Home / NBA / 試合 / NBAオールスター2018は大成功、チームレブロンが劇的な逆転勝利を収める
02191801

NBAオールスター2018は大成功、チームレブロンが劇的な逆転勝利を収める

2018年02月19日
【スポンサーリンク】

史上初となるドラフト制によるチーム編成で話題を呼んだNBAオールスター2018、近年ノーディフェンスで終始緊張感のない試合と言われ魅力が失われていた祭典に思い切った変化を起こしたが、その結果は予想以上の大成功となった。

現地18日にロサンゼルスのステイプルズセンターで行われた試合は、キャバリアーズのレブロンジェームズ率いるチームレブロンがウォリアーズのステフィンカリー率いるチームステフィンを148-145で下し、終始劣勢だった展開を土壇場でひっくり返すという劇的な幕切れを演出する形となった。

▼NBAオールスター2018 好プレーハイライト▼

 

今年は例年にない新たな試みが行われていたが、まず第一に挙げられるのが東西での対決ではなく東西の得票数トッププレイヤーがキャプテンとなり自分のチームのプレイヤーを選抜していくというドラフト制。キャプテンも自分が選んだチームというのもあり勝ちにこだわるようになり、選ばれた選手たちもより競争心が煽られるという白熱した試合展開となる効果が期待されていた。

また勝利したチームのプレイヤーに10万ドル(日本円にして約1090万円)を与えるという報酬も用意されており(これまでも賞金自体はあったが額が更に引き上げられた)、巨額を手にしている彼らにとってかなりの大金とは言い切れないものの勝ちによりこだわるようになるであろう要素が更に追加。

試合前のコメントでキャプテンとなったレブロンは「勝ちに行く」と本気で臨む姿勢を見せ、対するカリーも「俺たちのチームが甘く見られているが、こっちにはシューターが沢山いるんだ」と負けん気を見せていた。

 

そして蓋を開けてみると史上最高レベルで白熱した試合がそこにあった。

1stバスケットはジョエルエンビードのダンクだったが、アンソニーデイビスがハンドチェックをしAND1。例年では手を出さずフリーでダンクをさせる展開が当たり前となっていたため、出だしから今年は一味違うという雰囲気が感じられた。そしてその流れは試合全体を通して続くこととなる。

選手の表情たちも例年より真剣でヘルプディフェンスもあり易々とダンクが許されない状況、ボックスアウトもしっかり行うなど見応えあるゲーム展開となり、第4クォーターには「勝利にこだわる」という今回の重要なテーマとなっていたであろう姿勢が如実に表れる展開となった。

残り6分36秒の時点で13点をリードされていたチームレブロンは、ここでアンソニーデイビスを除くスターター4人+ポールジョージのスモールラインナップで巻き返しを図る。

ウェストブルックがOKCチームメイトのポールジョージにフレアスクリーンをかけ3を狙わせるプレーが飛び出すなど完全に追いつく気満々。解説のレジーミラーも「オールスターゲームでフレアスクリーンが見れるなんて初めての事だ。」と驚きを隠せないようだった。

その後もチームレブロンは極力時間を使わずアーリーオフェンスで得点を稼ぎ残り3分で点差は1点、そして残り1分30秒でキャプテンのレブロンがエンビードを前に同点クラッチ3をヒット。144-144のタイに持ち込んだ。

試合終盤ではワンプレーワンプレーでビデオリプレイの確認がされ厳正にどちらボールかが決定されたが、チームステフィンのエンビードの足に当たってアウトオブバウンズになったもののチームレブロンボールにならずレブロンとデュラントが必死に抗議するシーンも見られた。オールスターでは滅多に見られない光景だ。

残り40秒でデローザンがフリースローを得ると二投目を成功、チームステフィンが1点をリードする展開となったがその後のポゼッションでチームレブロンがウェストブルック、アービング、レブロンの連携プレーで逆転に成功。そして残り10秒でウェストブルックが追加点を入れ148-145で3点をリードした。

最後のポゼッションでチームステフィンはキャプテンであるカリーにボールを託すがレブロンとデュラントのダブルチームに潰され万事休す。試合終了直後にとびっきりの笑顔でコートを駆け抜けたレブロンが印象的だった。敗れたチームステフィンのキャプテン、カリーはまるで公式戦のような悔しそうな表情を浮かべていた。

▼チームレブロンの最後のディフェンス▼

 

【スポンサーリンク】

レブロン&デュラントによる恐怖のダブルチーム、チームステフィンのベンチにいるラウリーとアデトクンボの表情がなんとも言えない。

 

クラッチタイムの攻防は熾烈な争いとなったが、レブロンが柱となり個々の役割がハッキリしていたチームレブロンに対し、チームステフィンは攻め所がハッキリせず優れたシューターが揃いながらも中に入れてからのキックアウトなどのコートを広く使った展開が少なく、チームとしてのオフェンスが機能していなかった。

▼クラッチタイムの攻防▼

 

MVPに輝いたのは、31分の出場で29点(FG12/17、3PFG4/8)、10リバウンド、8アシストの大活躍を見せたチームレブロンのキャプテン、レブロンジェームズ。レブロンは通算3度目のオールスターMVP受賞となった。オールスターMVPを3度受賞するのは、ボブペティット、オスカーロバートソン、マイケルジョーダン、シャキールオニール、コービーブライアントに続き史上6人目の快挙だ。

▼MVPレブロンジェームズ 好プレーハイライト▼

 

盛り上がる要素は至る所で見られていたが、予想を上回ると言っていい程最高の結果をもたらした今回のオールスターゲーム。

やはり一流のスター達が集い真剣にゲームを競い合うとどれ程面白いかという事実を改めて再認識させられる形となった、まさにこれがファンも求めていた理想の祭典だろう。

そして今回大好評となったドラフトだが、NBAコミッショナーのアダムシルバーは来年ドラフトの様子をテレビ中継する方向で考えていると発表した。キャプテンとなったレブロンを初め多くのファンがテレビで放送するべきという声を挙げていたため、それを取り入れる流れとなった。

ちなみにレブロンは試合後のインタビューで自身がどの順番で選手をピックしたかを明らかにしていた。レブロンはデュラント、デイビス、アービング、カズンズの順で指名していたそうだ。

今回の大成功により明るい兆しが見えた今後の祭典、おそらく来年もキャプテンによるドラフト制となる事は間違いないと思うがまた手に汗握る試合展開を大いに期待したい。

 

余談だが、今回アンソニーデイビスが怪我で欠場となったペリカンズチームメイトのカズンズの背番号&ネームがプリントされたジャージを着て出場していた、なんとも粋な計らい。カズンズも「俺のブラザー!」と画像付きでツイートしていた。


【スポンサーリンク】


- ブログランキングに参加しています、記事に価値を感じましたら下のバナーを応援クリックお願いいたします。 -

 にほんブログ村 その他スポーツブログ NBAへ


About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトの運営に夢中になり青春を台無しにする。大学から渡米し7年滞在後に帰国。三度の飯より四度の飯が好きってぐらいダンクを愛するB型アラサー。

Check Also

12021801

ヤニス・アデトクンボが己を跨いだマリオ・ヘゾニャにブチ切れ「次やったら股間をぶん殴ってやる」

今日はバックスのエースにとって …