが私達が今ここにいる意味だからです。私達は彼らにとって大きな支援団体です。彼らにとって全てを与えてあげたい。全てを、より多くを。それは私にとって本当に大きな意味を持ちます。」

レイチェル「人々はあなたの優勝回数も数えていますよ、ですのでその数字も気にかけないといけませんね。」

レブロン「えぇ、もちろんです。もちろんですとも。」

 

以上となります。

レブロン・ジェームズという男の器の大きさをまざまざと感じさせられたインタビュー。

彼はバスケ選手としても、親としても、そして一人の人間としても、本当に偉大な存在ですね。

 

それでは最後に、レブロンのツイートで締めとさせて頂きます。

「さぁ子供達よ、羽ばたこう!みんなを愛しているよ。」


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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトの運営に夢中になり青春を台無しにする。大学から渡米し7年滞在後に帰国。三度の飯より四度の飯が好きってぐらいダンクを愛するB型アラサー。

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