だいたい予想できたけど、だいたい予想できなかった、正にそんな感じのパフォーマンスを見せているラッセルウエストブルック。
先日の対サンズ戦で50点越えのトリプルダブルという驚きの数字を叩き出しましたが、本日のレイカーズ戦でも33点、12リバウンド、16アシストと2試合連続でのトリプルダブルを達成、チームもレイカーズに113-96で快勝しました。
– 本日のウエストブルック –
前試合ではシュート試投数が44本中17本成功の38.6%とかなり多い上に低確率(1984シーズン以降の50点達成者中最低確率)での50点達成だった事もあり、今日の試合に向けてプレーの修正をする事を意識したというウエストブルック、本日はフィールドゴールが11/21と5割を越え更に前試合では2/10とことごとく外れた3ポイントもショットセレクションを改め5/6と絶好調。
アダムスとのピックアンドロールも冴え渡りイージーバスケットからアシストを量産、3Qの時点で既に自身39度目となるトリプルダブルに到達、確かな手応えを感じたようでした。
「展開の速い良いバスケットが出来たと思うよ、より確率の良いショット、簡単なショットを狙ったのが功を奏したね。」
ちなみにウエストブルックは、マジックジョンソン、ジェリールーカス、そしてオスカーロバートソンの三人のみが達成していた開幕3戦中2度のトリプルダブルとなり、現在の平均スタッツは38.7点、12.3リバウンド、11.7アシスト、開幕前にちらほら予想されていたシーズン平均トリプルダブルというビックリ話も現在では視野に入っているという大暴れぶり。
更に開幕3戦の合計で100点、30リバウンド、30アシスト達成者は彼のみという快挙となっています。
相手チームのヘッドコーチであるルークウォルトンも今日のウエストブルックには流石にお手上げ状態。
「今日の彼は完璧だったよ、みんなをプレーに巻き込み、的確なショット放ちながらチームメイトへのプレーメイキングも出来ていた。彼をアグレッシブに止めに行ったけど、なぜ彼が世界のトップPGの一人であるのか思い知らされたね。」
ウエストブルックと絶妙なコンビネーションを見せたアダムスもエースの活躍を手放しで褒め称えました。
「あれが彼の標準なんだよ、怪物だね。一番大きなポイントは俺たちのチームにはラスがいるって事だ、彼はみんなをコントロールし、俺たちは思うがままにプレー出来る、なぜなら彼はスコアも出来るから相手は彼をオーバーヘルプせざるを得ないからね。」
サンダーはウエストブルックがトリプルダブルを達成した試合は現在20連勝中、そして現在開幕から3連勝と絶好調のサンダーですが、今までは全て昨季プレイオフを逃した下位チームでしたので本当の正念場はこれからとなります。
チームの大黒柱デュラントを欠いたサンダーがどこまでの躍進を見せるか、ウエストブルックは1961-1962シーズンにオスカーロバートソンが達成したシーズントリプルダブル(30.8点、12.5リバウンド、11.4アシスト)に迫る事が出来るか、引き続き目が離せません。
– オスカーロバートソンキャリア初期ハイライト –
source : yahoo news
- ブログランキングに参加しています、記事に価値を感じましたら下のバナーを応援クリックお願いいたします。 -