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アーロンゴードンに代わりユタジャズのスーパールーキー、ドノバンミッチェルのダンクコンテスト参戦が決定

2018年02月06日
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今月2月17日(日本時間18日)に行われるNBAダンクコンテスト、その優勝候補の一人であったアーロンゴードンの負傷欠場によりジャズのルーキー、ドノバンミッチェルの代替出場が決定した。

ゴードンは左股関節負傷のため先月末のロケッツ戦から本日の対ヒート戦まで4試合連続で欠場しており、当初はコンテストに参加可能と見られていたが怪我の具合が思わしくなく本日正式に欠場が発表された。本人は自身にとっての地元ロサンゼルスでのコンテスト開催に意欲を見せていただけに、今回の欠場は無念だろう。

そして私を含む多くのダンクファンが優勝候補ゴードンの欠場という悲報に嘆いたわけだが、その落胆は一瞬で消え去る事となった。

今回代替選手として選ばれたのがジャズで目覚ましい活躍を見せているスーパールーキー、ドノバンミッチェルだからだ。

 

▼ドノバンミッチェル ベストプレーハイライト▼

 

ミッチェルはルーキーながら2度の40点越えを果たすなど既に頭角を現しており、49試合を終了した現時点で平均出場時間31.9分、19.7点(FG 45%、3PFG 35.7%、FT 83.6%)、3.4リバウンド、3.5アシスト、1.5スティールを記録、そして41試合でスターターを務めウエストの月間新人賞を2ヶ月連続で受賞している。

▼ウエスト1月月間新人賞 ハイライト▼

 

ドラフト豊作年と言われている今季のルーキーの中でも新人王候補に挙げられるほどその存在感は抜群だが、一際目立つのがその迫力あるダンク。

これまでの彼のダンクハイライトは他の一流ダンカーに比べて全く見劣りすることがない。むしろ今季ダンクにおいて最もインパクトを放っているのは彼と言っても過言ではないだろう。

▼ドノバンミッチェル ベストダンクハイライト▼

 

191cmとNBAでは小さな部類に入るがその跳躍力は折り紙つき、更にパワー、スピード、美しいスイングを可能とする肩の柔軟性、映える空中モーションを備える理想的なダンカーと言える。

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しかも彼は私がこのブログで散々強調している両足踏み切りにおいて今回コンテストに参加するデニススミスJr.同様、右左、左右の二つを使いこなしつつ高い、とてもフレキシブルなジャンパーなのだ。

更に彼が素晴らしいダンカーである大きな理由は、アリウープにおいて多少パスが逸れようがワンハンドでボールを捉え、振りかぶった上で叩き込むことが出来るという優れたボディバランス&ハンドリングを備えている事だ。これはルイビル大時代から際立っていたが、特にこちらの3位のアリウープを見て欲しい。このひどいパスをワンハンドでフィニッシュするダンかーがどれだけいるだろうか。

▼ドノバンミッチェル ルイビル大 ベストダンクTOP10▼

 

そしてアンダーアーマーエリート24で披露したこの一発、一位のダンクがソレだ。

▼アンダーアーマーエリート23 TOP10プレイ▼

 

と、かなり持ち上げまくっているがコンテストにおいてはまだ未知数と言える。過去に数度コンテストに参加しており力強いウィンドミルなどを決めてはいるが、BTLなどの高難易度のダンクはまだ披露していない。(はず)

2015 ボールイズライフ オールアメリカン ダンクコンテスト▼

 

現在ではインゲーム寄りと見られても仕方がない状況だが、だからこそ今回の出場がとても楽しみなのだ。そして彼はコンテストでも大いに輝けるポテンシャルを秘めているのは疑いようのない事実。それを今回の舞台で大いに証明して欲しい。

彼は先月ダンクコンテストと並んでオールスター前夜祭に行われるスキルズチャレンジに出場すると発表があったが、「いやそっちかぃ!!!」と首を傾げた者は多かっただろう。なぜなら彼自身ダンクコンテスト出場に意気込みを見せており、これまで魅せてきた素晴らしいダンクの数々から高確率で彼が選ばれるだろうと人々が信じきっていただからだ。前回の記事で書いた通り私も彼が選ばれず落胆し枕を涙で濡らしていた一人だ。だがしかし今回彼が出るという事で今夜から枕を濡らすのは涙ではなく唾液になる事は間違いない。ちなみに今回ダンクコンテストに参加する流れでスキルズチャレンジは辞退する流れとなったようだ、その代わりはキングスのバディーヒールドと発表があった。

ゴードンの欠場が残念である事には変わりないが、これでコンテスト参加者はデニススミスJr.、ドノバンミッチェル、ラリーナンスJr.、ビクターオラディポの4人となった。今季のこれまでのインゲームダンクを見れば、彼らが選ばれる事に異論は無い。

果たしてミッチェルを含めたこの4人がどんなダンクを披露してくれるのか。ダンクコンテストが開催されるその日まで、どうやら私は毎日枕カバーを洗濯する羽目になりそうだ。

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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトを運営。大学から渡米し7年滞在後に帰国。2015年からツイッターでNBA情報発信を始める。レブロンと同い年の会社員。

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