超高額年棒で知られるNBAの世界ですが、この度ウォリアーズのフランチャイズプレイヤーであるステファンカリーがとんでもない金額でウォリアーズと新契約を結びました。
その額なんとNBA史上最高額となる5年2億100万ドル、日本円に換算すると約226億円もの超大金です。
Breaking: Steph Curry has agreed to a 5-year, $201M supermax deal with the Warriors, per @wojespn. pic.twitter.com/R480fwBz3C
— SportsCenter (@SportsCenter) 2017年7月1日
これは近年スター選手の移籍が相次いでいるため新労使協定で「スーパーマックス契約」と呼ばれる超大型契約が認められたため、ある一定の条件を満たしていれば本日7月1日よりこの契約を結ぶ事が出来るというもの。
このスーパーマックス契約(The Designated Player Veteran Extension)ですが、その条件というのは以下。(参考記事はこちら、英語です)
・ドラフト指名されたチームで、もしくは今在籍しているチームが初めて在籍したチームから最初の4年内に移籍をしていてキャリア8年目か9年目
まずこれを満たしていて、なおかつ次のいずれかに当てはまらなければいけません。
・直近のシーズンでオールNBAに選出されている、または過去3シーズンで2回選出されている
・直近のシーズンで最優秀守備選手賞(DPOY)を受賞している、または過去3シーズンで2回選出されている
・過去3シーズンのいずれかでMVPを受賞している
以上が条件となります。
ちなみにこれは契約延長でもFAで再契約でも締結可能、尚1チームに最高2名まで。契約期間は実質5年で、延長した場合6年となります。最高額は契約1年目のサラリー上限から30〜35%、そしてスーパーマックス契約を交わした場合、一年はトレードが出来なくなります。
今回カリーがこのスーパーマックス契約を結んだ初めてのプレイヤーとなったわけであります。
カリーは過去4シーズンでは4400万ドルでしたから、1シーズンで過去4年分に近い金額を稼いでしまうわけですね。
5年約226億、つまり1年約45億円。これは単純計算でプレイオフを除くレギュラーシーズン82試合に当てはめると一試合辺り約5500万円、1クォーターで1375万円、1分で115万円、1秒で1万9000円になります。まぁ毎試合フル出場するわけではない、試合以外に練習日も多々ある、メディアの対応もある、など考慮するとこう考えるのもおかしい話ではありますが、改めて凄い金額だなと実感します。
ちなみに単純に1年に45億円もらえているとなると、365日で割って1日1232万、1時間51万、1分8500円、そして1秒で142円がチャリーンしてる事になります、はい。
これからウェストブルックやハーデンもスーパーマックス契約を結ぶと噂されていますが、チームの顔として長年活躍しているプレイヤーにとっては嬉しい契約ですね。
とりあえず1000万ぐらい下さい。
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