ラプターズとの第4戦でロドニー・フッドが出場を拒否、チームメイトの怒りを買う

2018年05月08日
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ラプターズ対キャブズの第4戦は128-93の大差で決着、キャブズが見事4年連続のカンファレンスファイナル進出を決める結果となったが、その陰でロドニー・フッドが出場を拒否するというトラブルがあった。

大差がついていたと言う事もありキャブズのタイロンルーヘッドコーチは第4クォーターに2ndユニットを投入、計12人のプレイヤーがコートに立つ事となったがフッドはその中に含まれていなかった。

The Athleticsのジェイソンロイド氏によると、ルーHCは第4クォーター残り7分38秒の場面でレブロン・ジェームズに代わりフッドを出場させようとしたが、彼はゲームに出る事を拒んだそうだ。そしてそれがチームメイトの怒りを買ったという。

名前は明かされていないが、あるキャブズのプレイヤーが「これはプレイオフなんだ。全員が王者となるべく一丸となっている。一人だけの問題じゃないんだ。」と語ったとの事。

本日試合に出場可能だったロスター内でコートに出なかったのはフッドのみ。彼はこれまでシリーズを通して3ポイントが1/9、最初の3ゲームで39分のみの出場となっていた。そしてチームのローテーションでも後回しとなっていたが、ルーHCは彼の向上を求めていた。

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「ロドニーはもっとより良くなれる。彼もそれを知っているんだ。もっと積極的になって欲しいね。」

プレイオフに入ってからこれまでの10試合で1試合平均4.6得点、フィールドゴール成功率は39.6%、そして得意の3ポイントは13.3%と絶不調に陥っていた。ちなみにレギュラーシーズンではトレードデッドライン直前にキャブズに移籍してから21試合に出場し平均10.8得点、フィールドゴール成功率44.2%、3ポイントが35.2%とまずまずの成績を残していた。

フッドは優秀な3&Dプレイヤーとして獲得されたが、これまで大舞台では期待された通りの活躍を見せる事は出来ていない。

ちなみにチームから発表された情報によるとキャブズのジェネラルマネージャーであるコビーアルトマンは、フッドに事情を説明させるためのミーティングを設け、その場でフッドは謝罪し、「俺はいいから、他の選手をプレーさせてくれ。」といった内容の言葉を発していた事を告げたそうだ。そしてキャブズ側はフッドに特別な処分を科す事はないと発表した。

フッドはこの夏に完全フリーエージェントとなるだけにこのタイミングでのトラブルは彼の評価を落としかねない。チームは波に乗ってきているだけに、是非プレーで名誉挽回して欲しい所だ。

参考記事 : Breaking NewsBleacher Report

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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトを運営。大学から渡米し7年滞在後に帰国。2015年からツイッターでNBA情報発信を始める。レブロンと同い年の会社員。

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