先日ブルズから解雇されていたレイジョンロンドがペリカンズと1年契約を交わしました。
This Just In: Free agent guard Rajon Rondo reaches agreement on a one-year deal with the New Orleans Pelicans. (via The Vertical) pic.twitter.com/TlcD9rAioV
— SportsCenter (@SportsCenter) 2017年7月15日
昨季キングスからブルズへとトレードされ新天地での活躍が期待されたものの、シーズン途中にホイバーグHCが彼を6thマンに下げるなど確執もあり満足の行くパフォーマンスを見せる事が出来なかったロンド。
しかし8位で滑り込んだプレイオフでは1,2戦で目覚ましい活躍を見せ1位のセルティックスに対し2連勝に貢献、惜しくも2戦目で負傷しその後ブルズは4連敗とロンドの存在感の大きさを痛感させられた形になりましたが、それでも改めて若手中心に再建を図ったブルズは彼を必要としませんでした。
今回移籍するペリカンズは昨季かつてキングスでチームメイトだった3タイムオールスターのデマーカスカズンズがシーズン途中に移籍し、リーグ屈指のビッグマンであるアンソニーデイビスとのツインタワーで注目を浴びたチーム。
そこにテクニカルファールが多くリーグ1の暴れん坊とも言われるカズンズとも良好な関係を築いており、バスケIQが高くゲームメイクに優れたロンドが加入するというのはペリカンズが大化けする可能性を秘めていると言えるでしょう。
こちらはキングス時代にロンドが見せた頭脳プレー。最後のポゼッションでカズンズにマークにつかずそのままコーナーに行くよう指示、そしてミルサップのコーナー3を狙っていたホークスはコースを塞がれターンオーバーで試合終了。カズンズもあまり理解していない様子を見せながらも素直に従っている所にロンドへの信頼を感じます。
▼コート上の監督、ロンドの頭脳プレー▼
ペリカンズは元オールスタープレイヤーであるPGのドリュホリデーと今オフに5年契約を結んだばかりでスターターPGの座はどうなるのかという議論が上がっていますが、ペリカンズはロンドとホリデーの2ガード体制を検討しているようです。
ホリデーは元々スコアリングにも長けているので彼がSGの役割を担い、ゲームメイクをロンドに任せお互い得意な土俵でプレーするのは上手く機能するイメージはあります。
ロンドはセルティックスで一流PGとしての地位を築き上げた後、マーベリックス、キングス、そしてブルズと1年ごとにたらいまわしにされている状況ですが、2008NBA王者、オールスター4回、アシスト王3回、スティール王、NBAオールディフェンシブ1stチーム2回、2ndチーム2回の経歴を持つように、凄腕ポイントガードである事は疑いようのない事実。
2015シーズンのマーベリックスと昨季のブルズでは低調なパフォーマンスではありましたが、その間の2016シーズンのキングスでは11.9得点、そして11.5アシストの平均ダブルダブルでアシスト王にも輝いていましたからチーム環境でガラリと変われるプレイヤーです。
ブルズではチーム成績が振るわない中若手チームメイトを批判したウェイド&バトラーと真っ向から対立するなどと言ったオフコートでのトラブルもありましたが、ペリカンズでは心機一転その実力を遺憾無く発揮して欲しいものです。そして新生BIG3となるロンド、カズンズ、デイビスは全員同じケンタッキー大学出身なので、見事なケンタッキーケミストリー?にも期待大です。
With the addition of Rajon Rondo, the Pelicans have a decidedly Big Blue feel pic.twitter.com/mOYR8Go4uz
— Sports Illustrated (@SInow) 2017年7月15日
最後に昨季開幕前に製作したロンドのキャリアミックス動画を貼っておきます。
▼2016シーズンまでのレイジョンロンドBESTプレーミックス▼
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