ヒューストンロケッツが昨年のドラフト二巡目43位で指名した中国の7フッター(218cm)、ジョウチー(Zhou Qi)と複数年契約に合意したと報じられました。
まだ現時点で最終締結ではないですが、2017-2018シーズンにジョウチーがロケッツの一員としてプレーする事はほぼ確定のようです。
中国の7フッターと言えば思い出されるのが今から15年前のドラフトでロケッツから1位指名を受けた殿堂入りプレイヤーのヤオミン(229cm)、その彼に続くビッグマンがロケッツに加入。これはロケッツファン、そして中国のNBAファンにとっても非常に喜ばしいニュースでしょう。
彼はブロックショットやリバウンドに優れているのはもちろん、走力があり3ポイントも放てる器用さを誇るので正に近代バスケに適応した理想的なビッグマン。7フッターでありながらオールラウンドに活躍出来るのは流石ヤオミンを輩出した中国出身といった印象です。ちなみにプレースタイルとしては1999年に中国から初となるNBAドラフト指名を受けたワンジジと比較される事が多いようです。
初めて彼が国際的に注目を浴びたのはトルコで行われた2011 FIBA U-16世界選手権。彼は準決勝の対ドイツ戦で41点、28リバウンド、15ブロックという驚異的なトリプルダブルで94-90の勝利に貢献、更に決勝の対トルコ戦でも30点、17リバウンド、8ブロックと大暴れで優勝、大会MVPを獲得しました。
現在ジョウは21歳のPF/C、中国のプロリーグCBAで新疆フライングタイガースのメンバーとして3年間プレー、2017シーズンにはCBA王者に輝き最優秀守備選手賞も受賞、中国では既にトッププレイヤーとしての地位を確立しています。
NBAで活躍するにはフィジカル面での強化は必須になると思いますが、ポテンシャルは十分なだけに非常に楽しみな選手です。
▼ジョウチー 2015-2016 CBA ハイライト▼
SOURCE : ESPN
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