ウォリアーズが118-92で大勝したペリカンズとのセミファイナル第4戦の後に投稿された一つのツイートが波紋を呼んでいたが、それを受けてウォリアーズのスティーブ・カーヘッドコーチはドレイモンド・グリーンに対するセキュリティーを強化すると告げた。
その問題の投稿となったのは、ピン芸人として活動するアンドリューポーク氏が呟いたこの発言。(このツイートは第三者によって転載されたもの)
this is a bad tweet @polksalad. pic.twitter.com/Sz4Be0NN1S
— trey (@treyzingis) 2018年5月6日
「市全体の統計で37%ぐらい、ドレイモンドはアリーナを出るや否や顔面に銃撃を受ければ良いね。」
このニューオーリンズの銃を用いた犯罪率の高さを含んだ不謹慎な投稿が炎上、試合後の記者会見でグリーンがコメントする事態となっていた。
Draymond Green on receiving a death threat on Twitter: “I just pray that he gets the help that he needs” pic.twitter.com/xMpZrnNME5
— Sports Illustrated (@SInow) 2018年5月6日
「もし彼がバスケを通してこんな事をする必要性を感じているのなら可哀想に思うよ。誰かがここまで本気に考えるなんて悲しい、結局の所これは試合なんだから。死の脅迫をしたり、人生について語ったりなんて、俺は彼が適切な助けを得られる事を祈るよ。」
ちなみにグリーンはツイッターでこの投稿に対して、
Interesting tweet @polksalad let’s make sure this @twitter ban come through https://t.co/jv9Sv1Sog7
— Draymond Green (@Money23Green) 2018年5月7日
「面白いツイートだな、ツイッターから凍結されるんじゃないか。」
と彼らしい返答をしていた。
その後ポーク氏はアカウントを削除したが、後に復活させグリーンに対しての謝罪を投稿。今は再び削除されている。
「際どいジョークだったんだがとてもバカな事を呟いてしまった。フラストレーションが溜まった一バスケファンとして、浮き沈みの日々なんだ。そして芸人として俺は常にウケの良い表現をするわけではない。ただの一試合を通して誰かが傷つくことは望んでいない。心から謝るよ。」
そしてこの謝罪ツイートに対して、グリーンは一蹴。
And you could’ve saved your wasted time on that apology @polksalad
— Draymond Green (@Money23Green) 2018年5月7日
「この謝罪をする無駄な時間がもったいねぇな。」
グリーンはこの試合で8得点・9リバウンド・9アシスト・4スティール・2ブロックの活躍で勝利に貢献。テクニカルファールを受ける場面はあったが、彼がこのような発言を受けて良い理由はどこにもない。
▼ドレイモンド・グリーン 第4戦 ハイライト▼
この件について、カーHCはこうコメントした。
「我々のセキュリティー達がつくよ。自分達はよく “冗談でした” なんて言ってくる輩を知っている。しかしこういった事が起こればセキュリティーの人間達は常に対応しないといけない。みんなが知らない所でこういった事はたくさん起こっているんだ。」
今の時代SNSの普及もあり選手とファンの距離が近くはなっているが、何かを発信する上で最低限のマナーというものは常に意識したいものだ。
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