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ラプターズが7年間に渡り指揮をとったヘッドコーチ、ドウェインケイシーを解雇

2018年05月12日
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トロント・ラプターズを2011-2012シーズンから7年間に渡って育て上げ、今季球団史上初となる東の首位に導いたドウェイン・ケイシーヘッドコーチが解雇通告を受けた。

 

記者会見ではラプターズの球団社長であるマサイ・ウジリ氏が人間的にも優れた存在である彼と離れる事がいかに難しい決断だったかを語った。

「彼は素晴らしい人間だ。これは私の人生で最も難しい決断だった。彼ほど気品のある存在に私は今まで出会った事がない。」

そして前もって発表がされていたケイシーHC解雇の件についてその経緯を伝えた。

「しっかりと塾考した結果、これは難しい決定にはなるが球団が次なるステップを踏むために必要な事だ。チームとして、私たちは次のレベルに行くために定期的に進化を遂げなければならない。ドウェインがこの組織を通して成し遂げてくれた全ての事を祝福した上で、彼には感謝したい。そして彼の未来が最善のものとなるよう願う。今私たちのチームがあるのは彼がアイデンティティー、そしてカルチャーを築き上げる助けとなってくれたおかげだ、私たちはそれを誇りに思う。」

 

ラプターズは今季球団記録となる59勝を挙げ、東の1位に君臨していた。しかしセミファイナルでの対キャバリアーズ戦で1勝も挙げられずに4連敗を喫した事が引き金となっていた。そして61歳のケイシーHCはここ5年連続でチームをプレイオフに導いていたが、度重なるポストシーズンでの敗退も積み重なり今回の解雇に繋がった。

ラプターズは今回のプレイオフで1stラウンドの対ウィザーズ戦を6戦で通過したが、レブロン・ジェームズ率いるクリーブランド・キャバリアーズと3年連続でぶつかる形となり、昨年に続いて4連敗スウィープ、プレイオフで対キャブズ戦10連敗を喫していた。2016シーズンには球団史上初となるカンファレンスファイナルに進出。不利と予想される中東首位、そして優勝チームとなったキャブズから2勝を挙げ大いに評価されていたが、ここ2年間でそれを上回る結果を残す事が出来なかった。

ケイシーHCはこの7年間で通算320勝238敗、ラプターズでこれまで指揮をとった全8名において通算最多勝利数を挙げたコーチとしてチームを去る事になる。

このタイミングでの解雇に関しては様々な意見が飛び交っているが、ケイシーのせいではなくラプターズの選手がキャブズに対し怖気付いてしまった結果、彼が責任を負うのは違うとの声が多い中、勝たなければいけない場面で勝てないのはやはりコーチの責任との声も当然ある。

シリーズ敗退から間も無くしてこの噂が流れた際に、ラプターズの顔としてチームを牽引してきていたオールスターデュオ、デマー・デローザンとカイル・ラウリーはケイシー監督を称えるコメントを発していた。

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デローザン「ケイス(ケイシー)とは7年間共にやってきた。彼は自分に信頼を置き、信じてくれた。21歳の若造だった俺に俺でいる事を許してくれた、自分のプレーを尊重してくれたんだ。俺のたくさんの成功、全ての成功は、ケイスがいてくれたおかげなんだ。」

ラウリー「俺が俺で在る事が出来たのは彼がいたからだ。俺は常に彼を信じている。そして彼がベストコーチの一人であると信じて疑わない。」

しかし今セミファイナルでの二人の成績は、二人を総合したスタッツで相手チームのレブロン一人と同等という決して褒められない結果となっていた。彼らのパフォーマンスも今回の解雇と無関係ではない事を考えると辛い所だろう。

 

ちなみにこの一件に強く関与しているであろうラプターズキラーとなったレブロンは、冷静に一プロバスケットボールプレイヤーとしての発言をしていた。

▼6:45から▼

 

「まずソーシャルメディアで人々がなんて言っているかについては俺に問うべきじゃない。俺の人生においてそれはフィールド外の事だ。彼ら(ラプターズ)の今季のレギュラーシーズンでの成功を考えると辛いだろう、そしてここ3、4年の彼らの成功のレベルを見るとビックリさせられるよ…  ん、彼が指揮して、4、5年…?。(記者達が「7年です。」と回答)7年か。少なくとも5年ぐらいで凄く勝率を上げたよね。ただ、とにかく彼らはプレイオフで勝ちたいんだろう。結局の所はそこに行き着くんじゃないかな。」

 

ラプターズのケイシーHCの後釜としては、元アトランタ・ホークスのコーチであるマイク・ブーデンホルザーHCが有力候補として挙げられている。またラプターズのアシスタントコーチであるニーク・ナース、そしてGリーグのラプターズ905でコーチを務め昨シーズンの王者&最優秀コーチ賞に輝いたジェリー・スタックハウスも候補の一人だ。

7年間に渡り指揮したチームを離れるという辛い結果になってしまったが、彼はこの退任発表がある数日前に他のコーチ陣から今季のコーチオブザイヤーに選出されていた。その人間性を含め彼がこのリーグに必要不可欠な存在である事は間違いない。

1989から1994年まで日本でもコーチを務めていたドウェインケイシー、彼の次なるステップに期待すると同時に心の底から声援を送りたい。

参考記事 : ESPN


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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトの運営に夢中になり青春を台無しにする。大学から渡米し7年滞在後に帰国。三度の飯より四度の飯が好きってぐらいダンクを愛するB型アラサー。

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