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英雄の帰還、ドウェインウェイドが古巣マイアミヒートに移籍

2018年02月09日
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ドウェインウェイドは古巣マイアミヒートへ戻って来ると信じていた。

しかしそれが起こり得るのは早くともこの夏フリーエージェントとなった時の事、レブロンとワークアウトをしに練習施設に向かった木曜の午後ではない、そう思っていた。

「すぐに電話をくれ。」

エージェントのレオンローズから届いた一通のテキストだ。

「もしトレードデッドラインが近づいる時にそんなテキストを受け取ったならチームに何か動きがあったと予想するのは容易な事だ。それと同時にそれは自分の身に何かが起こった事を意味する。」

ウェイドは語った。

「”いやマイアミではないはずだ、そんなはずはない。”俺の意識はすぐさまそこへ向かった。なぜならそこが唯一自分が移籍したいと思える場所だったからだ。」

 

彼の予感は的中した。クリーブランドの激しいロスター変更に巻き込まれ2024年のドラフト2巡目指名権と引き換えでマイアミへとトレードされた。思いもよらない形で彼の夢が実現する事になった。

 

Soooooo…‍♂️‍♂️‍♂️ I’M BACK!!! #WadeCounty ❤️ (insert rug emoji) #letsgoheat

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「ついに… 俺は戻って来たぞ!!」

復帰が決まったウェイドは自身のインスタグラムで歓喜し、インタビューにこう答えた。

「俺は常にいつかこれが起こると感じていた。自分にとってこれはずっと希望だったんだ、ただいかにして、そしいつそれが起こり得るかは全く分からなかった。」

 

それから間もなくしてクリーブランドを離れる事になったウェイドは翌日ヒートのホームで行われる対バックス戦で弾丸復帰を果たす事となった。なぜならヒートは2月24日までホームゲームがなく、ウェイドはファンを待たせたくなかったからだ。

「俺はファンが恋しかった、そして彼らも俺を求めていた。」

マイアミヒートにおいて得点、出場試合数、アシスト、スティール、フィールドゴール成功数&試投数でフランチャイズリーダーとなっており、三度の優勝をもたらすなどもはや英雄と言っていい存在だが今の彼には自身が特別だという意識は微塵もない。そこにあるのは愛するフランチャイズへの忠誠心だけだった。

「スターターか否かは問題ではない。どんな役割であれチームに貢献出来るのが待ちきれないよ。このチームは確実にプレイオフ進出に値する。そして他のあらゆるチームが尊敬するようなゲームを展開しているんだ。」

 

ウェイドにとって悲願のトレードが実現する事になったわけだが、そこには裏話が存在する。実はこれが先月まで彼のエージェントだったヘンリートーマスの最後の仕事であったのだ。

ウェイドと彼の親友かつヒートのキャプテンを務めるウドニスハスレムのエージェントでもあったヘンリーはヒートというフランチャイズにおいて特別重要な存在であり、それは彼がこの世を去った日のホームゲームで黙祷が捧げれられる程のものだった。

ヘンリーの葬式はシカゴで行われたが、そこで今回のトレードの鍵となる出来事が起こる。

ウェイドはかつて彼がヒートを去るきっかけとなった確執を生んだと言われるヒート球団社長(兼GM)、パットライリーと再会を果たした。

二人は固い抱擁を交わした、そこに言葉は一切無かったそうだ。

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この出来事こそがウェイドのヒート復帰を確実なものにした。ウェイドはこう語った。

「あれこそが俺たちが必要としていたものだった。その後俺は立ち去ったが、全てにおいて満たされた心境だった。あれだけで十分だったんだ。」

ハスレムはその出来事をこう振り返った。

「ハンク(恐らくヘンリーのニックネーム)は今も天国から仕事をしてくれているよ。」

 

元ヒートで共に二連覇を果たし、今季キャブズでチームメイトだったレブロンはインスタグラムを通じてウェイドの古巣復帰を祝福した。

「俺のブラザーにとって本当に幸せな事だ!きっとこうなるべきだったんだ、愛してるよ相棒!!」

レブロンは今季ウェイドと時を過ごす中で、彼が度々ヒートの試合結果をチェックするなど彼の心がマイアミにある事を実感していた。そしてレブロンが2014年のオフにマイアミを離れクリーブランドに復帰した際にウェイドが温かく見送ってくれたように、レブロンもまたウェイドの古巣復帰を心から祝福した。

 

更に英雄の帰還に湧くマイアミでは彼の存在の大きさを表す出来事があった。マイアミ警察が公式ツイッターで、「行方不明だった方が戻られた」とツイートしたのだ。

「Dウェイドの捜索指令は解除された。彼は体調良好で戻られた。ホームへようこそ。」

自身の家族も含め、大歓迎ムードの中ウェイドはマイアミでの意気込みを語った。

「あの馴染み深い環境に戻るのが待ちきれない。私の妻が屋外で肌を焼きながら笑顔を振りまいている光景や、その他全ての事がね。そして目を閉じたままでも辿り着けるあのアリーナへ運転していくのが本当に楽しみだ。」

 

ヒートは今回のウェイド移籍に伴いジャージ販売を開始したが、わずか15時間で100カ国以上から注文が殺到し、チーム関連グッズの売り上げは直前の二日間と比較して8000%の伸びを見せたそうだ。

 

おそらくヒートでキャリアを終えると見られているウェイド、彼の愛する地マイアミで迎えるその最終章に世界中が熱視線を送っている。

参考記事 : NBA


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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトの運営に夢中になり青春を台無しにする。大学から渡米し7年滞在後に帰国。三度の飯より四度の飯が好きってぐらいダンクを愛するB型アラサー。

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