本日行われたキャブズ対シクサーズ戦でレブロンジェームズがとんでもない仰天プレーを見せてくれた。
レブロンは第1クォーターの残り8分を切った所でトリスタントンプソンのスクリーンを使いコビントンとエンビードのディフェンス二人をスプリットしたのだが、なんとその際に背面からスクリナーのトンプソンの股下にボールを通してドライブ、そこからファールを受けながら左手で見事なAND1を決めた。
言葉で説明をした所で理解が難しいと思われるのでとりあえず動画を見て頂こう、奇跡としか思えない驚愕プレーだ。
— NBA (@NBA) 2018年3月2日
こちらはその一連の流れ、フィニッシュもレブロンのフィジカル&体幹の強さが現れた見事なバスケットカウントとなった。
No he didn’t!
LeBron James 😱💪#AllForOne pic.twitter.com/5IdSPMFajG
— NBA (@NBA) 2018年3月2日
有り得ない抜かれ方をした瞬間のエンビードの表情が全てを物語っている。
Joel Embiid had an extremely “trying to guard LeBron James when he does something absurd” face going on last night. pic.twitter.com/FT3AemkJ6H
— NBA on ESPN (@ESPNNBA) 2018年3月2日
このスーパープレーは大いに話題を呼び、レブロンは試合後に意図的に行ったのかと質問を受けていた。
LeBron on if he meant to nutmeg Tristan Thompson: pic.twitter.com/A7dAv9cn1z
— NBA on ESPN (@ESPNNBA) 2018年3月2日
「とにかく背面を通して抜こうと思ったんだけど、股下を狙った訳ではなかった。まぁ最高のアリウープは最悪のパスから生まれるとも言うしね。ハーフタイムにビデオを見せられるまで(トンプソンの股下を通っていた事に)気づかなかったよ。おそらくこれはキャリアの中でも最高のプレーの一つじゃないかな。」
これを狙ってやっているとしたら天才どころではない、でもあのレブロンならもしかしたらと大騒ぎになったが、実際は偶然だったようだ。しかし、あの瞬間に背面を通して抜こうとする技術はやはり素晴らしい事に変わりはないだろう。その後のフィニッシュもシモンズ&サリッチの二人とコンタクトしながら左手でコントロールする見事なショットだった。
今回驚愕のナツメグ(股通しプレー)を見せたわけだが、レブロンは1月の対マジック戦でも信じられない股抜きを見せていた。
ルーズボールを拾った直後、受け手のウェイドとの間に立つマジックのアーロンゴードンに背を向けたまま、彼の股下をノールックで通しながらアシスト。
#LeBronJames found the opening on this behind the back dime to Dwyane Wade for tonight’s #AssistOfTheNight!#AllForOne pic.twitter.com/HhCdRH9nvD
— NBA (@NBA) 2018年1月19日
パスを受けたウェイドの驚いた表情、そしてスコア後の笑顔がこのプレーの凄さを象徴している。
LeBron threads the needle, through the legs! #LeBronJames #AllForOne pic.twitter.com/vk5Y5vzBkm
— NBA (@NBA) 2018年1月19日
ESPNのツイッターでは本日のプレーとどちらのナツメグが凄いかという動画が投稿されていた。
Once is nice. Twice is ridiculous. pic.twitter.com/cJjZQ1RA6D
— ESPN (@espn) 2018年3月2日
ツイート文にもある通り、一度ならず二度までもこのようなスーパープレイを見せるとはやはりレブロンは只者ではない。どちらも偶然の産物と言われてはいるが、同様の仰天プレーをドリブルでもアシストでも披露出来るプレイヤーが一体どれだけいるだろうか。改めて史上最高のオールラウンダーと言われるキングジェームズのスゴさを思い知らされた衝撃のプレーだった。
- ブログランキングに参加しています、記事に価値を感じましたら下のバナーを応援クリックお願いいたします。 -