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ドワイト・ハワードがまたしても一年で放出、ブルックリン・ネッツへとトレードされる

2018年06月21日
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かつてのスーパーマンがジャーニーマンと化した。

今季ホーネッツでプレーしていた8タイムオールスターのドワイト・ハワードが、ネッツからティモフェイ・モズコフと2018&2021年のドラフト2巡目指名権2枠、更に金額は不明だが金銭でのトレードに合意したとESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー氏が伝えた。

ハワードは来季2380万ドルの高額契約を抱えていたが、ホーネッツはわずか一年で彼の放出に踏み切った。ハワードにとってはここ4年で4チーム目となるが、今季は81試合に出場し一試合平均30.4分の出場で16.6得点(FG55.5%)・12.5リバウンドのダブルダブル、更に1.6ブロックとチームに貢献していた。そんな彼と今季ネッツで目立った活躍を見せられなかった上に2年で3270万ドルを抱えるモズコフと二つの2巡目指名権とのトレードされたわけだが、ホーネッツにとってはあまり旨味が感じられない印象だ。来季のサラリーがハワードからモズコフになった事で800万ドルの節約となり、ラグジュアリータックス領域突入を避け補強が可能とはなったが、翌年にモズコフの契約が残っているのはやはり辛い所だ。それでも放出となったのはハワードがチームメイトから敬遠されていたのが大きな要因と言われている。昨季ホークスからも一年で放出された際はそのニュースを聞いた元チームメイト達が大喜びしたという報道もあっただけに、やはり彼の人間性に何かしらの問題があるのは否めないかもしれない。

そしてそのハワードを抱える事になったネッツだが、彼の契約が来季限りであるため2019-2020シーズンには1700万ドルのキャップスペースが生まれる。つまり2019のフリーエージェントに向けて2人分のマックス契約を結ぶ事が可能となった。ディアンジェロ・ラッセルやスペンサー・ディンウィディー、一年目からインパクトを残したジャレット・アレンなど成長著しい若手が揃うだけに来季オフに良い補強が出来れば一気に東のプレイオフチームへと変貌を遂げても不思議ではない。

ちなみに今回再び一年で別チームに飛ばされてしまったハワードだが、彼は2012年にオーランド・マジックをトレードで去る際にはネッツ入りを熱望していただけに、今回このような形で実現する事になったのは面白い。当時はネッツがニュージャージからブルックリンに移転したばかりで、ネッツの新しい顔となりたいと意気込んでいたようだが、今それだけのモチベーションを保てるのかは謎だ。しかし今季も32歳のベテランセンターとしては十分な活躍を見せてくれた。彼の場合環境次第な面もあるが来季も是非新天地で奮闘し、その存在感をアピールして欲しいものだ。チームメイトからは好かれないタイプのようだが、彼を応援している根強いファンは少なくない。そして私もその一人である。

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▼ドワイト・ハワード 2017-2018シーズン ハイライトミックス▼

参考記事 : ESPN


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About cata.

cata.
96-97シーズンよりNBAを見始め、それがきっかけで中学からバスケを始める。高校ではNBAファンサイトの運営に夢中になり青春を台無しにする。大学から渡米し7年滞在後に帰国。三度の飯より四度の飯が好きってぐらいダンクを愛するB型アラサー。

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