現地時間の11月3日に行われるGSW対OKC、ウォリアーズに移籍をしたケビンデュラントとサンダーのウエストブルックが敵として初めて顔を合わせる注目の一戦です。
今回そのゲームを間近に控え、ウォリアーズのデュラントがUSA Todayのサムアミック氏、そしてSan Jose Mercury News’のアンソニースレイター氏によるウエストブルックとの関係性についてのインタビューに答えました。
以下、彼の回答の和訳となります。
スレイター氏とのインタビューで、デュラントはウエストブルックを”愛している”、中傷した事も一度もないと回答。
俺はラスを愛している。誰が何を言おうと関係ない。彼が何を言おうが、ファンが何を言おうが関係ない。今正に俺たちの関係性はタフなモノとなってはいるが、それでも俺はラスを愛している。彼の家族を愛している。彼らは皆それを知っている。自分はモラル的に何も間違った事をしたとは思っていない。俺はこの日常の中で彼を陰で中傷した事は一度もない、後ろめたい事もしていない、第三者に彼のキャラクターについて言及した事もないんだ。
デュラントはウエストブルックにサンダーを去る旨を伝える方法が最善のやり方ではなかったと認めている。
それは自分とウエストブルックがまた話し合うであろう事だ。俺が正しいとは言っていない。俺のやり方が正しかったと言う気もない。それは白状する。俺たちはこれについてメディアを通すつもりはない。俺はこうすれば良かったとか、あれをすれば良かったなどとは言わない。俺たちはお互いの違いを男として1対1で理解し合うだろう。自分たちの関係性は今確かにタフなものになっている、しかし俺たちは結局ブラザーだという所に行き着くんだ。俺がそう言う時、俺がどこから来た男なのか、そう言う事なんだ。分かるだろ?
デュラントとウエストブルックがサンダーでどちらが主役なのかモメていたという噂について、それらはクソみたいな話題だと一掃。
俺が聞くそれらの全ては嘘っぱちだ。サンダーで俺がシュートを打つか、それともラッセルかという全ての話題が。それは俺たちを引き裂こうとしている、俺たちが共にプレーしていた時彼らはそれを言い続けた。彼らは俺たちを引き裂こうとした。そして彼らは今正にまた同じ事を前より更に俺たちにしているんだ。いい加減にしてくれよ、俺はラッセルに対して何も文句なんか無いんだ。そんな事をするべきじゃない。そして彼も俺に対して何かあるとは思わない。俺にケンカを売ってきているなんて事も思えない。世で広まっているような事を彼がしているとは思わないんだ、それらは君たちのエンターテイメントなのさ、君の喜び、楽しみ。それを俺はずっと見てきたんだ。そして彼らは俺たちに争って欲しいんだ、木曜に控えたゲームのためにね。
アミック氏との会話で、デュラントは木曜の夜は感情的なものになると発言。
もちろんさ、そうなるよ、感情的になるだろうね。サイドラインにしばらく見ていなかったヤツらが並んでいる。あぁ、それは感情的になるだろう、しかし俺にはやるべき仕事がある。その境界の上で俺は俺で在らなければならない。もし俺が”別に何て事はない、ただの試合さ。ただのもう一つの試合に過ぎない。”って言ったら詐欺になる。それは違う、それは何気ないもう一つの試合じゃないんだ。
via : slamonline
デュラントはメディアを通してこうした声明を届けてはいますが、一方のウエストブルックからはデュラントに対してのコメントというのは全く聞きません。
私が以前唯一ウエストブルックの直接のリアクションとして見た動画はこちら、「ヘイ、ブルック、KDに対してどう思ってる?」と聞かれ笑い飛ばすウエストブルック。
デュラントがきつい事を言って二人の仲は修復不可能といったニュースもありましたし、ウエストブルックはデュラントの移籍に理解を示していたというニュースなどもありましたが、結局の所本当の気持ちは本人のみぞ知る、という事でしょう。
そして様々な噂は飛び交っていたものの、私もデュラントが言うようにウエストブルックは怒りとかそう言った感情はなく、ただ自分のやるべき事に集中してメディアに惑わされないように、相手にしていないだけなのだ、そんな気がしてなりません。
こちらは私がツイッター用に以前作った二人の友情をテーマにしたミックス動画です。
「#NBAリクエストミックス」SEAからOKCへと移転してから今まで、長年サンダーを支え続けて来たKDとウエストブルックのミックスです。これから二人のプレイが見れない事を嘆くよりも、この二人のプレイが今まで観れた事に感謝したいです。 pic.twitter.com/LbALrBIiWX
— cata.@NBA (@ct_nba) 2016年7月10日
彼ら二人の絆は彼ら二人にしか分からない、木曜のゲームはNBA最高峰レベルのバスケットボールプレイヤーである二人の対戦というものを純粋に楽しみたいですね。
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