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アイザイアトーマスがレイカーズデビュー、ロサンゼルスでの躍進を誓う小さな巨人

2018年02月11日
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先日衝撃のトレードでレイカーズへと移籍となったアイザイアトーマスが本日の対マーベリックス戦で新天地デビューを果たした。

▼レイカーズデビュー戦ハイライト▼

第1クォーターの途中から出場し31分の出場時間を得たトーマスは思い切りの良い3ポイントで得点を重ね、得意のドライブからもマブスディフェンスを掻き回しチャンスメイクするなど、3ポイント4本を含む22得点、6アシストと活躍。しかし要所でロペスへのエントリーパスが合わない、パスコースを塞がれキックアウトに失敗するなどターンオーバーが目立ち、ディフェンスでも高さのミスマッチからジャンパーを沈められる、1オン1からイージーバスケットを許すなど今季課題とされている点も目についた展開となった。

▼試合後インタビュー▼

「個人的にはまぁよくプレー出来た方だと思う。勝てれば良かったけど、ここから勝負所でどうプレーすればいいか学んで行かないとね。ディフェンスで重要なミスをして流れを引き寄せられなかったからね。このチームのペースが好きだし、エネルギーを感じるし、コーチも自分の持ち味を生かそうとしてくれてありがたい。今はコミュニケーションの問題からミスが出ているから、これを改善していかないと行けない。とにかくこのチームで本来の力を取り戻す事が出来たように感じたよ。」

 

トーマスはレイカーズでの再出発を “フレッシュスタート” と語った。トレードデッドライン直前には「もうトレードはゴメンだ、ここに満足しているからね。」とコメントしていたが、その直後にチャニングフライ&2018ドラフト1巡目指名権と共にレイカーズのラリーナンスJr.&ジョーダンクラークソンと引き換えにロサンゼルスにトレード。半年前の移籍に続きショッキングな体験をする羽目になったが、彼はレイカーズでのプレーを大いに楽しんでいるようだ。1stバスケットとなった3ポイントはキャブズではほとんど見られなかったオフボールでのスクリーンからのキャッチ&リリース、ベンチもトーマスの初得点を大盛り上がりで祝福した。この形は昨季ボストンで度々見せていた彼を活かすためのセットプレーだったが、この形が出だしから観れたのは彼の復調を暗示している気がしてならない。

 

トーマスは昨ポストシーズンで臀部の怪我を悪化させ先月初めにようやく復帰を果たし15ゲームをキャブズでプレーしたが、今季のベストゲームは今日のレイカーズデビュー戦と言えるだろう。昨季MVP候補にあげられるほどの得点力を誇ったのが頷けるシュートタッチを見せ3ポイントを4/8で成功、キャブズでは決め切る事が出来ないシーンも目立ったドライブからのレイアップも確実に沈めていた。

コーチのルークウォルトンはそんなトーマスの初戦を見て確かな手応えを感じたようだった。

「彼は私たちに違った次元をもたらしてくれる。特に彼がピックアンドロールを操り、チームメイトにショットを打たせる事が出来ればね。まだ1日だしそれらをたくさん使うことは出来ていないが、とにかく彼は良かったよ。」

 

初戦でウォルトンの期待に応える活躍を見せる事が出来たと言えるトーマス、彼は今回のトレードを振り返ってこう語っていた。

「それはショックだった。そして驚いたと同時に、新しいスタートがきれることに幸せを感じた。レイカーズの一員になれたことは幸せだよ。これだけ若くてエキサイティングかつエネルギーにあふれるチームに加わる事が出来て嬉しい、自分のプレースタイルに合っているからね。俺は助けとなるならどんな事でも受け入れる、これは俺にとって新鮮なスタートだ。興奮しているよ。」

「これは自分がボストンにトレードされた時の状況を思い起こさせる。若いチームだったし再建の時期だった、でも俺たちはそう思っていなかった。プレイオフを真剣に目指していたんだ。このチームに来て魂を奮い立たせ、殺し屋のメンタリティーをもたらし、この残りのシーズンは俺たちが這い上がる良い機会なんだって理解する、それが俺の仕事さ。そしてそれは勝利する事、まさに今勝つことなんだ。」

 

移籍直後はエージェントがスターター起用か否かの件でチームと揉めたと伝えられていたが、後にトーマスはベンチからの出場を告げられ本人も納得していた。

「彼ら(レイカーズ)は良いバスケットをしている。俺はその場を乱したくはない。そうコーチにも告げていたんだ。彼が俺にして欲しい事ならなんであれ、尽くさせてもらうってね。スターターになれるのはもちろん光栄さ、俺もそれにふさわしいと思っているし、そうなりたいからね。でもそれと同時にこれは俺の新しいチャプターなんだ、このチームの助けとなるために俺はここにいる、若いプレイヤーを助け、プロフェッショナルであり続け、ハードワークを続け、そして団結し続けるんだ。」

 

現在レイカーズは開幕からスターターのポイントガードを務めていたドラフト2位指名ルーキーのロンゾボールが怪我で離脱中だが、彼が復帰し次第、ボール、KCP、イングラム、ランドル、ロペスのスターターへと戻ると見られている。しかしトーマスがスターターとなることに対しウォルトンは制限をかけない姿勢だ。

「アイザイア、彼はこのリーグで最高のポイントガードの一人だ。それを自分はよく理解している、彼はまだこのチームに来て間もないが、これから彼にどんどんプレーしてもらい自分達のバスケットに溶け込んでもらいたい。そして私たちにとって誰がスターターかそうではないかは関係ない、私たちは自分達にとってのベストのためにあらゆる形でゲームを終えるグループだからね。そう彼には伝えてあるんだ。」

 

トーマスと共に移籍したが今日の試合で出場はする事がなかったフライは、トーマスがこれからかつての姿を取り戻すことを信じている一人だ。

「キャブズでは上手く機能していなかった。コート外でもケミストリーが乱れていたし、自分が常に話をまとめるため皆に語りかけに行かないといけなかった。コート上ではギブアンドテイクが行われていなかったし、己を犠牲にしようという感じではなかった。たくさんのプレイヤーがそれぞれ異なるシステムの中で成功するわけだが、そうなるために調整する十分な時間はなかったんだ。そしてその結果ああなってしまったわけだね。彼(トーマス)はきっと問題ないよ。正直に言ってるんだ。その大部分は(クリーブランドでのトーマスの不振)はシステムの問題だったからね。全員が彼があのアイザイアだからと言って(良い結果になると)大袈裟に考えすぎていた、カイル(コーバー)は良いプレーが出来ていなかったし、自分だってそうさ、ジェイ(クラウダー)もそう、そしてドウェインウェイドだ。これらの異なった個性をまとめないといけないんだ、それは時折上手くいかない事があるって事さ。」

 

レイカーズの球団社長であるマジックジョンソンはロンゾボールのメンターをトーマスに務めて欲しいと語った。ボールがスターターのポイントガードだが、トーマスのようなベテランから学んで欲しいと伝えた。トーマスは快くその役割を受け入れた。

「全く問題ないさ。自分は彼よりも6年ほど長くリーグにいる、もちろん彼の助けとなれるようにするさ。同じチームの一員だからね。彼はまだ若く、そして特別なプレイヤーだ。彼はこの先素晴らしい才能をこのリーグで発揮し始めるだろう。俺の仕事は俺が出来ることをする事。そして俺はまだ全盛期にある。だから遠慮をするつもりはない。俺はここに俺であるためにいる、このチームに変化をもたらすためにいるんだ。」

 

トーマスは全てはより良くなっていくと自信を覗かせた、彼は次戦のペリカンズ戦までの三日間をかけてレイカーズのシステムを学ぶだろう。

「俺がチームメイトとプレイブックにより馴染んでいけばどんどん事は良くなっていくだろう。特に接戦の時にね、勝負所でのプレーに表れるよ。俺は致命的なターンオーバーをしてしまった、ジャンプして誰がどこにいるのか把握出来ていなかった。(試合終盤にインサイドにドライブしキックアウトしようとしたがコースが見つけられずターンオーバーを犯した)これからお互いにそれが分かるようになっていくけど、新しいチームメイトとプレーするのは易しい事ではないよ。本当にどのプレーも知らないわけだからね。」

「今までは遠くから眺めていたわけだが、(レイカーズの)全員が才能に溢れている。ブランドンイングラム、カイルクーズマ、ジュリアスランドルは常にタフな相手さ。そしてロペスとプレーするのは好きだね。俺はきっと彼の助けになれるよ、精神面のことも含めてね。彼はよく波に乗ってくれる、俺は彼にガンガン行けって言うんだ。彼はこのチームで大きな存在だからね。このチームにはたくさんの若い才能がある。 俺はその一部になれて興奮しているよ。」

 

ボストン時代の栄光から怪我をきっかけに再び苦境に立たされた形になったと思われたトーマス、そして彼の契約は今季限り、来季以降もチームにいられる保証はどこにもない。

しかし彼が人生を通して味わって来たどん底はもっと深いものだったはず、彼にとってはこの現状も今までのように乗り越えていく一つのプロセスに過ぎないのだろう、今の彼を見ているとそう感じざるを得ない。

 

彼はかつてこう語っていた。

「俺の仕事は人々に己の発言を撤回させてやる事だ。」

 

必ずや完全復活を遂げ人々を再び熱狂の渦に巻き込んでくれる、そう信じて彼の活躍を見守って行きたい。

参考記事 : ESPN


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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトの運営に夢中になり青春を台無しにする。大学から渡米し7年滞在後に帰国。三度の飯より四度の飯が好きってぐらいダンクを愛するB型アラサー。

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