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レブロンが46得点の大爆発、キャブズが崖っぷちの第6戦に勝利

2018年05月26日
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崖っぷちとなったキャブズを救ったのはやはりこの男、レブロンジェームズだった。

キャブズのホーム、クイックンローンズアリーナで行われたセルティックス対キャブズのカンファレンスファイナル第6戦は109-99でキャブズが勝利、対戦成績を3-3のタイとし最終第7へと望みを繋いだ。

▼第6戦 フルゲームハイライト▼

 

この試合キャブズは第1クォーターにケビン・ラブがジェイソン・テイタムと接触し脳震盪でロッカールームへ下がるというアクシデントがあったが、前半からレブロンが一人で25得点を叩き出し54-43の11点リードで前半を折り返す。

そして前回の第5戦では疲労の色が隠せなかったレブロンだが今日は後半に入ってもその勢いは衰えず、第4クォーター終盤には貴重なクラッチ3を連発、更にファールを誘発しながらのレイアップを沈め追い縋るセルティックスの息の根を止めてしまった。

最終スタッツはほぼフル出場となる46分間コートに立ち、フィールドゴール17/33、3ポイントは5/7という高確率で46得点・11リバウンド・9アシスト・3スティール・1ブロック、支配的なパフォーマンスで勝利を掴み取った。

▼覚醒したキングジェームズ▼

レブロンは現在シーズンエンドとなり得るエリミネーションゲームにおいて平均34.1得点を記録、これは歴代最高(最低5試合以上)の高得点となっている。しかも2位のジョーダンの13試合に対し、レブロンはこれまで22試合を経験してこのハイスコアをキープしているから驚きだ。更にここ7試合の崖っぷちゲームでは必ず40得点、もしくはトリプダブルを記録しているという驚異の勝負強さを誇っている。

そしてレブロンはこのプレイオフで既に7度40得点を越えており、これはジェリー・ウエストの8度に次ぐ2位(ジョーダンとタイ)。しかしウエストとジョーダンが共に26歳で記録しているのに対しレブロンは33歳、アスリートとして全盛期は過ぎていると言わざるを得ない高齢でこのパフォーマンスはもはや異次元である。

なおこの試合がレブロンにとってポストシーズン26回目の40点越え、107回目の30点越え、そして209回目の20点越えの試合となったが、プレイオフで”209試合出場”しているのは8人しかいない…

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レブロンは過去7年連続でNBAファイナルに進出しており、今日のゲームでその記録が途絶える可能性があったわけだが、やはり追い込まれたレブロンは強かった。早くシリーズの決着をつけてしまいたい相手チームにとってこれ程恐ろしいプレイヤーもいないだろう。

本日のキャブズはレブロンの活躍が光ったのはもちろんだが、他ジョージ・ヒルがフィールドゴール7/12の20得点、そしてベンチメンバーが36-23でセルティックスをアウトスコアし流れを引き寄せた。ジェフ・グリーンが14得点に加えディフェンスでも貢献、更にラリーナンスJr.が要所で見事なフォローアップを見せ、5/5で10得点をあげラブ不在のインサイドで躍動したのは大きかった。

対するセルティックスは実質的に7人のローテーションで戦ったが、何とかこの試合で決着をつけたかっただろう。ジェイレン・ブラウンが27得点、テリー・ロジアーが28得点とバックコートコンビが共にフィールドゴール6割を越える活躍、そして注目のルーキー、ジェイソン・テイタムも15得点を稼ぎ第4Q終盤まで追い縋ったが、最後はレブロン一人に引き離され万事休すとなった。チームの柱であるアル・ホーフォードがフィールドゴール成功数2本のみの6得点、攻守で存在感を発揮出来なかったのも大きな敗因の一つと言える。

今プレイオフ全体でのパフォーマンスはもちろん、クラッチタイムでの勝負強さが一際際立っているレブロン、かつては優れたバスケットボールプレイヤーだが勝負所で頼りにならないという評価を下される事もあったが、この一年でその評価は完全に払拭されたと言って良いだろう。2016ファイナルでも第7戦で値千金のクラッチショットを決めたリーグ屈指の冷血スコアラー、カイリー・アービングが移籍した事により終盤での重要なショットを託される機会が増えたが、それにより彼の真の勝負強さが証明された。

そして今日の試合後、ある記者から投げかけられた一つの質問がレブロンに笑みをもたらした。

「あなたは今までの全てのキャリアにおいてクラッチプレイヤーで在り続けてきたわけですが、特にここ数年の勝負所での進化ぶりについてどう感じていますか?なぜなら近年はタフな状況で常にショットを決め続けていますから。」

との問いを受け、

「あなたの名前は何ですか?そう言ってくれて感謝します。ずっとクラッチプレイヤーだって言ってくれた事に対して、多くの人はそうは言いませんからね。」

と発言、確かにヒート移籍前のキャブズ時代から勝負所で優れたパフォーマンスを見せる事は度々あっただけに、その点が評価されるのは嬉しい事だろう。

 

レブロンは現在7年連続でNBAファイナル進出を果たしており、第7戦に勝利すれば8年連続、そしてキャブズにとっては4年連続の快挙となるが、その舞台となるのはセルティックスのホーム、TDガーデン。セルティックスは今プレイオフでホーム無敗の10戦全勝中、なおかつNBAプレイオフの歴史においてこれまでのゲーム7の戦績はホームチームが103勝、勝率約8割を誇っている。レブロン率いるキャブズにとってマストウィンとなる最終戦は非常に険しい戦いとなるだろう。

「もう1試合プレーする事が出来て嬉しいよ。今までも言い続けて来たようにGAME7とはスポーツにおいて最高の2単語だ。次戦を勝つまで成功とは言えないからね、その瞬間を楽しみたいと思うよ。」

 

不利と言われる立場であっても達観するレブロン、大舞台の経験豊富なキングがまたしても伝説となるパフォーマンスを見せる事になるのか。

明後日TDガーデンで起こるドラマの結末や如何に。


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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトの運営に夢中になり青春を台無しにする。大学から渡米し7年滞在後に帰国。三度の飯より四度の飯が好きってぐらいダンクを愛するB型アラサー。

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