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マヌ・ジノビリが現役続行か否か検討中、真剣に引退も視野に入れている様子

2018年08月23日
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サンアントニオ・スパーズの象徴と言えるマヌ・ジノビリが真剣に引退を検討しているそうだ。彼は近々ヘッドコーチであるグレッグ・ポポビッチとこれからの事についてミーティングを行う予定となっている。

昨日、ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が自身のツイッターで「ジノビリが真剣にバスケキャリアに終止符を打つ事を熟考している。まだ最終決定はしていない。」と発言。多くのNBAファンの間で緊張が走った。

ジノビリはウォリアーズにプレイオフで敗退した5月の時点で現役続行か否か、すぐ答えを出すつもりはないが、引退は視野に入れていると語っていた。

「自分はこれまでずっと引退の事は考えてきている。それに変化はない、1、2ヶ月様子を見るさ。そこで改めて自分がどう感じるかだね。自分は焦っていたり、もしくは怒っていたり、傷ついていたり、そんな時に意思決定を下すタイプの人間ではないんだ。常にしっかり落ち着いた上で、どう感じるか見定めるのさ。」

今年41歳となったアルゼンチン出身のジノビリは、1999年のドラフト2巡目57位の下位で指名されたが、スパーズのパッシングを主体としたバスケで見事に頭角を表し、更に十八番であるユーロステップなどの類稀なるスキルを駆使してリーグ屈指のプレイヤーへと進化を遂げた。そして彼は長きに渡りスパーズを象徴したBIG3、ティム・ダンカン(引退)、トニー・パーカー(ホーネッツに移籍)と並び、チームの柱として君臨していた。また彼は昨シーズン、ベンチから65試合に出場し1試合平均8.9得点・2.5アシスト・2.2リバウンドを記録し、要所でベテランらしい活躍を披露、チームに与える影響力を含め流石の存在感を放っていた。彼の契約は今季も一年残っているが、ファンとしてはその最後の一年を全うした上で引退を決意して欲しいというのが正直な所だろう。なぜならそれは皆彼のプレーに魅力を感じているからというのもあるが、何より今でも彼は十分に戦力としてチームに貢献できるからだ。

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最終決定の発表は間も無くされると報道されているが、果たして彼は再びコートに戻ってくるのだろうか。願わくば、あと一年、その勇姿を拝ませて頂きたい。

▼マヌ・ジノビリ 2017-2018シーズンハイライト▼

参考記事 : Bleacher Report


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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトの運営に夢中になり青春を台無しにする。大学から渡米し7年滞在後に帰国。三度の飯より四度の飯が好きってぐらいダンクを愛するB型アラサー。

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