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RJ・バレットとザイオン・ウィリアムソンのルーキーコンビが再び大暴れ、デューク大がトロント大に大差で勝利

2018年08月19日
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またしてもデューク大の黄金ルーキー二人が大暴れだ。

デューク大はカナダのパラマウント・ファイン・フーズ・センターで行われているエキシビジョンゲームの2試合目でトロント大と対戦。一昨日のゲームで脚光を浴びたカナダ出身のRJ・バレットがゲームハイの35得点・9リバウンド、そしてザイオン・ウィリアムソンが24得点・8リバウンドの大活躍で96-60のブローアウト勝利に貢献した。

▼プレシーズン デューク大 対 トロント大 フルハイライト▼

ライアーソン大との試合では相手の総得点67点に近い63得点を二人であげてしまったバレットとザイオンだが、今日のゲームでも二人だけで相手チームの総得点60点に迫る59得点。

高校時代に度々凄まじいハイライトを残していたインパクトからか、ザイオンの方に注目が集まる傾向があるが、バレットの活躍は流石ESPNでのリクルートランキング1位の実力者と実感せざるを得ない。

▼RJ・バレット 対トロント大 ハイライト▼

フィールドゴールは15/26、3ポイントを3/8で成功。非常にバスケIQが高く、ディフェンスの隙を見逃さずカットする、的確なボールシェア、自身が空けばドライブ、アウトサイドと状況判断に優れるオールラウンダーぶりが見て取れる。第3クォーターには1-2-2のフルコートプレスからトラップを仕掛けダンクを連発、ザイオンと異なりとてつもない瞬発力があるわけではないが、ストライドが広く一歩で相手を置き去りにするステップは厄介だろう。またディフェンスのスタンスを見ながらそのまま片足跳びでのレイアップに行かず、両足でのストップに切り替え右肩を入れながらディフェンスから遠い左手(左利き)でフィニッシュするというシーンからもそのスキルの高さを感じられる。元々ポイントフォワードのスタイルでプレーしてきているだけに、フロアの状況によってプレーをアジャスト出来る彼は非常に重宝されるプレイヤーとなるだろう。

 

そしてそのバレットに続き、注目が集まるザイオンもフィールドゴール12/16のハイパフォーマンスを披露。

▼ザイオン・ウィリアムソン 対トロント大 ハイライト▼

アウトサイドは決まらなかったものの果敢にドライブを仕掛け、リバウンドからの2ndチャンスで得点とインサイドを制圧した。第2クォーター終盤には豪快なワンハンドダンクも披露、「空飛ぶマックトラック(重牽引トラック)」は実に的を射ている表現だと思う。そして2:15のプレーを見て欲しい、ドライブからヘルプも何のその、ワンステップでの飛距離ある跳躍で突破し、豪快なジャンプストップと同時にファールを受けながらダンク。あからさまにモンスターである。

しかしバレットと彼の強烈なワンツーパンチは、お互いに視野も広くアシストを出し合いフィニッシュし合うかつてのレブロン&ウェイドを彷彿とさせる。

まさにコレだ。

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こちらはフルゲームの動画、試合を通して見たい方はチェックあれ。

 

二人ともルーキーではあるが、昨年スターターを務めたマービン・バグリー三世、グレイソン・アレン、ゲイリー・トレントJr.、ウェンデル・カーターJr.、トレボン・デュバル(1年でNBAドラフトにエントリーしたが指名無しだったのはデューク大史上初、後にバックスと2ウェイ契約を結ぶ)の全員がNBA入りしたため両者共にスターターに名を連ねるのは確実と言われている。

既に来年のNBAドラフトで1位と2位指名になるとも噂され、二人のコンビが見れるのはこの一年だけになる可能性が非常に高いだけに、今季のデューク大は大いに注目するに値するだろう。そして二人と並び高評価を得ているルーキー、キャメロン・レディッシュが復帰する事を考えると… 今季が特別なシーズンになる事は間違いない。

 

▼ザイオン&バレットのフリースローラインダンク▼

 

▼ファンにダンクショーを見せる二人▼

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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトを運営。大学から渡米し7年滞在後に帰国。2015年からツイッターでNBA情報発信を始める。レブロンと同い年の会社員。

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