ドラフト2位指名を受けてレイカーズに入団したロンゾボールが本日のサマーリーグ対セルティックス戦で11得点、11リバウンド、11アシストのトリプルダブルをあげ、34分の出場時間でその存在を遺憾なくアピールしました。
▼ロンゾボールデビュー2戦目 対セルティックス フルハイライト▼
昨日のデビュー戦ではフィールドゴールが2/15と振るいませんでしたが、二戦目となった今日はペネトレイト&ポストプレーからも得点、更に要所で切れ味鋭いアシストも演出しレイカーズの司令塔として確かな手応えをファンに与えました。
そしてUCLA時代には自身一度も達成した事がなかった&2010年から誰もサマーリーグで成し得ていなかったトリプルダブルが大いに話題になりましたが、デビュー戦で「彼のキャリアで最低の試合、しかし常にゲームから学ぶ事はある。次はもっと良くなる。」と発言していた父ラバーボールは、
「メディアは彼のスタッツを見て、トリプルダブルを達成した!と騒ぎ立てる。しかしそれは私にとってどうでもいい事だ。勝たなければならないんだ。負けたら全く意味がない。勝利が全て。ポイントガードはスタッツで測るものではない。勝利して評価されるんだ。」
とコメント。ロンゾ本人も「良い感じだったよ、間違いなく前回より良かった。」と前置きしながら「でも勝利には結びつかなかった。それだけが重要だからね。」と父同様86-81で惨敗した結果からプロとしてプレーする事の意味を再認識していました。
ここ二試合を見た感じですと、シュートフォームが独特ではありますが身体動作は流れるようにスムーズで無駄がない、モーションも最小限と優れた選手であるのは一目瞭然、そしてリバウンドも二桁取っているようにボールに対する読み、プレーの流れをいち早く予測する能力に長け、更に自らフープまでボールを運べるスコアリング能力、そして広いコートビジョンを兼ね備えているなど成功する要素は溢れている印象を受けます。
持ち前のトランジションオフェンスでの展開はもちろん、ハーフコートオフェンスでもしっかりゲームを作ろうとしている姿勢が伺えるので今後の成長がとても楽しみな逸材です。アウトサイドに関してはまだ波が激しい印象ですがUCLAでは3ポイントを4割以上の確率で決めているので徐々に安定してくるでしょう。
父ラバーボールも厳しい意見を投げかけながらも、
「彼は史上最高のポイントガードになる。」
と絶対の信頼を置いています、レイカーズファンも早くもチーム1の人気選手ばりに大声援を送っているので是非その期待に応えて欲しいですね。
▼ロンゾボールデビュー戦 対クリッパーズ フルハイライト▼
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